なんぎ: 2005年6月アーカイブ

 いままで、MXRのタイプのケースであるHAMMOND #1590Bを使用して作ってきましたが、いかんせんユニバーサル基板で製作しているため基板サイズが大きくなりがちなのが難点です。

TD9-12-4N
 TAKACHI TD9-12-4N

 エフェクタ作りの動機として最初に掲げていたのがBOSS OverDrive OD-1の復刻版の製作です。もちろん当時の部品等は手に入りませんので、代替品や現行品で置き換えをして・・です。
 助走段階で他のエフェクターを作って、いろいろと製作時のノウハウを蓄積してからOD--1の製作に取りかかろうと基板の設計をしているとどうしても基板サイズが#1590のサイズに収まりそうもありません。プリント基板をおこせば絶対に入るサイズである事は確信していますし、被服線を使ってハンダ面にジャンパ配線すれば、コンパクトにまとまりそうなのは分かっているのですが、あえてピン間0本ルールでユニバーサル基板で組む事にしました。
 そうなると、一回り大きい目のケースという事になっってしまい、TD9-12-4Nとなりました。HAMMONDのケースでも良かったのですが、思ったちょうど良いサイズがなかったのと、TAKACHIの自社品に比べると割高な点もあり、OEM品ではないダイキャストケースにしました。

 現在はとりあえず、部品類は収まりそうなのでレイアウトやデザインを考えている段階です。ケースは鏡面仕上げの無塗装にするか、やはりOD-1なので黄色く塗装するか悩んでいます。
 今回は基板上に可変抵抗を単線でマウントするいままでのやり方を踏襲せずに作ろうと思っていますので、基板の置き方/固定の方法なども悩みどころです。BOSSの筐体の場合、スイッチや可変抵抗器等はかなりクリアランスのある箇所に取付けられており、基板上の部品高さにあまり気遣いが必要ありませんが、こちらは入出力ジャックやフットスイッチ等の部品が納められない空間が多いためそこらあたりまで、気遣いが必要です。
 しばらく悩みつつ製作にかかる事にします。

※OD-1の回路についてのご質問はご遠慮ください。ローランド社の回路の著作権および工業化所有権などもあります。趣味で製作しておりますので製作物の譲渡/販売や回路図等の公開などは予定しておりません。ご了承ください。

 秋葉原では「マルツ、マルツ〜」というキャッチの入った店内放送が流れているチェーン店の日本橋進出店舗です。

マルツ日本橋店
 マルツ電波パーツ館 大阪日本橋店

 このマルツ日本橋店でやっと、秋葉原に置いてあったりするパーツ類がそのまま店舗で入手する事が出来るようになりました。店内には整然としかし圧倒的な種類数がみっちりと置かれています。半導体類も全てセルフで集めて会計する方式で、ヒマな時はじっくり部品棚をのぞいてみる事も可能です(笑)。

 日本橋では取り扱いが無かったり、扱う店舗の少ないメーカー品だったりパーツ類が入手出来るのでその点で非常に重宝しています。また、なぜか秋月電子のキットも販売している・・・
 他の日本橋の店舗にも置いてある商品でもあそこが安いとか、ここが安かったり、とする物もあり、日本橋の買い物巡回コース(笑)に入っています。
 店頭に放出品が置いてあるので、それも要チェックです。

 大体散策する楽しみの一つ?として、求める部品や部材類が他の店舗ではどんな値段で販売されているか比べて、一番安い店で買うのがアマチュア工作家の買い物です。なにせ「お小遣い」と言う貴重な資源を投入して作る訳ですから1円でも安く買いたい!と言うのが本音です。
 不思議な物で同じ品番のパーツでも共立電子の店舗群ですら価格が違い、言わずもがな他のパーツ店を一回りしないと一番何所が安いか判らないので、とりあえず一巡してから買う場合が多くなります。最も「この部品はあそこがあの値段だった」と記憶している場合は、初めからお目当ての店で買う事になるのですが、買った後で他の店で特売品で出ていたりして悔しい思いをする事もあります。

無理しないで

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 郵政民営化前提で、宅配便などのとの競争できる商品を提供しようといろいろと新しい商品が出てきています。まぁ、いつものごとく現場を無視して体制ができていないにもかかわらず「あしたから○×をとりあつかいます。」と、突然通達がまわったりするのですが。

【はいらないんですが】

客「すいませんが、ポストに入らないんですがどうしたらいいですか?」
局「ポストに入らないほど大きい郵便物ですか?」
客「郵便局で買ったときにはポストに入りますっていわれたんですが。」
(まさか小包入れているわけではないよな?)
局「どういった郵便物でしょうか?」
客「なんとかパックって言うてはりましたけど。」
局「ゆうパックでしょうか?小包でしたらお近くの郵便局でお持ちいただくか、電話していただければ集荷にあがりますが。」
客「小包とはちゃうねん。封筒みたいな奴にやね、いれて出すやつやねんけど。」
局「エックスパックですね。ポストに入る大きさにできておりますので、大丈夫なはずなのですが、入りませんか?」
客「(うしろでガチャガチャと音が聞こえる)入り口にひっかかって入れへんねんやわ。」
局「それでしたら、無理に入れて頂くとお送り頂く内容物が破損したりする事も考えられますので、郵便局までお持ち頂くのが無難だと考えられますが、いかがでしょうか?」
客「買ったとき、どこのポストからでも出せますと言われてんけどなあ。」
局「申し訳ございません。集荷もしておりますが、お急ぎでしたらポストに入らない郵便物の場合はお近くの郵便局にお持ち頂くのが一番早いと思われますので、お願い出来ますでしょうか?」
客「うん、わかったわ、持って行かせてもらうわ。」
局「お手数ですが、よろしくお願い致します。」

 「EXPACK(エックスパック)500」という商品がありまして、全国一律500円で切手不要の先払いの封筒状小包みたいなものです。厚紙で出来た専用封筒に宛名を書いて送りたい品物を入れて、封をすればどこのポストからでも出せ、基本的に翌日配達で配達をしてくれるので大変便利です。重さによっては小包よりもお得な場合もあります。
 翌日配達を希望する場合は、郵便局に出しに行くか集荷してもらうのが確実です。ポストの場合は、当日最終の収集が終わった後で投函されると翌日朝一番の収集で処理が回りますので、翌々日に配達になってしまいますので注意が必要です。
 また一般郵便と同じ扱いですので、小包と違い損害補償枠が殆どありませんので、貴重品や壊れたり紛失したりした場合に困る物を送るのもしない方が良いでしょう。

 さて、電話のお客さんですが、ポストに入らない位の量を封筒に詰め込んだか、かなりかさ高い大きさの物を入れたかでしょう。ポストに入らない位ギュウギュウに詰めて送るのは無理がありますね。上記の会話文には入れていませんが、電話口では話している口調に「うんしょ、こらしょ」と一生懸命押し込もうとしている状況だったそうです。
 窓口でポストに投函も出来ますと言われたのであれば、ポストに入らない大きさであれば入らない方がおかしいと考えて、電話してくるよりもポストに入る大きさにするか郵便局に持ってきてくれれば良いのですが、焦ってらっしゃったのかその考えに至らなかった様です。一応EXPACK500の全国サービス開始時に対応ポストへの交換が進んでいたはずです(一部地域等を除きます)。

 ただ、大阪中央郵便局はJR大阪駅の環状線等から見える位置にEXPACKの壁広告で「詰め放題」の宣伝文句が一時期あり、これはかなり誤解を生みそうだと感じていました。決して詰め放題ではないのですが・・
 重量制限も30kgとかなり大盤振る舞いですので、正直な話、鉄板を四角く切って30kgの重さにしてEXPACKで送るのもアリと言う事です(これを実行すると鉄板がA4サイズであれば厚さ6cmまでOKです)。もし、こんな事をされると、困るのは配達員ばかりです。もうちょっと現場の状況を考えて商品設定したらどうでしょうか?30kgのEXPACK10個到着すれば、300kgありますよ?だれが局内で運んで、それを実際に配達をすると思っているのでしょうか?どう考えても無理がある気がするのですが。
 「EXPACK3個お届けに上がりました〜!」って90kgの荷物です。おかしいでしょ?

しっぽく

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 うどん屋に入ってメニューを見ると「しっぽく」と書かれたメニューを見かける場合があります。これは長崎の「卓袱料理」と同じなのでしょうか?

