駅で見かけるマナー啓蒙ポスター。
座席は詰めて座りましょう
人間も野生動物の一部ですから縄張り意識があります。ただ、普通の動物と違い、理性で集団生活に合わせて極端に狭い縄張りに対応できる様になっているだけなので、全くの他人と肌が擦れ合う状態で密着したく無いというのは本能がそうさせるので理性とのせめぎ合いになります。
列車の座席は○人掛けという設定がされていますが、ちょっと狭めではないでしょうか。特に冬場の衣服がモコモコな状態では絶対に設定人数で座るとギュウギュウ詰めになります。
自然と間が微妙に空いて7人掛けで5人ぐらいが丁度という雰囲気になる時もあります。
そんなとき、微妙に開いた隙間を詰めてきっちり座ればもう一人座る事ができるのではないでしょうか?という、呼びかけがこのポスター。
どいつもこいつも(笑)ふざけた座り方をしています。
しかし一番狭そうなのは左端の茶色のクマ。手を窓側に回しているだけで占有エリアは一番狭い。普通に一人分です。
続いて新聞を読んでいるカエル。左右の人が新聞を見たいなら(笑)ありかと。ただし、見開き全面に広げるのはちょっとやり過ぎです。
ネコは座り方が砕けていて斜め向いて輩の座り方。まあ、気質じゃない雰囲気を出しまくりなので隣に詰めて座ろうとするのは勇気が要りそう。
よくオッサンで見かけるのがイヌの座り方。この座り方をしている人を見ると、あなたは股関節か脚になにか不具合でもあるのですか?と訊きたくなります。まあ、訊いた所で逆切れされるのがオチですけど。
さて、一番悪い奴は誰かというとウサギ。
なぜかというと、これが一番座席占有幅が大きい。手荷物を隣に座らせて、ほぼ一人分をプラスしたエリアを確保しています。往々にしてオバハンが多いのですよ、この手は。
詰めて座って空いた幅は、カバンの占有エリア+αぐらいしかありません。
やはりオバハンの天然迷惑度は最強という結論に(笑)。
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