なんぎ: 2005年3月アーカイブ

PICSTART Plus

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 16F648Aは秋月電子で10ヶパック2000円(@200円)とかなり安いこともあり、A/Dを使用しなくて良い場合の私的電子工作では標準的に使用するチップとして定着したのですが、当初は大変でした。(16F84Aを使えば良かったのでしょうが)
 まず、Microchip純正のプログラマPICSTART Plusが、このチップに初めから利用できた3.x系のファームウェアでは非対応でプログラミングできないうえに更新されなくなってしまいお手上げ状態に。さらに新しいファーム4.xに対応するプロセッサを含めたPICSTART Plusアップグレードキットが米国Microchipサイトの通販では日本以外にしか発売されず、日本で入手できない状態が続いてさらに追い打ちです。たしか秋月のプログラマキットもしばらく対応できていなかったと記憶しています。PICSTART Plusでなく、ICD2を買えば良かったかもしれないと、相当悔みました。購入して半年位の話でしたし、ファームウェアアップグレード時のための17C44の窓付きデバイスも買っていたせいもありかなり沸騰状態になっていました(ファームのアップグレードは3.00から3.11へ1度行ったので役にはたったのですが・・・)。

 当時、中国と仕事で密接に連絡を取っていましたので、取引先の人に現地の法人か代理店にアップグレードキットは入手できないか調べてもらい、代理購入してもらった上で来日する用事がある際に持ってきてもらうという、かなり大回りな方法で入手を画策。その甲斐あって、国内で発売されるより前に入手できて金額的にも安かったので大変助かりました。おかげで私のアップグレードキットの箱も中身も中国製です。晴れて16F628Aと16F648Aはプログラミングできるようになりめでたしめでたし。

アップグレードキット外箱
 中国経由入手のアップグレードキット
 貝能科技(BURNON TECHNOLOGY)製 PICSTART UPGRADE BOARD

アップグレード基板アップ
 アップグレード基板
 裏側に18F6720と元のPICがつながるソケットが実装されている。
 左端にISP用のコネクタ用と思しき配線。
 なぜか基板に焼け焦げたあとがありますが、動作に支障ないようです。
 プリントパターンは米国版と少し違うようです。

 現地で注文すると作ってから出荷という受注生産品だったらしく、それなりに待たされたようでした。現地価格300元(280元+送料20元、日本円だと4000円位)で、いくら経済状況の良い上海と言えどもそれなりな高額商品で、手間も考えると個人的にお願いしたので苦労をかけたと思います。この場を借りて改めてお礼を言わせて頂きます。

 微妙にファームがMPLAB IDEのバージョンアップとともにバージョンアップし、秋月のPICプログラマーキットver4でも非対応のデバイスが利用できるのでうれしい限り。
 ただし、PICSTART PlusではダメでICD2でしかプログラミングできない18F系のデバイスが多いのが難点でしょうか。

 しかし、PICSTART Plusを開封し、ボードのソケットから17C44を外して紫外線消去して、新しいファームのHEXファイルを読み込んでプログラミングする手間からは解放されたのは、かなりうれしいですね。ただ、ICD2は元からこの状態だったので、今でもPICSTART PlusにせずにICD2にしておいた方が良かったという悔恨の念は捨てきれていません。

趣味として復活

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 なにを今更…かも?
 ずっと購読していたトランジスタ技術で、1999年頃からPICと言うマイクロプロセッサが掲載され始め気にはなっていたのですが、2002年の11月号に掲載された『PICツールボックス』で今まで種火だった状態が点火されてしまいました。
 これなら自宅でもごそごそ電子工作の趣味が復活できそうだとの確信を得てから、まずこのツールボックスを作成し、環境を整えて、組み込みプロセッサの世界に入ろうと思い立った。

 しかしながら道は険しく、実家に置き去りにしていた工具類や部品等は全て処分されてしまっていたので半田ごてを初め、全てを一から徐々に揃えるところから始めなければなりません。半田すら無い状態で電子工作もなにもあったものではありません。また、ハンダ付けも10年以上やっていなかったこともあり、簡単なキットから『慣らし』を始めて徐々にカンを取り戻す事をしました。
 工作機械や工具類も無いので、卓上ボール盤、リーマー、ヤスリ等の工具類からネジ・ワッシャ類などの小物機械部品まで。ドライバ、ワイヤストリッパーやニッパーに至るまで揃えるなにやら遠大な計画になってしまいました。

 当然抵抗1本、コンデンサ1つにしても手持ちの部品が全くありませんので、徐々に買いそろえ、都度毎回日本橋へ行く手間を徐々に減らすようにしました。よく使うトランジスタやLED、炭素皮膜抵抗は秋月の通販でまとめ買いし、ストックしています。

 私の会社の社長のご好意で、先のツールボックスのメインユニットのパネルを加工して頂き、中身の工作に移り、スイッチング電源ユニットや配線材や端子類等も含めて何度も日本橋へ足を運び、検討して、参考にさせていただいたツールボックスの私仕様を作り終わったのは2004年の2月頃。思い立ってから1年以上かかってしまいました。

 おかげで電源は正負電源が必要でない限り、十分な範囲で使える上、PICのライタまでユニットにビルトインしているので一通り完結でき、元の作者の小田島さんのおっしゃる通り快適です。持ち運びできるのが最大の強みでしょう。自宅据え置きには無いフットワークで使えます(実際に出張中のホテルで時間を持て余す時に使いました)。