しっぽく
 しっぽくとおかめ(うどん)
 大阪では通常は「しっぽく」も「おかめ」も「うどん」のみで「そば」は無い

 先のちゃんぽんと同じく長崎出身は人には「卓袱」と同じ発音なので迷惑なメニューでしょうが、讃岐地方でも残っている郷土料理メニューにも「しっぽく」は見ることができます。
 大阪の「しっぽく」は中国式料理ということで長崎の「卓袱」から来ているそうで、本家の引き写しのようです。しかし「うどん」となった段階でもはや関西メニューへと変改していると思われます。

 讃岐地方のしっぽくうどんは、大根、人参、里芋、ごぼう、椎茸、油揚げ、鶏肉といった具が入ったうどんです。しかし大阪の卓袱は少し異なり、かまぼこ、しんじょう(あんぺい)、鶏卵の厚焼き、しいたけ、葱などが入っています。守貞漫稿によると「焼鶏卵(厚焼き玉子)、蒲鉾、椎茸、くわいの類を加える」とあり、かなり歴史の深いメニューのようです。

 しかしながら「しっぽくうどん」は絶滅寸前のようで「おかめそば」のうどん版に取って代わられてしまったようです。 「おかめうどん」も似たようなメニューで、厚焼き卵、椎茸、ほうれん草、かまぼこが具として入っているのが基本の様で、似ていなくないとも言えませんね。

 ほとんどの店舗で見かけなくなった「しっぽく」ですが、メニューに見かけた場合は注文して体験してみてください。決して五目うどんではありません(笑)。

[参考文献]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 シッポク(名)の項の記述を参照

 日本橋に久々に徘徊する時間が出来ましたので、回ってみるとシリコンハウス共立で棚置きの新商品としてこんな物を見つけました。

2SB415
 2SB415(TOSHIBA)

 在庫限りとのことでとりあえず2ヶ購入しておきました。これでゲルマニウムトランジスタを使用したエフェクタを作る事が出来ます。自作エフェクタが流行してくれているおかげで店側もこのような商品を並べておいてくれるようになったのでしょうでしょうか。
 ミュージシャン系でどう見ても電子工作が趣味とは見えない(失礼!)方も電子部品店で良く見かけるようになりました。エフェクタを自作するというのは物を作る事を体験出来るのでモノ作り意識の底辺を広げるために大変良い事ではないでしょうか。
 これが一過性の流行でない事を期待します(メーカーには迷惑でしょうね)。

 2SB415の諸データ(参考)
・VCBO < -35V
・VEBO < -6V
・Ic < 1A (Pc <200mW)
・hfe 40〜180(かなりばらつきありか?)
・外形EIAJ TC-1
 メーカー代替指定は2SA950(ただしこちらはシリコントランジスタ)
 海外のサイトでは$2弱程度で入手出来る様です。

 しかし、懐かしいパッケージです。2SB54/56を使っていたころはこのパッケージでしたね。しかもゲルマニウムトランジスタは熱に弱く、ハンダ付けがへたくそな当時はよくパァにしたものです。もったいないことを平気でしていたと思います。今思うと当時の小遣いで半導体を日本橋に買いにくるのはやはり相当勇気と思い切りが要りましたので、悔しい思いをしていたのでは無いかと思います。
 その後、2SC372→2SC945→2SC1815と定番トランジスタは変遷してきましたが、ゲルマニウム半導体はシリコンに比べて温度特性が悪かった事もあり、ゲルマニウムダイオードの1N60ですら、廃品種として日本ではライセンス生産もしていません。今やゲルマニウム半導体生産は海外のみとなってしまったのでしょうか。
 それに比べて海外とはいえ、真空管は同一型番の製品が作り続けられており、昔の製品の再現性と使用真空管の入手性は雲泥の差があります。
 これもゲルマニウムの高純度単結晶を作ると言うことがコストに合わないからでしょう。真空管は電子部品といえども機械製品に近い物がありますので、半導体製品のように単結晶を作る行程が不要な分、生産に着手しやすいせいもあると思います。

真空管再び

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 件のEL84ですが、店主にご無理を言って6BM8に交換して頂きました。EL84/6BQ5でギターアンプを作るのは先の話になってしまいました。複合管だけあって6BQ5より高額なため差額が生じましたが、差額分の追金でご対応頂きました。
 私の確認不行き届きにも関わらず、かなり時間が経過した購入者の無理に対して丁寧にご対応頂きまして感謝の至りです。東京真空管商会のご店主に、この場を借りてお礼を申し上げます。

6BM8ペア
 electro-harmonix 6BM8

 さて、前回購入してから時間が経っていますが、TU-870を使っている時間があまり伸びていません。夜中に帰宅し作業する段階で音を鳴らせないせいもありますので、20時間位しか音を出している時間が増えていません。とほほ。この有様では慣れてくるまで何年かかる事やら。

測定データ
 測定データ
 やはりそれぞれに測定データが記載されている。この打ち込みをするだけでも大変だと思う。

 東京真空管商会では販売する管球に対して自己の厳しい目を持っておられるので、出荷する真空管は全て測定されていると以前にも書きましたが、まさにそのとおりで、今回入手したものにも測定データが付いていました。

 無線と実験(MJ)誌、管球王国など真空管アンプを記事として継続して掲載し続けている雑誌にも敬服しますが、それとて真空管の入手先が確保されていなければ読者も製作出来ず、単なる自慢記事にしか過ぎません。国内で、特に関西での有力な入手先としてこれからも東京真空管商会さんにはがんばり続けて頂きたいと思います。

FUZZ完成

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 とりあえず組み立てていたRedFuzzの完成をしました。やっぱりベースの高音でもよくわからない。なんとかしなければなりません。

RedFuzz
 完成したRedFuzz
 オリジナルの製作プロジェクトはこちら

 基板実装篇筐体加工篇と引っぱってきましたが、とりあえず完成しました。
 内部配線はAWG28とちょっと細めですが、KYOWAのUL1429耐熱電線で行いました。少々長く半田ごてをあてても被服が溶けたりしないので安心です。

 回路はオペアンプにLF351を使用。オフセット調整端子をオープンにしたままで、内部回路のオフセットにまかせているようです。フィードバックの部分にダイオードを使用してクリッピングを行う典型的な回路がベースになっており、出力はJFETの2SK30ATMでのソースフォロワ出力となっています(オリジナルの回路は2SJ201です)。
 クリッピングダイオードが赤色LEDのFUZZなのでRedFuzzなのでしょうか。

 調整ボリュームは左上が音量、真中がトーン調整、右上がインテンシティ(多分歪みの度合い)と、なっています。

 筐体を真っ赤に塗ったので3倍高性能かもしれません(なんのこっちゃ)。
 件のベースのオーナーに見せると「ポストみたいや。」と言われてしまい、郵便マーク(〒)を入れるか・・と考えています。名前もポスト君1号とかにして・・(笑)。

 先日の日曜(6/19)は世間的には父の日だったようで、どこでも父の日にあやかって色々な商品やパッケージ類等を店頭に置いていました。

【父の日】

客「父の日ゆうパックたのんでんけど、まだ届いてないみたいやねん。どうなってんの?」
局「第3日曜日の父の日前後1週間の期間を頂いてお届けさせておりますが、お申し込み時にその記載はございませんでしたでしょうか?」
客「え?父の日って第3日曜日?」
局「はい、第3日曜日になっております。今年は6月19日という事になります。」
客「しらんかった・・。19日なんか。わかったわ。ありがとう。」

 いやはや父の日が何月何日なのか知らずに父の日ゆうパックを頼まれていたようです。このような商品は全国向けの発送を一斉に同時に掛ける事が無理なので、その対象日付前後1週間程度をお届け日に設定している事がほとんどです。

 季節の行事等に合わせた商品は「イベントゆうパック」という一群の商品でして、母の日、こどもの日、敬老の日などのカレンダーに合わせた商品が多くあります。バレンタインデーも当然あります。

 しかしながら、このイベントゆうパック、本務者に取っては悪夢のような商品で、郵便を取り扱っている郵便課、集配課以外の貯金課、保険課、総務課の人に対してもノルマが与えられ、「一人○個以上の注文を取る事!」と言うは易し、行うは難しの事を上の方から一律に平気で通達がまわります。
 周囲に義理でも注文を取ってくれる人が居ない場合は、自分で注文するというなんとも懲罰状態のような事までしてノルマを達成しようとする場合もある様で、同情してしまいます。ま、平時の無理を通している事を考えると一時的な同情に過ぎないですが(笑)。

 イベントゆうパック商品は総じてやや高めの価格設定(当然送料込み)になっているせいか、受注の件数があまり上がらず、バレンタインデー等で男性局員が何個も自分で注文する姿を見ていると哀れな感じもします。無理して注文を自分で自分宛に取ったとしても本当の意味のマーケティング成果とはかけ離れているので、次回の商品企画に生かせているかどうか疑問です。

 「なんとかの日ゆうパックが届かない!」と叫ぶ前に、申し込み時に商品のお届け期間がしっかりと明記されているか、また、その期間内に届いていないかぐらいは確かめてから電話しましょう。
 それを過ぎても来ない場合は、宛先がきっちりと書かれていなかったかどうかも確認しましょう(注文主が自分でない場合は、差出人に確認を取ってください)。
 自分の不備が見つからない状態で始めて、郵便局に文句を言ってください。なんでもかんでも郵便局のせいにする前に自分の落ち度が無かったかしっかり確認してから怒鳴り込みましょうね(笑)。

 見た目はジャンク屋さん?いいえ違います。ケーブル類全般を取り扱っている三重電業社です。

三重電業社
 株式会社三重電業社 日本橋店舗

 電材一般の三重電業。昔に日本橋に部品・部材を買い出しに行く時にケーブル類はまずここに行って聞いてこいと言われました。秋葉原ならオヤイデ電気みたいなものでしょうか。あらゆるケーブル類、結束線、熱収縮チューブ、エンパイヤチューブ、コルゲートチューブ等のケーブル関連材などが店舗にと所狭しと置かれています。
 店舗に置かれているのはほんの一部。実際は倉庫にも多くのストックがあり、店頭に無くても倉庫にあれば持ってきてくれます。特に100m巻きなどの長巻きケーブル等は店員さんに頼めば在庫がある限りすぐに持ってきてくれます。

