いつも使っている居酒屋ガレージ謹製のアクト電子で頒布している導通チェッカー、改造しました。
導通チェッカー
旧発音体(左)と実装済みの新発音体
電子工作に無くてはならない導通チェッカーです。いや、ならないはオーバーか。でもあるととても便利になります。
それというのも、テスターの導通レンジを運用するのは結構面倒なのです。電源を入れて導通チェックに切り替える、もしくはロータリースイッチを導通レンジに合わせる。たったそれだけの手順なのですが、電圧を測る訳でもなくテスターを出してきてレンジを合わせてテストリードをあてる。そのためにテスターを使うのは何となく大げさすぎると思うのです。もちろん使用後に電源を切る必要もあります。
それに加えて、「導通チェッカー」そのものが単機能過ぎるので、実際の利用シーンにおいてなかなか痒い所に手が届く機能を持っている手頃な価格の導通チェッカーが無いのも事実。
実際に居酒屋ガレージ謹製のマイコンタイプ導通チェッカーを利用し始めてからはテスターの出番は本当に測る時だけになりました。電源も自動オンで、一定時間経過の後に自動オフしますので電源スイッチすら無いお手軽さでもう、手放せません。
今回は以前に製作したマイコン型導通チェッカーの発音体を交換。居酒屋ガレージさんが代替の発音体を試す(記事はこちら)とのことで、こちらもご協力させていただく事にして、分けて頂いた新しいタイプの発音体に交換しました。やや面積の大きいパターンエリアですので外すのにもちょっとコツが要ります。また、取り付け位置も音出しの穴に合わせないとならないので、こちらもちょっと注意が必要。
とりあえず交換して、テストリードをショートさせて鳴らしてみました。
う、うるさい(笑)。かなり音が大きくなりました。
雑然とした作業環境でも、この音量ならかなり明瞭に認識できる音量になったと思います。
うるさいと思うのは私の作業環境が静かすぎるだけで、夜中の作業でこれを使う時は音出しの穴にテープ貼りしたいぐらいの大きさです。
交換したのは製作会での作業でしたが、部屋中に音が届きます。これはもう、充分以上と言える音量になったのではないでしょうか。以前の発音体だと「どこかで鳴っている?」レベルだったのが、「あそこで鳴っている!」と特定できるレベルに音量がアップしました。
今後は継続使用での経過観察になりますので、じっくりと使い倒します(笑)。
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