引き続き、AVRマイコン電子工作製作会に参加させていただきました。
製作会会場
共立電子産業 本社1Fセミナー室
製作会会場の様子
ほぼ満員御礼となったがスタッフべったりサポートは変わり無し
3連休のうち2日があたった事から、11時の開始当初はかなり人数が少なかったのですが、昼過ぎから徐々に人が増えてきて結局ほぼ満席となりました。
今回はXBeeを使って無線通信、その制御をAVRでという、かなりハイレベルな製作にトライされている方がいらっしゃいました。
また、その他の参加者の方々ではグラフィック液晶を使いアナログレベルメータの表示を行うベースを作成されてきていたベテランの方や電子ルーレット、モーター制御等様々な目的にチャレンジされています。
基本はAVRを使ってなにか作る。なのですが、何を作るかは参加者次第。皆さん目的に向かってモクモクと真剣に作業していらっしゃいます。デジットスタッフの方によるサポートはもちろん、参加者同士で相互に情報をもちより問題解決をするというのもあり、参加者同士の交流が大切なファクターとなっています。
私の方はというと、前回の製作物はディスプレイ回路の不具合もありちょっと寝かしていて(苦笑)、別の案件にチャレンジすべく製作を開始。自前のOLED(有機LED)キャラクタディスプレイ制御ルーチンの実働(確認)とI2CをAVRで使うことを目指した回路を製作します。
製作中の基板
ヘッダピンが出ている箇所はすべてアナログ対応関連。
今回も100mm幅の基板(TK-52X100)に実装してわけありケースに組み込みを目指します。
プログラムのサイズが2kに収まらないと思われるのでATtiny2313ではなく、28pデバイスでプログラムメモリに余裕をもってATmega328Pをチョイスしました。ATmega168Pでも足りると思いますが手持ちでATmega328Pがあったため使用。たぶん表示系と操作系でかなりプログラムメモリを消費すると思われます。
ゴールは時計つきフィールドモニター。ただし室内使用ですが。
・RTC-4543SAでクロック同期シリアル通信を使って時刻の読み書き
・MPL1152AでI2C経由の大気圧(絶対圧)センサー数値を読み出し
・温度センサーおよび湿度センサーのアナログ値を読み出して数値表示
温度センサーと湿度センサーは何を使うかは選定中です。湿度センサー、以外とデバイスが高額なので、何を使うか本当に悩みます。リニア出力のセンシングがお手軽なタイプはやっぱり高額ですが、値を計算して補正する必要がある安価なタイプは後処理が面倒だったり周辺回路が必要だったりとどちらも一長一短。
RTCのデバイスですが誤差がけっこう大きく、データシートによると最大月差5分程度が見込まれます。時計としてはかなりいい加減と言えるでしょう。
いっその事、NTPで時刻を取得するか(笑)、高精度水晶発振子でカウントする方式に変更するかは作ってから見極めてみたいと思います。
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