 配線材の他、オートメパーツ、トランス、アンテナ、電球なども店頭で販売されています。最近流行の「アーシング」向けのケーブルもそれ用の圧着端子も同時に入手出来ますし、ギボシ端子などのその他の車向けの電材も店頭で入手出来ます。

 とにかく、ケーブル間連の事ならまずここに行ってみて無いかどうか確認でしょうか。無ければ店員さんに聞いてみましょう。いつも忙しそうにされていますが、それにも負けず親切に応対してくれるでしょう(取り扱いが無い物を聞かれた場合は「あぁ、それは無いわ」と残念そうに言われる事もありますよ)。

風が吹けば・・

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 ことわざに「風が吹けば桶屋が儲かる」というのがあって、落語のネタだったとおもうのですが、要は森羅万象なんらかの関係でつながっていて、1つの事だけで済むものではないと言う戒めではないかと感じています。

桶屋
 桶屋さん
 十三の商店街から裏道に入ったところにある桶屋
 看板は写っていないが「桶屋」と堂々と書いてある

 なかなか見る事が出来ない、店舗?ではないでしょうか。正統派桶屋です。ちゃんと板を削って組み立てて箍をはめて桶にする。その仕事を受け継いできている職人さんがいる店舗です。

作業場兼店舗
 店舗兼作業場内

 ずらりと並んだ道具が、真剣に仕事をしている現場を象徴しています。今時、こんな立派に職人仕事をしているすばらしい店があるんですね。十三(じゅうそう)自体は淀川の13番目の渡しから由来するとか、条里制で十三条の条がとれて十三になったとか、言われています。明治後期に箕面有馬電気鉄道(阪急電鉄の前身)が十三駅を開設。町自体は17世紀後半の江戸時代からにぎわっていた様です。
 しかし、なぜ「じゅうさん」ではなく「じゅうそう」と読ませるのか・・?元々の地名の村に字としてあった様ですが詳細は不明です。

 しかしながら、大阪の下町としてしっかりと根を下ろしており、庶民の町として栄えています。

合体!(#2)

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 結構合体駅名が多かったので2回に分けました。写真を撮った日は前回の分と同じ日に全て回ったのですが、暑かった・・・。

せきめたかどの
関目高殿】せきめたかどの
 大阪市城東区の関目(せきめ)と、旭区の高殿(たかどの)のこれまた境界にある地下鉄谷町線の駅名です。
 実際にはこれまた読みにくい成育(せいいく)という町名との3つ地名の境界線上にあるのですが、さすがに「成育関目高殿」にはならなかったようです。駅名が現在の「関目高殿」に変わる前は単純に「関目」だけだったのですが、どうして?


のえうちんだい
野江内代】のえうちんだい
 大阪市城東区の野江(のえ)と、都島区の内代町(うちんだいちょう)の境界線にある、これまた地下鉄谷町線の駅名です。上記の関目高殿駅から1km弱と言うすぐ隣の駅で、近くにある京阪電鉄の「野江」駅は成育(せいいく)にあるのですが堂々と野江を名乗っています。大阪市交通局は優柔不断なのかと疑いたくなります。いや、地元の意見を汲み上げたのでしょう。


たいしばしいまいち
太子橋今市】たいしばしいまいち
 大阪市旭区今市(いまいち)と守口市緑町や豊秀町などの地域(太子橋は聖徳太子に由来する)のこれまた境界にある地下鉄谷町線の駅名です。国道1号線と479号線の交差点に位置する場所にある駅で、これまた妥協の産物でしょうか。
 京阪電鉄の土居または滝井の駅まで歩いて5分ほどのやや不便とも言えなくない場所に駅があります。車には分かりやすい場所で良いのですが、車の人は地下鉄じゃないでしょ?

 地下鉄谷町線は1970年代から延伸を繰り返し、その時に新設された駅は上記のように2つの地名にまたがったためか妥協的地名の合体地名駅名が多い様です。大阪市交通局も苦労されているのでしょう。

真空管

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 以前作ったエレキットのTU-870ですが、そろそろいじりたくなってきました。我慢が出来なくなったと言うべきか、キットだからいじって当然と思い切っていると言うか。

EL84ペア
 electro-harmonix EL84(6BQ5) マッチドペア(ロシア製)
 東京真空管商会で購入

 件のTU-870ですが、いろいろと改造したり部品の交換で楽しんだりとウェブで検索すると山のように出てきます。現状の私の場合はアクセサリーキットで追加実装した350V/100μFの電源デカップリングコンデンサを外して300V/150μFのものに付け替えています。その他は抵抗類を全て1%金属皮膜で組み上げた位でしょうか。たぶんノーマルの本来の部品構成に非常に近い音だと思います。
 デカップリングコンデンサを交換した時点で低音がやや出てくるようになりました。

 さて、ここでまたもや基板を外して臓物をいじくり回すというのも手なのですが、一番安易に着手出来てハンダ付けも不要な真空管を交換すると言う技に出てしまいました。キット標準で付いていたのはSOVTECのECL82(6BM8)です。他にEiとかSvetlanaなどのメーカー製の球が入っている場合もあるそうです。
 東京真空管商会の店主と少しお話をさせて頂き、標準品よりはグレードが上の真空管をお勧め頂きました。3種類あったのですが、店主曰く「どれも特徴があるんで、どれが良えとは言い切れません。高いからいい音がする訳でもないですからね。」と助言もいただきました。ロシアの管球が気になっていましたのでelectro-harmonixの物に決めて購入しました(electro-harmonixはSOVTEKのオーディオブランド)。6BM8と6BQ5は微妙に違うのですが使えるのでしょうか?TU-870ではなく、TU-880と勘違いされていらっしゃらないか心配です。
 そのとき店主に「ま、3種類とも買うてもうて、聞き比べてもらうのが一番ええですけどね。」と商売上手な一言もありました(笑)。実際その通りにしてしまうでしょう。
 恐るべし、東京真空管商会!

測定パラメータつき
 販売するものは全て測定して数値を付けている

 実際に挿しかえしてもすぐにまともな音が出ないので、ならしで数十時間程度使ってみないとなんともわかりません。今の管球ですら250時間も使っていない状態で、現用の使用時間を言うと「まだまだ堅いですね。」と言われてしまいました。違いがはっきりするまでもうちょっとキット付属の管球を使ってエージングする事にしましょう。

オリジナル6BM8/ECL82
 キット付属の6BM8/ECL82
 箱書きは左右の取り違えをしないように書き加えた。
 メーカーはロシアのSOVTEK製。マーキングはECL82ではなく、6BM8となっている。

配達遅れ

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 以前にも書いていますが、配達の時間というのは決まった時間ではなく、配達のルーチンの中で決まる時間であり、このお客さんは何時に配達と決まっている訳ではないわけです。
 しかしながら、通常の業務であれば概ね時間帯は自ずと決まり、同じような時間で配達に回るため配達に訪れる時間が決まったように感じる訳です。ただ、通常の業務が巧く進まない場合はそうはいきません。

【配達遅れ】

客「いつも○時位にきてくれてはるんやけど、今日はだいぶ遅なっても来はれへんねんけど?」
局「申し訳ございません。○○のため遅くなっている様です。」
もしくは
局「申し訳ございません。○○があり、出発が遅れており、配達が遅れております。」

と、いった会話がなされる訳なのですが、○○の理由というのをいくつかあげてみましょう。

●郵便物が多い
 定期配送がかかる郵便物である雑誌類などの第三種郵便がまとめてある日や、通信教育等の一斉配達がかかった日、また通信販売等も一斉に配送にかかるので配達日が集中します。これらのような取り扱い郵便物そのものが多い場合は、どうしようもありません。
 捌き切れる人員がそもそも不足している状態ですので、上述のような郵便番号自動読取機にかからない定形外の郵便物が通常量より多いと人海戦術になってしまい時間がかかります。配達して回る方も小包等は受取確認をしますので時間がかかってしまい、回りきれなくなりますし、かさ高い郵便物が多いと一回で持ち出し出来る郵便物が限られますので何度も局まで往復することになり、これまた時間がかかります。
 不可抗力の一例でしょう。

●道が混んでいる
 五十日(ごとび)、いわゆる五十払いにかかる5の付く日や10・20・30などの10の付く日は関西では支払いに充てる日が多く集金等の決済で営業等が出るため道が混みます。銀行振込等になって解消はされているはずですが、顔出しだけもあるせいか、なぜか関西では混み続けます。
 あと、雨などの荒天の場合も道が自然と混みあいます。
 その他意外ですが「開かずの踏切」で郵便集配車が遅れることもよくあるようです。
 このような状態では郵便収集車/配達車/配達バイクなども混雑の影響を受けるため配達に時間がかかって遅れ気味になってしまいます。これも不可抗力ですね。

