大和路快速でたまたま乗車。
221系1次車 クハ221-1
撮影 2013年 2月
117系近郊電車の後継として導入されたのがこの「アメニティライナー」の愛称を与えられた223系電車で、1988年から導入されたのですが、民営化された直後の当時のJR各社に比べて大量増備をおこない、新快速や大和路快速で活躍していた車両で当時、先進的だった3扉転換クロスシートなど先進的な車両レイアウトを導入、座席1席につき1枚の窓に加え戸袋部分にも窓が設置され、高い居住性などから1990年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。
221系 クハ221-1
撮影 2013年3月
大量増備で広く使われたのが幸いしてか、災いか、221系の後続である223系のさらに後続である225系を投入してもなお、旧車両である221系を通常運用し続けています。
現在では新快速での運用はほとんど無い物の、東海道本線(東は大垣まで)、山陽本線(上郡まで)、赤穂線、播但線、福知山線などの阪神方面のほか、湖西線、奈良線、和歌山線、桜井線など広いエリアで、現役活躍中です。
さらに長持ちさせるつもりか、徐々に改造されており、全474両を体質改善などのリニューアル改装を行うとか。
シート地を最新車両の225系の仕様に取り替えられ、吊り手や扉付近の内装なども同様に225系と同じ様式に目立つ物、握りやすい物へ。
トイレを車いす対応の洋式トイレとし、車いすスペースを設置。
出入り口付近の座席を補助席付きの座席に変更。
出入り口上部に電光式の「次駅案内表示器(車内スクロール)」を設置
などなど、最新の225系に劣らない内装・装備へと更新中です。
103系といい、201系といい、205系といいJR西日本は本当に物持ちが良いですね...。
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