意味を強める時は言葉を重ねます。
「粥粥(KAYU KAYU)」
日本のおかゆと中国の粥(zhōu)は似ているようでチョット違います。
日本のおかゆは米を大量の水で炊くだけの白粥で、味付けは塩味ぐらいですが、中国の粥は出汁で米を炊きますので初めから味がついています。のせる具で味付けすることもありますが、基本はスープで米を炊いた状態です。
中国では共働きで朝が忙しいこともあり、大都市部での朝食は外食が一般的になっていて、朝は店頭売りの店や軽食堂が繁盛しています。朝から食事を作って洗い物をして、という手間も関係して医療ですが。
朝食は粥のイメージが高いですが、実際は包子や小龍包、焼売、粽などの蒸し物系、豆乳と油条(揚げパン)の組み合わせの場合が多いようで、粥の場合は、ベースの粥にトッピングとして味の濃い具材を足したり、その他煎餅(中国式クレープ)に具を乗せて巻いたものや米線などの麺類を朝食にする事もあるようです。
一班的に北の地方は小麦粉ベースの饅頭(マントウ・具が無い饅頭)や麺などが、南の地方は粥や米線、餅米入りの焼売などが好まれるようで、中国の朝食=粥というのは限られた地方でのイメージで、中国全土が朝食には粥という事はありません。
多分、日本で展開する際にイメージ作りをしたのではないでしょうか。
「粥:かゆ」ですが、関西では例によって「おかいさん」と「さん」付けになります(笑)。
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