 と、ここまでは郵便局だけではどうしようもない原因です。

●お客とのトラブル
 無ければそれで良しですし、無いに越した事は無いのですが、お客さんから様々な理由でクレームが来ます。もちろん正当な苦情もありますが、言いがかりのような物も少なからずあり、担当者が直接謝りに行ったり優先して再配達に回ったりする事で配達ルートの順序が変わってしまい、時間がずれます。
 郵便物が毀損していたりしても配達の段階で破れたりすることは非常に少なく、その殆どは区分機を通した時とかの事故や、局内での扱いが雑だったりする(もちろん局に到着時に既に毀損している場合もあります)のが原因です。これに腹を立てたお客さんが怒鳴り込んでくればそこで仕事がストップして、残りが遅くなります。

●区分ミス
 局内で配達に出るためには、到着して配達すべき郵便物を配達地域ごとの区分を行い、予め決めておいた配達ルートにそって順序良くまとめてゆきます。この時に区分されている郵便物中に他の地域の郵便物が混入していると、配達員は大変困る訳です。他の担当地域の郵便物が混入していると、配達をぐるっと回り終えて局に戻り、該当班に渡すまでは自分の配達が優先ですので混入郵便物を戻せません。混入された班はやはり想定ルートと異なる郵便物を割り込まされますのでまた配達に時間がかかります。
 ちょっとした仕事ミスが連鎖的にお客様の迷惑に繋がる訳です。なんとかしなければなりません。

●配達準備ができていない
 郵便物は収集車や他の局から到着すると定型郵便物は自動区分機等に掛けてある程度の地域ごとに区分分けされます。そこから、配達地域のさらに小さな住所区分に分けられて、配達ルート順に沿ってまとめあげて配達に出ます。配達する担当はこの配達すべき郵便物が回ってこない事には配達に出れず、結局お客さんのところへ回る時間が遅くなった上に配達するための時間が圧縮されます。
 この区分に存外の時間がかかっていたり、区分機が故障したりするとこのような状態になります。お客さんは待つ、電話がかかって来る、郵便物は無い。配達の人にとっては精神的に良くない状態ですね。
 さらに、言い訳にならないのですが、局内の事情で配達が遅れる事も。
 書留や特別送達等は特種、小包・大型郵便は荒物と呼ばれ、定型の通常郵便物と異なるルートで配達担当に届きます。これらを一斉に配達ルート分を全部持って出れば、1回の巡回で配達が完了する訳ですが、どういうわけかこれが全部一斉に上がってこない事があり、配達員は揃うまで待つ事しばし。「あまりにも遅い!」となるととりあえず揃っている分だけで持って配達に回り、急いで帰って次に上がってきた物を持って出るという忙しい状況に陥ります。局内の業務連係がうまく動いていないのが原因でお客さんにははなはだ迷惑な話です。

 他にもいろいろとありますが、配達員が事故したりすると事故処理や代員の手配などでまた配達が遅れます。しかし配達している人だけが遅配の原因の全てではありません。どちらかと言えば、それ以外の原因が殆どの場合が多く、上述のような局内の事情だったり、部局内のミーティングだったり、上司から言いつけられた雑用に追われたり、云々。配達員の配達が遅い訳ではなく、それ以外の様々な原因で配達員が持って出るまでのトラブルも全て配達員が謝って回る事になってしまっています。自分の仕事範囲で遅れた訳ではないので大変かわいそうです。

 郵便物、急がず慌てず気長に届くのを待つ通信・配送手段と割り切ってみましょう。そうすると、「また、遅れとる。」が「ああ、きょうはゆっくりしてはるね。」と見方が変わる事でしょう。

 筐体はとりあえず加工完了しましたので中の臓物を作ります。
 プリント配線基板(PCB)を自作しないため、ユニバーサル基板で地道に配線することになるわけですが、適当に配線してしまうと何がなんだか後からわからなくなるので、ECADのEAGLEを利用して部品配置と配線を決めています。PCBと違いますので部品のリードだけを配線して、それで基板が出来上がるわけではありませんので実際に設計時と同じ配線を錫メッキ線やリードの切れ端を使って配線します。

レイアウト印刷出力
 レイアウト図面を印刷出力する
 左から左右逆像のハンダ面配線用、原寸の部品面、配線確認用の正像
 
 基板に配線する時に利用する実寸サイズの正像で部品面のジャンパを含めて出力したものも用意します。また、配線作業用に3倍拡大で正像と左右反転の鏡像を出力します。実寸で出さないのは老眼で細かい印刷だと辛いからです(笑&泣)。
 今回はGeneralGuitarGadgetsに掲載されているRedFuzzを作ってみました。歪みの元のクリッピングを行う素子に赤色LEDを使っているのでRedFuzzでしょうか。信号を投入して動作している状態だとこのクリッピングのLEDが点灯します。
 
切り出したユニバーサル基板
 基板を切り出す

 目的のサイズと穴数になるように基板をカッターなどで切り取ります。写真の黒丸がついているのは入出力の端子部分の位置を示すマーキング。ユニバーサル基板は共立電子産業シリコンハウス共立の3Fで発売している1枚84円の共立オリジナルユニバーサル基板(紙ベークライト)。

実寸出力
 実寸サイズの部品配置を貼り付ける
 ペーパーセメントで基板の穴位置に合うように原寸の部品面印刷出力を貼り付ける
 写真は貼る前に実寸基板との比較で撮影したもの

 部品の実装の助けになるように実寸で印刷しておいたものを基板に貼り付けます。部品の定数、向き端子類などの場所がそのままつかえるので大変便利です。
 これを貼り付けない場合は、切り出した基板の写真のように要所要所にマーキングをしておいて目安にして実装します。貼り付けの糊はスプレー糊やペーパーセメントなどが良いようです。合成ゴム系ボンドでは強力すぎで、スティック糊だと乾ききると簡単にはがれてしまいます。乾燥した状態で硬くなるセメダインCなどもうまく固定できません。
 高抵抗を利用するなど高インピーダンスの回路を実装する場合は、この紙が湿気を帯びるとリーク電流も馬鹿にならない状態になりますので、このように紙を貼らずにそのまま配線しましょう。エフェクターの回路の場合はせいぜい1〜2MΩ位が相手ですのでほぼ問題ないでしょう。湿気厳禁なのは電子回路としては同じです。
 ペーパーセメントや特にスプレー糊の場合は、部品の実装が終わった後でも手間ではありますが、低粘着性のため跡が残らずきれい紙をはがせます、スティック糊やボンド類に比べてお勧めです。ペーパーセメントの場合は付け過ぎるとはがせなくなるので量の加減に注意してください。
 まあ、初めからはがすつもりであれば、最初から貼らずに済ませる方が楽かもしれません。

部品面実装状態
 部品を実装した状態
 裏側の配線も考慮して片側だけハンダ付けされている部品も多数

ハンダ面配線途中
 ハンダ面の配線を行う
 錫メッキ線を使ってパターンの設計と同じ結線を行う

 まず、部品の実装するリードを通す穴をピンセット等で全て紙を破って穴をあけます。
 裏側のランド面(はんだ面)の配線が楽になるような順序で部品を実装しながら徐々に配線を行います。大体実装高さの低い部品を先に配線すると基板を裏向きに置いてはんだ付けする際に部品が脱落しないので、作業が楽です。配線は先に出力しておいた鏡像のプリントアウトを見ながら錫めっき線や部品のリードの切れ端を使いながら進めてゆきます。慣れていれば左右反転したはんだ面の配線を見ずにできるようになるはずですが、修行が足りないので実際の配線と同じものを参照します。なんせ間違いますから。
 実際に始めに考えていた位置では残念ながらケース内に組み込んだ端子類と干渉するため、コンデンサの位置と配線が1カ所変更しなければなりませんでした。

ボリューム実装後の基板
 ボリューム(ポッド)を実装する
 導線を使って配線してもよいが、固い単線で基板を支持させるこの方法は基板の固定が不要になるので便利

 ボリュームは0.8mmφの錫めっき線を曲げて固定できるようにして、ボリュームの端子にはんだ付けします。実装接続する線の長さは筐体に依存しますので、筐体に仮固定したボリュームとそこから引き出された錫めっき線を基板上に差し込んで、仮固定をした状態の現物あわせではんだ付けします。組み付け時に位置が合わないときなどははんだを溶かして移動させることも必要ですが、無理に力をかけたり何回も位置調整の作業をするとユニバーサル基板のランドがはがれてしまいますので注意します。

結線チェック
 配線のチェック

 実装した基板上の配線が、回路図どおりに結線されているか導通テスターを利用して一つ一つチェックしてゆきます。回路図に加えて基板の配線を印刷出力したものを利用して実装した部品や配線と突合せながら、しっかりと確認します。当然ですが間違いが発見されれば修正します。

 あとは電源をオペアンプを実装しない状態で電源を接続し、ICのピンに正常に電源が供給されているかテスターで測定します。各所異常な電圧が出ていないか、部品が異常な温度に加熱していないかなどを確認したら、いったん電源を外してオペアンプなどを実装し、再度電源を入れます。

 余裕があれば、ここで信号発生器などで音声信号などを入力してその出力をモニターします。調整が必要な場合はバラック状態のままで調整します。組みつけてしまうとボリュームを外さないと基板の部品面への操作ができませんので、極力外した状態で調整してしまいます。

