湿度センサー

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 誘惑に、負けた〜♪

CHS-GSS
 TDK 湿度センサー CHS-GSS
 TDK CHSシリーズの廉価版
 測定範囲は5〜95%RHである

 実はこのシリーズ、以前に使ったことがあり大変重宝していたのです。ちょっとお高いのですけどね。
 なにせ+5Vを給電すれば10mV/RH%で湿度が出力されます。本当に簡易であればテスターをつなげば1Vや2Vレンジで湿度を直読できる訳です。
 いろいろ湿度センサーを調べてみましたが、外部回路が必要だとか湿度の計算に対数が必要だとか結構面倒のわりに高額なのが湿度センサー。
 このセンサーは素子に抵抗型を使用し、内部にリニアライズ回路まで含まれているため直線性が良く±5%RHと精度の高いセンサー出力を得ることができ、規格化回路が終段にあるため100%RH=1000mVと、湿度の算出のための計算が簡易な点も特徴です。消費電流も0.6mA(MAX)と小さく、ポータブル機器でも運用が可能と言えます。感湿ヒステリシスも0のため、急激な湿度変化があっても正確な湿度の値を出力します。
 今回、簡便さとコストの検討をした結果、ついに誘惑負けて採用してしまいました(笑)。
 容量型センサーで発振回路に対数圧縮回路などを組み付ける手間とセンサー交換時の再調整が不要という点も見逃せません。いや、らくちんですよ、これは。

 ということで、湿度センサーはこれを採用して電子工作製作会で製作中の環境モニタ(フィールドモニター)の製作を進めます。
 測定に際して10bitのフルレンジをどの程度の電圧とするかのためにVREFを決めなければなりません。温度センサーとの兼ね合いもありますのでいろいろと選定・検討中です。たぶんTL431かLM385-1.2/2.5あたりで実装することになりそうです。

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このページは、なんぎが2012年10月11日 12:00に書いたブログ記事です。

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