大丈夫かと思って出発するとやはり例の場所でゲリラ豪雨に遭遇。
兵庫県養父市関宮付近
また一気に降り始めて路が河のように水浸しだった
国道9号を西へ進んで行くと和田山から八鹿あたりまでは良かったのですが、その先の妙見山付近が黒い雨雲で山が覆われた上、山肌が白く霞んでいます。低い雲の状態ではなく明らかな雨。と、思っていたら一気に降り始めて辺り一面が河のように雨水が流れ始めます。
雨具を持って出ていませんのであきらめて近くのバス停の小屋に雨宿り。
小一時間ほど経って小降りになったため雨中走行を強行して出発。関宮のループ橋を通るあたりが一番ひどく、結局びしょぬれになってしまいました。
しかし、但馬トンネルを抜けると雨はほとんど降っておらず。相変わらずこのあたりはゲリラ豪雨遭遇地帯だと思い直します。
ウェアの上下ともたっぷり濡れたため、相当気温が高くなっている平地を走っても蒸発熱で体が温まらず。というか、顔に当たる風は熱いのに体が冷たいという体調を悪くしそうな状態でひた走ります。
国道9号を鳥取の手前で折れて浦富海岸に入り国道178号で西に向かいました。このあたりは山陰ジオパークとして風光明媚な場所が多くあり、ゆっくりと景色を見ながら走るのが楽しいところです。もちろん余所見運転は危ないですから注意してください。
浜坂駅にて
浜坂で一休みしてさらに東へもどり、そのまま海岸沿いの国道178号で余部橋梁へと向かいます。
余部橋梁下
余部橋梁の下の場所は道の駅ができており、結構な人で賑わっていました。
道の駅ですのでお土産品や食堂等が併設されています。余部橋梁関連の展示室もあり、確認はしていなかったのですが余部鉄橋の鋼材等を使ったグッズの販売も予定されているそうですので、コレクター系鉄の人には痺れる物が有るかもしれません。
余部からは豊岡〜出石から国道426号を使って山中を走り、福知山の手前まで向かいます。すでに気温が高く、「うだる(茹だる)」暑さ状態。山の中を走っていても全然涼しく有りません。気温も35℃ぐらいまで上がっています。
福知山からは国道9号をひた走り、瑞穂で国道173号に入って下り、能勢を抜けて大阪まで帰り着きました。帰路、忍頂寺から下りてくる途中で大阪の気温を感じ始め、千里付近では熱中症になりそうな温度です。家に帰ってすぐにシャワーして冷たいビールを飲んだことは言うに及びません。
ゲリラ豪雨さえ無ければ良いのですが、どうも国道9号の通る付近は日中の雨雲発生率は高く、危惧していた通りザアザア降りに巻き込まれてしまいました。
まだ、しばらくこの災難は続きそうで、休みを活用した走行距離が伸ばせないのは忸怩たる想いです。
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