 すべてのチェックが終われば、加工のすんだ筐体に電源や入出力のケーブルなどを接続して組み立ては完了です。

 今回の回路ではクリッピング部分でLEDを使っているため信号入力すると光り、筐体外から見えるようにエフェクト効果オン兼電源のLEDの近くに実装しようとしていたのですが外から見えない状態にしてしまいました。筐体の機械加工と2つ光るのがなんとなく見栄えが今一と感じてしまい箱の中でこっそり光るLEDにしました。

 完成した状態はこちら

 自作エフェクターですが、回路の基板への配線と並んで(というかもっと)大変なのがケース加工です。市販品じゃないのでケースをきれいにする必要も無く、表面無加工でも問題は無いのですが、凝り性と言うかそこまでしたくなってしまうので、余計な時間がかかってしまいます。
 (やっている本人は作業中は楽しいので問題ありません(笑))
 今回は加工の開始から組み上がるまでの一部始終をお楽しみください。生け贄はHD11-6-3N(HAMMOND #1590B)です。

TAKACHI HD11-6-3N (HAMMOND #1590B)
 HD11-6-3N (HAMMOND #1590B) 購入時のままの状態
 表面は鋳物特有の金属模様ができている

 購入時のままでは表面に鋳物特有の幾何学的文様が入っていますし、なめらかではありません。これも味だと思うのでこのままの仕上げでケースを利用しているエフェクターメーカーもあるようです。もちろん塗装してしまうとこんな文様は見えなくなりますので、気にならなくなるのですが、無塗装で使いたい場合は表面仕上げをこのままするか、研磨するかどうか悩みます。

ポンチ打ち
 穴明け加工のためのケガキをしてセンターポンチを打つ

 きっちりとした寸法のケガキと、ガイドのポンチを打たないと、後で泣きを見ます。以外と、ドリルの刃先はちょっとした事でも滑る事があるので、ガイドのポンチは必須です。穴明け位置等の寸法間違いをするとヤスリの出番となり、穴がきれいでなくなり見栄えが悪くなってしまいますので慎重に正確に寸法取りをしなければなりません。
 もっとも元の寸法取りが間違っていると、せっかくあけた穴に部品を付ける事が出来ない場合も(ボリューム2つの位置を間違えました。5.08mm(2/10inch)の間違いです。とほほ…)。

ボール盤で穴開け
 卓上ボール盤で穴をあける
 結構うるさいので、夜の作業ではできない。休みの昼頃からで無いと近所迷惑なのでそれ以外は控えています。

 削りカス(切子)が机の上に飛び散るので一番嫌な作業です。金属片が飛び散る訳ですから、作業後の電気系の作業開始時に思わぬところまで飛んだ切子でトラブルにならないかいつもヒヤヒヤです。最初に3mmのドリルでガイド穴を開けます。LEDやボリュームの回転止めのポッチ部分はこのままの径でOKですが、ボリュームの軸や、入出力端子はそうはいきませんので、5mm、6mm、7mmと順次大きい径のドリルで広げてゆきます。
 あまり強い力でドリルを進ませると、振動したり騒音が出たり、食いついてしまってワークが持って行かれたりしますのでそろそろとレバーを下げて穴を開けます。

リーマーで穴を広げる
 大きな穴は更にハンドリーマーを使って広げる

 作業スペースの関係で大きなボール盤を置けず、一番小さいサイズの卓上ボール盤を使って作業していますので、大きな穴を開ける事が出来ません、ドリル刃先とワーク(加工対象物)との距離が取れないため8mmφ以上の穴開けは事実上無理です、それ以上の大きさの穴をあけるのにはハンドリーマーを使用して穴を大きくします。目的の大きさ近くになれば、現物合わせで取付ける部品を当てて確かめながら少しずつ大きくしてゆきます。

異形の穴
 異形の穴開け
 フットスイッチ用の取付け穴は回転防止のために凸部を残す。
 アダプタ用のコネクタはこれも回転防止で真円形ではない。

 丸い穴で全て済めば良いのですが、そうも行かないものもあります。丸穴だけでごまかしてしまっても良いのですが、電源ジャックや足踏スイッチは回転防止のための異形穴だったり、ノッチが刻んであり、その部分を凸部分として穴を残すように加工します。電源ジャックはまだ良いのですが、フットスイッチの場合はかなりきっちりとした形になるように気を遣う上に、凸部は小さいため削り落としたりしない様にしなければならず、削る領域も大きいためヤスリの削り滓も大量に出る重労働です。

部品の穴の確認
 部品の取付けに問題ないか確かめる

 一度穴あけを完了したら切子やヤスリくずなどを払ってきれいにし、部品の取付けに問題が無いか確かめます。全部の部品の取付けに支障がなければ、机の上と周囲をきれいに掃除して主たる機械加工作業は終了です。
 冒頭にも書きましたがボリュームの取付け位置をケガキ時に勘違いした寸法で書き込んだため、取付け出来ない事が判明しました。普通はケガキ時に物を置いて確認するのですが、あわてて作業していたせいか忘れていて穴位置を変えてもう一度開け直したので無様なケースになってしまいました。1つ上の写真ではパテ埋め作業中の様子が写っていますが、ちょっと見栄えが悪くなってしまいました。はぁ〜。

表面ペーパーがけ
 表面を研磨する
 耐水ペーパー等使用して表面を研磨します

 今回はケースの穴開けに失敗したので、塗装を行ってごまかしますが、いつもは表面を#400→#800→#1000→#1500とだんだん目の細かい耐水ペーパーを使用して鏡面状に仕上げます。今回はパテ埋めされた無惨な筐体になり、塗装前提ですので#400あたりでちゃちゃっと磨いてから塗装行程に移る事にします。鋳物の荒れた表面を調整出来ればOKとします。


塗装済み状態
 表面を塗装する
 筐体の内面に塗装が付くとシールドのための接触が無くなるのでマスキングテープで穴を内側から塞いでから塗装します。

 ケチ臭いですが、コーナンの198円のスプレーラッカーを使用して塗装します。凝った塗装をするのであればエアブラシと模型用塗料を利用すればかなりハデハデしいものも作る事が出来ます。ずっと、一度はファイア〜な柄を作ってみたい衝動に駆られていますのでそのうち挑戦することにしましょう。粉体焼付塗装できれば良いのですがそこまでは気合いが入っていませんので(笑)スプレー塗料で良しとします。ラッカー塗装はアクリル系に比べるとやりにくかった・・
 表面は通常の色の塗装をしてから、さらにクリアーで表面をコートするようにするとぐっと高級感が増した塗面に仕上がります。さらにクリアー塗装が乾いたら軽く#2000等の極細目の耐水ペーパーで表面をならして、さらにコンパウンドで磨いて仕上げると良いでしょう。今回は手抜きでクリアー塗装をしていません。

組み付け状態
 部品を組み付ける

 いよいよ組付けです。機械的に取付けの必要な部品を組み付けます、ボリュームは基板から直接生えているので、それ以外の入出力の端子、電源ジャック、フットスイッチ用の押しボタンスイッチを取付けてネジを締めます。

全体外観
 部品取り付け後外観

 ここまで終えれば配線済みの基板から引き出した入出力や電源の線と、端子類を結線して、ボリューム付き基板を組み付けてしまえば完成となります。

 加工中は本当に家内制手工業の状態で、ガリガリゴリゴリ、キュッキュッうるさい上に金属粉や金属片まみれになりながら加工し、洗面所では表面研ぎ出しの際のアルミの微粉が洗面槽を汚すので後の掃除も大変です。細かい切子は足下等も含めて広範囲に飛び散るため、意外なところから落ちてキラリと光る金属くずを見つける事があります。塗装をすると有機溶媒の匂いで遠くへ旅立ちそうになります。
 これだけの作業はよく考えると、好きなだけでは無理ですね(笑)。なにか、こう、使命感があって目的の達成に向かってひた走る意思を必要とするのでは・・・それって修行??
 よくよく考えると、なんだか趣味とは言えないような気がしてきました。

 引き続き中の基板を作って行きます。

 もう入り口のガラス戸越しにどど〜んと真空管です。

東京真空管商会
 東京真空管商会
 日本橋にありながら、「東京」とついているところがミソ

 東京真空管商会の店主は既に2代目になられており、店内は店名の通りそれこそ真空管だらけ。全国の真空管マニア垂涎の店だそうです。しかも先代が店を開いたのは戦後復興中の昭和20年代後半らしく、由緒ある店舗なのです。
 売る真空管は徹底的にチェック。メーカーお墨付きのマッチドペアの真空管も再計測して選別しているそうです。最近の真空管アンプブーム再燃とエフェクターやギターアンプに真空管が使われていることもあり、年配の方以外にも若い方が来られるようになったそうです。

 売る物に対する絶対の信用を第一としています。
 売った物には責任がある。売った後でもサポートする。売る前でも相談何でもOK、製作も完成するまで面倒見ます。と、いうすこぶる太っ腹というか、本来の商いをしていらっしゃる数少ないお店です。

 しかしながら真空管アンプは全てのパーツが高くなり、総合的にソリッドステートアンプに比べて高価にならざるを得ないのはいかんともし難いところです。財布の中身が寂しい人には辛いですね。
 ♪作りたくても作れない〜。先立つ物がありません〜。(何の唄だか・・)

ぶた?

