DACユニットつづき2

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 やっと筐体に収まりました。

DACユニット
 DACユニット
 入力USB_DOUT2706kit -> I2S ->
 DAC_1792_B -> ステレオ平衡電流出力 ->
 I-V・平衡〜不平衡変換 -> 不平衡オーディオ出力(2VRMS

 ぼちぼちしか進まないPCM1792AのDACユニットですが、やっと筐体に納めて電源を接続しました。今回は性能評価まで持って行くだけですので、パネルをいつものように2mm厚のアルミ板から切り出すのを止めて(さぼって)訳ありケースに付属のパネルを加工しました。ハンドニブラでも加工できるのがうれしいところです。

 背面に付けたDIN-5pで±15Vの電源を、2.1φのDCジャックでPC1792Aのアナログ系用電源である5Vとデジタル系用電源である3.3Vを受電します。
 DACの電流出力からI-V変換および平衡〜不平衡変換の基板からのアナログ出力を出す端子の取り付け穴が未加工の状態で、近日追加工の予定。
 サブシャーシに1.0mm厚のアルミ板を使い、基板類をネジ・ナットとジュラコンスペーサーで固定しました。ナットはUSB基板以外は1種を使います。USBコネクタの抜き差しの回数がそれほどあるとは思えませんが、念のためUSB基板だけ3種ナットとスプリングおよび平ワッシャを使って固定しています。

 現状はUSB_DOUT2706kitとDAC_1792_BのI2Sオーディオ信号の結線および、DAC電流出力とI-V変換入力の結線、各電源の分配と接続を2550コネクタで行って確認した状態。
 まだI-Vおよび平衡〜不平衡変換基板にデバイスを実装してのテストは行っていません。電源の接続と、デバイスの各ピンへの電圧の確認まで行った状態です。オペアンプ3つ飛ばすとシャレにならない出費ですから(苦笑)。

 5Vおよび3.3V電源引き込みの基板はPCM1792Aの制御用のMCUを搭載する基板として実装しています。実際に制御と表示を行うMCUの選定は検討中。ピン数と機能的にはPIC16F88で足りますがATMega328Pを使った実装も視野に入れています。
 入力レベルメータ兼用、設定変更・表示を行うための液晶モジュールの四角穴をフロントパネルに開けてあります。今回はOLEDではなく一般的な液晶モジュールを採用しますので、OLED用のルーチンのタイミング設定などを調整する必要があります。
 液晶モジュールを支持するねじがM2なのが辛いところ。手持ちでそんな細いねじの高ナットは常備していないので買いに行かないとなりません(M2になるとジュラコンのネジ付きスペーサーが無い)。

 まずは通電してオーディオ出力がちゃんと出るかどうかまでを追い込みたいと思います。まだ、ちょっとかかりますね、この調子だと。年内に作り終わるんでしょうか(笑)。

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このページは、なんぎが2012年11月22日 12:00に書いたブログ記事です。

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