ぜんぜん自宅で半田ごてに火を入れられていないので参加(苦笑)。
製作会場
共立電子産業 本社1F セミナー室
会場の様子
始まりから少しずつ参加者が増え、午後からはほぼ満席の盛況な状態でした。
今回は両日に渡ってフルデジタルオーディオアンプのキットを作られる方が多数いらっしゃいました。大人気のキットです。メイン基板は完成品なのですが、パネルへの部品類取り付けとそれらへのコネクタ結線のハンダづけなどがそこそこありますので、サクッと1時間で完成〜♪という事にはなりません。当然ですが、配線を間違うと正常動作しませんし、それなりに配線量も有りますので、本体基板完成とは言え、それなりに作りがいのあるキットなのです。もちろん実用的キットなので、使った後はそのままオーディオアンプとして使う事ができます。
他にはFETアンプを2日がかりで作られる方(実際に1日では終わらせるのはかなり大変です)、デジタルオーディオ独立実験基板群を順次作り上げて行き、コツコツとシステムを組み上げる方のほかに、エフェクター基板をFERNANDESのアンプ・スピーカー内蔵ギターであるZO-3(ぞーさん)にディストーション基板と切り替えスイッチを組み込むという野心的な方、他社製キットを訳ありケースにデジットの電源キットとともに組み込む方等、今回はかなり多様な製作対象となっていました。
女性の参加者の方でバックロードホーン・スピーカーシステムに加えてフルデジタルアンプをほぼ1日で組み上げてしまわれるという強者な方も。スピーカーボックスは接着剤乾燥のために2日参加とはなりますが、1日目でスピーカは組み立てがほぼ終わり、フルデジタルアンプも組み上がりで、2日目はチェックと持って帰るだけという状態のかなりハイペースで製作していらっしゃいました。
最近のオーディオの流れとも言えますが、デジタル系オーディオの製作をされていらっしゃる方が大部分で、私の様にロートルなアナログオーディオを作る人は少数派です。
コンテナケースで組み込み
今回の参加者の方の作例ですが、プラスチックのコンテナボックスをケース代わりに使われているのがアイデアものだと感心しました。穴だらけなのでネジの取り付けでも穴をわざわざ開ける必要も無く、側面の端子も既存の穴で取り付け。大幅に試作時の部品の固定が楽になります。またプラスチックなのでケースで短絡の心配も無し。
ただし、弱点となるのもアクセス性の良すぎる所で、自宅で使用時に小さいお子さんがいらっしゃるとの事で、いじられてしまうため、通常のしっかりしたケースに入れる作業をされていました。
毎度の事では有りますが、スタッフの方々の精力的なサポートには頭の下がる思いです。工具類の管理や展示を含めた資材類の陳列・撤収などかなりの手間がかかる上、加工エリアの金属カスの清掃等お世話になりっ放しです。この場を借りてお礼申し上げます。
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