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 大阪なのでお好み焼き屋が多いのは当然ですが、そうなると必然的に店名もいろいろとある訳で、やっぱり「ん?」と思うものが出てきます。


ぶた
 広島風・お好み焼き「ぶンた」

 いや、豚玉っていわれると一番安い方のメニューでお好み焼の王道ですよ。サクサクっと油の抜けたバラ肉が香ばしくて何ともおいしくて・・
 でも、店の名前に「ぶた」って言われるとなんか躊躇してしまいます。「太るの?」とか、「店でブタって言われへんねやろか?」とか、「豚玉、ミックス、ブタえびとかブタの入ったメニューしか無いんやろか?」などと、いろいろと想像が膨らんできてしまいます。しかしよ〜っく見ると「ぶ」の濁点が多くなにやら書き込まれていて、決してテントの汚れではなさそうです。
 これは「ぶた」ではなく「ぶンた」でしょうか?奥が深い・・

 う〜ん、どうもしっくりとしないと言うかなんか考えせられると言うか、微妙な店名です。もし、「ぶた」ではなく「ぶンた」だとするとさらに訳が分からない・・
 お店は繁盛しているようなので、味については大丈夫そうです。

合体!(#1)

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 大阪の地名には数々の難読地名がありますが、それとは別に2つの地名が合体した地名、駅名などが数多く存在しています。だいたいにおいてその駅等が2つの地域をまたぐか中間地点にあるというのが理由のようです。

きれうりわり
喜連瓜破】きれうりわり
 なんと一発で変換しました。地名に関する辞書は「かなり強化されているなあ」と思うこのごろです。
 喜連(きれ)と瓜破(うりわり)は共に大阪市平野区にある地名ですが、地下鉄谷町線の駅はちょうどその境界線上にあるので苦心のあげく両方の地名を合体した駅名としたのでしょう。近くにある阪神高速の出入り口もこの名前です。
 難読地名・駅名の上位を占める名称でもあります。


いまふくつるみ
今福鶴見】いまふくつるみ
 大阪市城東区の今福東と鶴見区の鶴見の境界にある地下鉄長堀鶴見緑地線の駅名です。あの大阪花博(国際花と緑の博覧会)のために施設したと言ってもよい線です。
 通常のインダクションモーターではなく軌道敷と車両との間を磁力で進むリニアモーターで走るのが売りだそうです。他の大阪市営地下鉄に比べて一回り小さい車両です。


にしなかじまみなみがた
西中島南方】にしなかじまみなみがた
 地下鉄御堂筋線の新大阪から梅田方面へ1つ先の駅です。
 どうもこの線を施設する際に、阪急京都・北千里線の既存の駅と接続させる目的で設置したとしか思えないのですが、ネーミングがまた微妙です。
 阪急南方(みなみかた)との交差する位置にある駅で、地名的には西中島なのですが、その西中島の南の方ということでこの地名があると言う説もあります。阪急線は先に読みをしめしたとおり「みなみかた」なのですが、地下鉄駅の西中島南方は「にしなかじまみなみがた」と濁音になります。違う駅である事を強調するために読みを変えたのでしょうか?

 お役所も、駅名に地名由来の名称をつけるとなると地元の意見も反映させないとならないのでしょう。私だって地元の駅の名前が全く関係無い名称だったり別の地名だったら嫌ですね。
 ちなみに駅の紹介みたいになってしまっていますが、私は鉄道ファンではございませんので、大阪の地下鉄についてのご質問をいただいてもお答え致しかねますのでご了承ください(笑)。

 先週の日曜日ですが、今度は神戸方面へ行ってきました。

六甲ケーブル下
 六甲ロープウェイの駅(六甲ケーブル下)

 六甲方面もことごとく二輪通交禁止が多く、土日限定で禁止されている道が殆どでした。
 あまり確認せずに行った事もありますが、これと言って楽しく走行しないうちに長田まで出てしまい、六甲も何所から上がれば走れる道かよく調べなかったのと、夕方に天候が悪くなりそうだったので早々に引き上げてしまいました。

 灘のあたりから裏六甲へ有料道路との分岐点で一般道があったはずだと記憶していたので上がったのですが、やはりここも土日走行禁止。くやしいのでロープウェイの駅に行き写真を撮ってきました。

 なんだか単に疲れるためにガソリンを消費して遠くまで行った感じで、虚無感でいっぱいです。
 これに懲りて、次回は走行可能な道を良く調べてから行く事にします。

 大阪も含めてお店の屋号におおお〜っ!と関心と言うか驚かされる事が良くあります。R2から横目で見て気になってたのがこのお店。

お好み焼きせんぬき
 お好み焼き・焼きそば 「せんぬき」

 いや、もうなにも言えません。
 どうして、そういう名前になったのか聞くのを躊躇わせる位のネーミングです。

 写真では閉まっているように見えますが、開店時間外に撮影したためで、ちゃんと開業していらっしゃいます。少なくとも10年前からある事は確認していますので、繁盛してらっしゃるのでしょう。

信号源

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 自作したエフェクターで音出し時のチェック用に、ギターそのものがあれば一番問題ないのですが、手っ取り早く信号を突っ込むために簡易のファンクションジェネレータを作りました。

簡易ファンクションジェネレータ
 簡易ファンクションジェネレータ
 外部接続の必要な部分は端子にしてモジュール化した

 トランジスタ技術誌2003年1月号に掲載されていた「簡易ファンクションジェネレータ」を作りました。方形波、三角波、擬似正弦波が出力できます。回路は掲載誌を見て頂ければ解りますが、単純な三角波出力をする発振器を原発振として、それを方形波に整形して出力するのと、三角波の波形をなまらせて擬似正弦波にして3タイプの出力を出来るようにしたものです。

 一応、外部に出力端子や周波数調整用のボリュームを引き出して使えるように組みました。また周波数レンジも接続するコンデンサを切り替えて使えるようにしてあります。
 ただし、例によって1/CRの比率で周波数が変化するので高周波側のボリューム調整は目的の周波数を決めるには難しい状態です。多回転ポテンショメーターなららくだと思いますが、多回転だけに高いのが(いや、シャレじゃなく)ネックで採用を見送っています。不便ですが。

 出力されている周波数が解らないのでこのままで単なる「適当な周波数で発振している発振器」です。先の周波数カウンタをつないでも良いのですが、なんだか仰々しいので、この発振モジュールと、別に液晶モジュールで表示する小さな周波数カウンタをつないでモニター出来るようにして1つの筐体にまとめる予定です。
 CRの温度係数があるため、電源をオンにしてから設定した周波数がしばらくすると移動してしまいます。いずれDDSタイプのファンクションジェネレータを作成しなければならないでしょう。その方がPICでコントロール出来ますし、分解能も音声領域で良いのであれば0.01Hz単位で設定出来そうです。

 とりあえず音源としては1kHz以上の高い音の領域で使用しています。あとはアナログオシロでもあれば文句無しですが、こちらの方はいつになる事やら。

どっちが得か

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 お客様の信書等を配達するのが業務ですので、こちらの都合で仕事を終える事が出来ない場合も多々あります。そういう場合は残業する事になる訳ですが、どうもそのあたりを取り違えていると言うかなんというか。

【残業制限】

ゆうメイトA(以下A)「うわー、今日は多いよって終わらんで。」
ゆうメイトB(以下B)「ほんま、今日は多かったですね。」
A「こら、ちょっと残らな捌ききられへんで。」
B「ほんま、多いわこれ。」
A「いっちょ、気合い入れて片付けようか!」
B「ほな、しましょか〜。」

(残業して、残った仕事を片付けるゆうメイトたち)

本務者「きみら、もう、帰ってええで。あとはこっちでやっとくわ。」
A「え?でも結構ありますで〜。」
B「ちょっと一人だけやったら帰れませんよ、この量じゃ。」
本「うちの班な、残業多い言うて指摘うけてんねん。あと、やっとくよって、今日は上がってくれへんか。」
A「残業多いっちゅうてもしゃあないですやん。したくて残るわけちゃいますねんで。」
本「わかってる、わかってるけど、ワシも上から言われたらどないもならんねん。」
B「私ら二人でやった方が早いですよ。ええんですか?」
本「とにかく、残業時間のトータルをオーバーしてるらしゅうて、えらい言われて困ってんねん。君らが悪い訳や無いのは解ってるよって助ける思て上がってくれへんか。」
A「はぁ、そない言わはるんでしたらかましまへんけど、大丈夫でっか?」
本「あぁ、なんとかするよって、これ以上残業付かんように上がっておくれ。」
AB「ほな、失礼します。あと、よろしゅう。」
本「おつかれさん。」

(仕事上がりの会話)

