日本橋探訪(#219)

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 久々の新規店舗が開店しました。

K-AUDIO
 「K-AUDIO」

 6月30日に開店されたK-AUDIOです。(店主のブログはこちら
 某メーカーの音響機器部門を退職され、満を持して開店。

 中古のオーディオ機器の買取および委託を含む販売と、自作支援をされているお店です。
 店内には整備済み(一部改造されたものも)の中古アンプ(CA-1000など)やCDプレーヤー、ターンテーブルなどが棚に並んでおり、自作向けのデジタルアンプ基板等も販売されているようです。LM3886を使用したアンプ基板が置かれていました、
 お店は息子さんと一緒にされていて、ハンダ付けの練習用に組み立てたさせたというTU-870も置かれていました。
 奥には視聴室が設けてあり、じっくりと聴くことができます。

 自作の機器も非売品では有りますが何台か置いてありますし、実際に自作教室を開催する予定との事。ただし、キットのように部品は用意しましたからこの通りに作りなさいではなく、「この回路で自分で部品を集めてケースも自分で選んで自分好みの機器を作り上げてください。そのお手伝いをしますよ。」との事。
 部品の選定、ゼロからの組み立てなど、ある程度ハードルが高いと言えますが、そのハードルを越える楽しみを味わえる人向きと言えます。もっとも全くの初心者でも丁寧に指導していくとのお話も伺いましたのでそれほど心配は無用ではないかと思います。

 店主はずっと自作マニア(だと思いますよ)で、トランジスタアンプ→真空管アンプ→トランジスタアンプとぐるっと一周してきたそうです。オペアンプを使ったプリアンプも製作していらっしゃり、ゲイン0dBのプリアンプが持論だそうです。
 数々の視聴してきたオペアンプがずらっと視聴室に置かれていましたが、最近は定番というか現在最高の評価がある高級オペアンプOPA627に落ち着いていらっしゃるとか。私には高嶺の花なんで清水の舞台から飛び降りる覚悟が無いと購入できません。なにせOPA627BPなんぞはシングルオペアンプで4000円近い値段で販売されており2発載せないとステレオ構成できませんので、必要な金額はその倍に。まあ、真空管や真空管アンプのトランスに比べたらまだ安いんですがね。
 (もっともOPA627はパチモンが流通しているらしくて下手に手を出せないのも実情です)
 その他スイッチング電源のイコライザアンプなど挑戦的な自作品もありました。

 とりあえずスタートしたてのお店。これからが楽しみです。
 ちょっと濃い人たちの溜まり場になりそうな予感がしますが。

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このページは、なんぎが2012年7月11日 12:00に書いたブログ記事です。

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