作業台全景
 作業台全景
 左にあるのが自作ツールボックス。キーボードの奥に積んであるのがパーツ類。

 その他の部品類のストックも徐々に買い足しを行い、そこそこ自宅に居るだけで完成までもって行けるようになったのはつい最近です。あとはコンデンサ類を買い貯めるぐらいでしょうか。小物はそこそこ充実してきました。

 作りたいリストが増えてきて、なかなか時間が取れずに作成まで手が回らないのが現状の問題点です。

突然入手

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 (入手したのは2004年11月末だったけど)
 ここ10年位の間に単車に乗ったのは・・・??と、わからない位乗っていない。
 もう、乗り始めて4ヶ月ほどになるのだが、私の会社の社長が乗っていた単車を「乗るならあげる」と、言われ2つ返事で頂いた。陸運局に名義変更しに行った(初体験。いままで陸運局に自分で行った事が無い)。
 手渡されるまで、何ヶ月か放置されていたので、その分、ご機嫌がナナメである。

 頂いたのはSUZUKI Bandit 400 (GSF400K/GK75A) 。初年度登録は平成2年(1990)と言うからかなりのご年配マシン。もらった時の走行距離は10800km位。元オーナーは通勤で1日100km近く走る・・。入手はバイク店で中古購入だったそうなので、それまでの状態は不明。

●思っていた以上に速い
 400ccマルチは初めて。以前はVT250F(MC08)に乗っていたので、パワーバンドの高回転域にある時は明らかに危ないと感じます。こっちの反応が遅いせいがあるけど、町中でこんなに回して高出力いらんでしょ?え、いるの?パワーバンドに入っているとワインディングではラフなアクセル開閉できないよこれ。

●燃費が悪い
 市街地走行だと良くても16km/L程度、おおむね12〜14km/Lです。乗り方もあるのでしょうが、車と変わらん。ツーリングに出たとしたら200km強走行でガソリンを入れないと心配そう。

●足つき性良し
 非常にシート高が低いので、停車時にかかとを付けても私は膝が曲がります。身長が150cm台の人でも大丈夫そう。

●キズ・サビや不調部分
 中古ですから文句は言えません。ここを改修してきれいに仕上げてゆくのが中古車の醍醐味で楽しいのでしょう。
 いままで気付いたのは
 ・フロントブレーキに多分エアーが入っている。フルード量も減っている?
 ・リアブレーキをかけるとブレーキランプが点灯し続ける(直しました)
 ・フロントフォークのさび(水ペーパーで磨いて均しました)
 ・タイヤが良く滑る(放置中に劣化したのかも)
 ・たまに2気筒や3気筒になる(ある程度走行していると直るみたいです)
 ・起動時に何かが噛んで、そのままでは始動できなくなる時がある(慣れました)
 ・多分、転倒した過去があるので、左ハンドルが下がっている
 ・ヘッドライトバルブがすぐ切れた(換えてからは大丈夫です)
 ・リアブレーキのディスクがヤバそう(だいぶ減っているような気が・・)
 ・単車は洗車しない人だったので汚い(徐々にきれいにする楽しみアリ)
 ・いろいろ外さないと整備できなさそう(VTより整備性が悪いと思われる箇所多し)

 スズキの単車はエンジン音に特有のシャリシャリとした高音ノイズが耳についていたので自分で購入する時は同じスズキでも違う車種か、他のメーカーだったろうと思う。
 でも、兎にも角にも乗り始めた限り、もうダメになるまで乗り続けるのが私の信条なので、徐々に手を入れたり、改修してゆき、しつこ〜く乗り続けるだろう。まだ、自分の思っている限界まで乗りこなしてないし。車検があるのが痛いが、ユーザー車検に挑戦すると言う楽しみもあるんで、それはまたそれでなんとかなるだろう。

オーナー会があるらしい「BANDS!

始めた

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 サーバー側のシステムのテストも兼ねてblogのソフトをインストールして、私的に利用させて頂く事にした(笑)。全く個人の戯れ言を残すだけのブログです(まさにブログの用途そのもの)。

 私の担当の開発製品にFIRSTPUTと言う情報配信対応カレンダーソフトががあり、これに「パシャ!日記」という携帯メール取得機能が付加されています。
 詳しい事は以下のURLで見てください。
 FIRSTPUT http://www.firstput.com/
 パシャ!日記 http://www.pashani.com/
 上記サービスは現在どちらも終了しています。

 このソフトの良いところ(パシャ!日記機能)は携帯から送ったメールを直接PCで取り出し、発信日ごとに振り分けて整理してくれる所です。ブログで写真を載せたい場合、その日に取ったデータが、送信した日付の枠に振り分けられるため利用する時に「何時の写真だっけ?」と悩む事が無くて済みます。取り出したらあとはブログ向けに調整してアップすれば、公開できる写真日記の出来上がりです。いや、こいつは便利だ(笑)。開発した人間からの宣伝文句でなくホンネですよ。
 気軽に撮影してPCで取り出し、公開用に利用する。う〜ん、これは企画時には気付かなかったな。ブログで流用するなんて(ってブログがはやり始める前に仕様を決めたのもあります)。

FIRSTPUT画面
 こんな感じに送信日付ごとに勝手に振り分けて、メール本文まで入れてくれる。 (スクリーンショット)

 まず、ブログをいじってシステムを理解し、カスタマイズ等に対応できるようになり、仕事につなげつつ趣味の領域で遊ばせて頂く。な〜んて甘い事を考える訳ですが、一応目標です。
 特に表記をしていない限り、画像は全て携帯電話で撮影したものを利用しています。

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