B「あんな、本務者残業したら○千円の時間単価付くねんで。」
A「え?うそやん?」
B「ほんま、ほんま。残業1時間したら、うちらの時給何人分や思てんねんやろ。」
A「予算無いっちゅうて、ゆうメイト減らして残業制限してるんちゃうの?」
B「そや、そこがおかしい思うんやわ。ゆうメイト増やして全体の残業減らした方がお金かかれへんやん。」
A「親切や思たら、自分の残業付けたかってんな。」
B「いや、そうやのうて、『予算』ちゅうやつに本務者の残業代って入ってへんのんちゃうか?って思てんねん。」
A「ははあ、それでゆうメイトに払う金減らして、自分らの給料増やして・・って何しとるねん!?」
B「いや、絶対そんな事まで頭回ってへんのんちゃうか?上の方って。」
A「そうかもしれん・・・」
B「自分らの給料、何所から出てるかまだ解ってへん、思うねん。」
A「絶対、そうやわ。そうやないとゆうメイト人数減らして残業減らすっておかしいやん。同じ金額使うんやったらゆうメイト増やしてパーっとやった方が安く上がるやんか。しかも処理時間は短うなって、お客さんも喜ぶやん。経営の合理化って、そういう事やろ?」
B「う〜ん、そう言われるとやっぱりお手盛りなんやろか??」

 ゆうメイトの残業制限は厳しい部署もあり、例えば40時間までなどのリミットが設けられている場合もあります。しかし、他の部署の遅れをかぶって遅くならざるを得ない場合もありますし、当日分の郵便物が多い場合は配達にどうしても時間がかかります。残業を希望する・しないの意思に関わらず、お客様にちゃんと配達する事が出来るようにするには、残業せざると得ない場合もあります。仕事が残業させるという何所の企業でもあるような状況な訳です。
 そこで、一般企業であれば課長等の残業が付かない人たちがリカバリーしたりするわけですが、郵便局(一部かもしれませんが)では残業代がゆうメイトの時間単価よりはるかに高い本務者を残業させてゆうメイトを帰らせます。
 本務者はゆうメイトに実務を任せきりにしている場合も多く、実際に作業させると良く出来るゆうメイトの半分以下の能率しか上がらないこともザラのようですので、ゆうメイトを残業させて終わる時間よりも長くかかることもしばしばです。その場合その残業代だけで、もう一人ゆうメイトを1日雇用する事もできる事になってしまいます。

 結局、ゆうメイトを帰らせる事によって人件費として支払われる金額はゆうメイトに残業させる場合より高く付く訳ですが、そのあたりの本質についてどう思っているのかがさっぱり解りません。ゆうメイトも残業したくない時は帰りたいでしょうし、それは本務者でもどちらも同じだと思うのですが、「予算が無い」と口癖のように言う割にそこらへんは、まだまだ甘い様です。
 最終的に民営化になってしまったら、そんな身内への大盤振る舞いな事はもう、出来ないと思うんですが・・

 昔は試作部品を日本橋に買い出しにいく時に、ネジならココ!と良く行かされました。

ナニワネジ
 株式會社ナニワネジ 日本橋本社店舗

 ナニワネジと言いながら、工具類、アクリル板、金属板などの部材類、接着剤など、工作に必要なものは電子部品以外は揃うかもしれません。

 しかしなんと言っても、本業はネジ。
 店舗奥の方には様々なネジが置かれており、私が求めるような「かなり珍しい要求」で無い限り、一般に使用されているほとんどのネジ類はここで揃います。
 ネジは真鍮、鉄、アルミ、ステンレス、ポリカーボネート、ユリア樹脂などのほか、デジカメ等に使われたりするような特殊な小さなネジ類も置いています。また、ワッシャ類も平ワッシャ以外にも菊座のものやスプリングワッシャ、材質もプラスチック製の物まであります。+や−以外にもキャップボルトや、鬼目ナット、割りピンなどネジとそれに関連する多数の部品類が入手する事が出来ます。
 カメラの固定ネジとして使われている1/4インチのインチネジも店頭にありますので、三脚の代わりにカメラを固定する物を作る場合は重宝します。

 店舗に無いものも取り寄せ可能だったりしますので、何所にあるか見つける事が出来ない時や、見当たらない場合は店員さんに遠慮なく聞いてみましょう。必ず親切に教えてくれます。
 また、どんな規格のネジか判らない場合は現物を持っていき、見せて相談してみましょう。出来る限りの範囲で親切に相談に乗ってくれ、入手出来るかも含めて探してくれます。

夏商戦

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 そろそろ暑中見舞いのシーズンを控えていますので、その販売に駆り出されるシーズンでもあります。

【店頭販売】

本務者「今度の日曜日やけど、暑中見舞いはがきの店頭販売してくれへんか?」
ゆうメイト「は?日曜日ですか?」
本「そや、○×スーパーの店頭特設売場で朝の11時から夕方4時までやねんけどな。」
ゆ「なに言うてはりますの。日曜休みですやん。」
本「それはわかってるんやけど、出られへんやろか?」
ゆ「ぜ~~~~~ったい、無理です!今でも土曜日に人が足りへんっちゅうてでてますねんで。」
本「そこをなんとか、たのむわ。」
ゆ「頼まれてもあきまへん。絶対無理です。だいたい代休もろくに取れてませんやん。この上なにせえいいますねん。」
本「そない、きついこと言わんと、なんとか、な、たのむわ。」
ゆ「無・理・で・すっ!」
本「どないしよう、人員が配置できへん。」
ゆ「何言うてますん?人の配置が決まってへんのに出張販売決めてますんか?」
本「ま、そう言うとみもふたもないわな。」
ゆ「みもふたもや無うて、はなから計画倒ですやん。」
本「ほな、やっぱり行ってくれへんのか・・・。」
ゆ「まだ言うか~!」

 と、まあ、店頭販売や大きな郵便局の前で行われている出張販売ですが、そもそも通常業務でさえ人が足りていない状況を無視して勝手に計画日程を立てて、販売に行かせようとするのがなんとも段取りの悪さというかお役所的というか、「あきまへんなぁ」です。
 土日に出勤して、休日出勤扱いにするか、代休をどこかで取るかになるわけですが、土日などの貴重な休みを、ゆうメイトたちが時給ウン百円の対価で取り上げられてしまってはたまったものではありせん。

 どこの職場でもバイトは低く見られがちなのですが、殊に郵便局の非常勤「ゆうメイト」は低く見られがちなようで、何か郵便物が無くなったとか紛失騒ぎになるとまずゆうメイトに嫌疑の目を向けられて、散々言われた挙句に本務者の中にその事故の責任があっても知らん顔されて、わびの一言も出ないような事もあったりしたそうです。
 だいたい、公務員扱いの本務者と違い、ゆうメイトはいつでも解雇される危険にさらされているので実直に仕事をする人がほとんどです(どこの職場でも例外はありますが)。

 現場を見ずに事業や方針を決めるのは、組織が硬直している証拠であると、関西空港の現社長が言っていました。また、縦割りの弊害で横のつながりがなく、阻害し合うだけで互いに成長し合う関係に無いのも同じく硬直した組織に見られる現象だそうです。
 これは松下電器の経営改革に取り組んだ結果、分かった事だそうですが、お役所はまさにこのままで、自己保全が目的となってしまい、本来の責務はどこやら・・。そんな役所的性格がまだまだ残っているのに、民営化の矛先を向けられ祭り上げられて大丈夫でしょうか?
 リストラ(私はこの言葉ではなく「レイオフ」を使ってほしいのですが)の矛先は常にゆうメイトに向けられるのです。今後の経営の合理化・スリム化という大義名分の犠牲者はきっと真っ先にゆうメイトに向けられる事でしょう・・。

ネギ

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 たぬきの所でも記述がありますが、薬味として料理として使用されるネギ。純然たる東西の差がある様です。

ネギ東西
 関西のネギと関東のネギ

 関西では主に葉の緑色になった部分を好んで利用します。あさつき、万能ネギ、九条ネギなどは根に近い白い部分ではなく青々とした緑色の葉の部分の風味を活かして利用します。青ネギが幅を利かせていると言っても良いでしょう。

 対して関東ではやれ土が痩せて良い野菜が出来なかったからなどと揶揄されますが、根の部分に土を寄せて軟化させたいわゆる白ネギが多く使われています。風味的には刺激臭が多く、煮たり焼いたりすると甘みの出る白い部分を主として使います。

 うどん・そばの薬味に入るのも当然、それぞれの地方はそれぞれのネギが入る訳で、関東では白いネギがつゆに浮き、関西では緑色のネギがつゆに浮く訳です。

 あとは好みの問題になるのでしょうが、白ネギの生の状態の鮮烈な香りと、青ネギの生の状態のふくよかな香りのどちらを取るかでしょう。熱を加えるとまた双方ともに風味が変わりますからさらに分かれるところとなります。
 白ネギの熱を加えて料理した時のモチモチ感と、青ネギのシャキシャキ感は使用する野菜を育て風土に起因する料理構成に違いをもたらしたと言えそうです。

小物工具(#7)

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 なんだか電子工作から離れてきたような気もしないでもないですが。

スタビーラチェットドライバ
 スタビータイプ・ラチェット付きドライバー(新亀製作所製:定価980円)
 手前にあるのは別売りのビット

 だいぶ昔からお世話になっているがこの株式会社新亀製作所のスタビーラチェットドライバ(SUNFLAG No.192)です。これは付属の小さなビットでも十分なのですが、別売りの片頭ビットである程度長さがあるものを購入し、通常の用にも供しています。

