作りかけのまま放置していた物があり、参加させて頂きました。
製作体験会会場
共立電子産業 本社1Fセミナー室
会場の様子
自宅の工作部屋が運び込んだ物であふれかえり、まともに使えない状態なので意を決して完成すべく参加。
デジタルオーディオユニット
やはり定番のフルデジタルアンプを製作される方が必ずいらっしゃいます。人気キットですね。また、デジタルオーディオ独立実験基板を組み合わせて製作される方も。こちらも併せて人気の製作メニューです。今回、持ち込んでこられた方はノイトリックのUSBコネクタを使い、筐体内のUSB接続を高級オーディオ用USBケーブルで結線されるという凝り様。
製作途中の電流帰還アンプ
ビット・トレード・ワンのAD00026キット
他に最近発売になったビット・トレード・ワンの電流帰還アンプキットの製作をされる方が複数。一般的な電圧帰還型(VFB)アンプと違い、電流帰還型(CFB)アンプはスピーカーのインピーダンス変動に左右されない手法で、原音の高忠実度(Hi-Fi)再生に有利と言われています。もっとも、スピーカー側は電圧駆動で動く事が前提ですので想定している駆動方法と異なるので結果的に良い音(Hi-Fi)になるのかどうかはよく解りません。
PAM8202使用ヘッドホンアンプ
さらに今回多かったのがヘッドホンアンプ関連(私もその一員ですが)の製作をされる方がかなりの数に上がっています。ハイエンドヘッドホンアンプ(改)で最初からグレードアップ部品で組まれる方、PAM8202(2W+2W)をユニバーサル基板にディスクリートで組上げてプラスチック筐体に組み込んでポータブルヘッドホンアンプにする方などなど。
すてきな筐体のスピーカ
参加されているお客さんが持ってきてくれたのがこれ。
ウッディな雰囲気満載のスピーカーセットにオーディオ機器の数々。特にスピーカーはギターのボディを模した装飾がされていて、どれだけの手間がかかったのか想像できません。
今月のフライング
今月の先行して展示されていたのがこちら(試聴もさせていただきました)。ベースはステレオプリアンプ30倍基板をベースに、コンデンサと抵抗をハイグレード品で実装。9V電池でそのままヘッドホンアンプとして使える改造キット。抵抗はすべてDALEに、電解コンデンサは音響用105℃品に、パスコンは15μFの積層セラミックになっています。
実装されていたオペアンプはMUSES 8920でした。
この30倍アンプ基板ベースの改造ヘッドホンアンプはキット化して近々発売されるそうです。
今回もすばらしいスタッフの方々のサポートおよび会場の設営・準備と後片付け・清掃まで大変お世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。