大阪人はセッカチだと良く言われますが。
券売機硬貨投入口(JR西日本)
券売機硬貨投入口(大阪市営地下鉄)
駅の券売機でいつも思っていたのは私だけではなかったようです(苦笑)。
硬貨投入口は、一枚ずつ丁寧にゆっくり入れないと硬貨種別を認識せず、返却口へ戻されてしまう事もたびたび。急いで乗らないと列車に間に合わないという瀬戸際の状態でも、お客の利便性よりも機械の都合を押し付けてくるのは止めてくれ!と、思っていた方も多かったのでしょう。だいたい一枚一枚、ゆっくり投入するというのを強いられるのは、いらちの大阪人には向いていません(笑)。
大阪(関西圏)の券売機は硬貨投入口がご覧のようにスリットではなく、複数枚をまとめてダダダッと流し込めるようにできています。たぶん、関西発で全国に広がったと思いますが、大阪でフィールドテストをしてから全国展開したのではないでしょうか。
この券売機が普及したおかげで180円とかの切符を百円玉+十円玉つかみ入れという技が使えるようになり、小銭処理に大変貢献してくれています。
必要は発明の母と言いますが、大阪基準が全国展開するのは鉄道領域では多いようです。自動改札機も大阪人の歩行速度で処理して通過できる速度を目指したそうですから...。
いらちで無い人も、これは便利だと思いますよ。
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