 もともと、単車の移動時の手持ち工具として持っていたのですが、オフロードからオンロード主体に変わってしまったため持ち歩かなくなってしまい、電子工作の工具箱に移されてしまいました。予備でもう1つありますので、そちらは単車いじりの機械工具工具箱です。

 とりあえず、なんといっても便利なのはラチェット機構がついているので締め付け時や弛め時にドライバーを持ち替えずに連続して作業出来る事です。電動ドライバーの方が楽ですが、いまのところこれで十分な作業量です。
 また、通常の電動工具の規格のビットが使えますので差し替え式ドライバーのように破損した場合でもすぐに先端部分が入手出来ます。目的によって先を取り替えるといろんな作業に使えます。
 さらに、スタビータイプで小さいためかさばりません(移動時の手持ち工具の時は本当に助かります)。電子工作ではあまり関係ありませんが、単車の整備・修理時には以外とドライバーを作業する空間的余裕が無い場合があったりするので、スタビータイプのドライバーは大変助かりました。

 通常の+3〜+1のネジの作業ではこれ一本でビットを差し替えて使います。特に+3とか+2の大きいサイズのネジの作業には握り部分が太いためしっかりと力がかけられる上にドライバーのサイズが小さくて仰々しくなく、軽くて便利です。

 ホームセンターブランドでそっくりなものがあり、価格もかなり開きがある様ですが、私はこちらを使い続けています。今のところ多少無理な力を掛けた作業をした事もありましたが、故障や破損はなく、大変丈夫です。

 唯一の難点は帰宅後に夜中に作業している場合、ラチェット機構の音が大きくて、ラチェットを使わず作業するか、普通のドライバーで作業してしまう事ぐらいでしょうか。

同姓同名

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 世の中多くの人が生活しています。当然同姓同名というのは良くある話ですが、郵便物の宛先に同姓同名の方が二人以上住んでいると大変ややこしくなります。

【配達不能】

客「△×の○○言いますけど、郵便物が来えへんのですわ。」
局「住所の△×以下もお教え願えませんでしょうか。」
客「△×だけやったらあかんの?」
局「申し訳ございませんが、部屋番号等までお教え頂けませんでしょうか?」
客「う〜ん、△×の2−3−4−10−330やけど。」
局「差出人様には、お出し頂いたという確認はして頂いておりますでしょうか?」
客「ああ、してる。二日前に出したっちゅうてるで。まだ届けへんもんやろか。」
局「では未配達等の郵便物等に無いか確認して、折り返しお電話させて頂きましょうか?」
客「調べてくれるん?たのむわ。」
局「はい、では連絡先のお電話番号を・・・」

 と、まぁこんないつものやり取りで調べに行きますと意外な事実が判りました。

受付員「△×の2の3の4の10の・・」
配達員「待った!○○言う人か?」
受「ええ、そうですけど。なんかありましたんか?」
配「その集合住宅な、同姓同名でもう一人おるねん。」
受「はぁ?そんなんありますんか?」
配「あるもなにも、同姓同名の別人が別々の階に住んではるで。」
受「ほな、配達不能の棚に・・」
配「そや、部屋番号が書かれてへん奴があったわ。ワシらかてどっちか判らんもん。配達のしようがないがな。」
受「そら、そうですわな。」
配「別の○○さんに配達したら偉いこっちゃで!怒られる位で済まへん。もう一人の○○さんは別の○○さんが開けた郵便物なんか要らん!ちゅうて局のせいや。」
受「そらあ困りますわな。お客さんも迷惑ですし。」
配「こっちも迷惑やで。ちゃんと宛先書いてもらわな配達出来んで。」
受「お客さんに、そう言うて確認してもらいますわ。」
配「頼むで、もめんといてや。そういう人等に限って仲悪いんやから。」
受「気ぃつけますわ。」

(客に折り返しの連絡を入れる)

局「お客様あての郵便物と思われる物が見つかりましたが、事情があり配達出来ない状態でございます。」
客「配達出来ない状態ってなによそれ?」
局「お客様のお住まいのところに同姓同名の方がいらっしゃいまして・・」
客「知ってるがな。よう郵便物間違われて困ってるんや。」
局「申し訳ございません。ただ、今回は部屋番号が書かれておりませんのでどちらの方にもお届け出来ず、差出人様にご返還と言う形になります。」
客「え?配達できへんの?」
局「はい、誠に申し訳ございませんが、あて所不完全という形で差出人様にお返しさせて頂きます。差出人様にはお客様から事情をご説明頂き部屋番号まで書いた上で改めてお出し頂くようお伝え頂きます様お願い致します。」
客「中開けて調べるとかできへんの?」
局「あて所不明を理由に開封する事は出来ませんので、申し訳ございませんが開封せず返還させて頂く事になります。」
客「う〜ん。ま、向こうかて同姓同名の違う郵便受けたらいややわな。配達するのに開けられた郵便物もいややしな。しゃあないな、出した奴に言うとくわ。」
局「有り難うございます。次回お出し頂く時は部屋番号までお書き頂きますように必ずお伝えください。」
客「ああ、わかった。」

 と、大変珍しい事ですが同姓同名の方がたまたま同一棟の集合住宅の違う階にお住まいという事で配達不能になってしまったわけです。部屋番号が書いてない位ならばあきらめもつくでしょうが、一番困るのは間違った部屋番号で記入されていた場合です。どちらの部屋番号のようにも見えるし違うような気もする、そういう絶妙な間違いをしてくれる人もいるようで、配達員もほとほと困り果てるそうです。
 よく番地などが書かれているプラスチック製の札が玄関先や門柱に貼られている場合がありますが、あれは住所というよりも住居表示であり、その番地を決める際に同姓同名や同姓の別人や親戚などが近所にある場合は、わざと違う番地を割り当ててややこしくならないようにする事もあるみたいです。既に番地の付いたところに転入される場合はどうしようもありませんが・・。

 この方の場合も決して多いと思われる姓でもなかったらしいので、「自分の名字は少ないから大丈夫だよ!」などと安心してはいられません。集合住宅にお住まいの方!ちゃんと郵便物が届いてほしい場合は部屋番号まで相手に教えてくださいね。この場合のようにもう一人の違うあなたがすぐ近くに住んでいるかもしれませんよ。

くるっく~

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 ブティック「しばき」に並んでかなり老舗の食堂のようなのですが、やはり入るのをためらってしまう店名です。「ん?」となった後で「え?ナニナニ?」と無限ループに入る感じです。

食堂「鳩の巣」
 食堂「鳩の巣」

 店内に鳩舎がある様相もありませんし、鳩料理がウリでも無さそうですし、どういった経緯でこの店名になったか想像がつきません。大阪(十三)の七不思議の1つかもしれません。
 外からはメニューを見る事が出来ませんので、メニューとその金額を伺う事が出来ませんでした。私は入るのを遠慮してしまったため、何が供されるのかは不明です。お昼時は定食があるようですので、誰かトライしてきてください(笑)。

本末転倒の転倒

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 エフェクター自作をして楽しんでいる訳ですが、それでは試奏して音出しをしてもらって確認したり感想をもらったりするまでの時間が空いてしまいます。逆に答えをもらうまでの間は、ドキドキして楽しいのもありますが、渡す前に調整したりチェックしたりする必要がある場合はちょっと困ります。

FERNANDES GRAVITY?
 貸し出しベースギター(FERNANDES:モデル詳細不明)
 メンテナンスも含めてお借りしてきた
 3弦目が無いのはチューニング中に切れてしまった(泣)ためです。とほほ。

 ギターを弾けないのにベースギターを借りてきました(爆)。
 ギターを真剣に演奏しようなんて事は中学校の音楽の授業から無かった事で、いまさらコードを覚えるか?いやそれより譜面を読む事が出来ないし、どうしたものやら。
 お借りしているベースギターはFERNANDESのGRAVITYかどうか?貸し出してくれた本人も他の人から譲り受けた物らしく正式な型番が判りません。GRAVITYの割にはポッドが4つあるので、良く判りません。

 とりあえず、ギターを鳴らして(演奏してでは無く)、予め音出しをし、動作を確かめてから演奏好きの人に渡しせる環境が整いました。これで自分でもギターを演奏出来る位練習すれば良いのでしょうが、いまから練習したところで指が動くのやら・・・。
 しかもコードなど殆ど関係ないベースギターですので、体に叩き込むまでは左手も右手もつりそうな思いを何回か経験する事を覚悟しています。

 チューナーはKORGのクロマチックチューナーが自宅にありましたので、それでチューニングして弦やフレット面を掃除したり、端子類を磨いて接触を良くしたりと、こまごまメンテナンスをしてからシールドケーブルを購入し、エフェクターをつないで音出しチェックや、定数の変更・決定をしてゆく事になりそうです。もっともお借りしているのはベースギターなので、通常のギターと音域が違うためベース用のエフェクターに作る対象が移行しそうです(笑)。
 先のミニアンプではベースギターの音域の低音がモニタできないので、もう少し大きなスピーカーでスピーカーアンプを組む必要がありそうです。なんかやる事が更に増えたような気が・・・

内部回路
 内部回路
 けっこう作りは雑

内部基板
 内部基板
 TL072を使った何かの回路(トーンコントロール?)。
 それにしては2連ボリュームもあり、詳細は全く不明。1つはボリュームだったがあとはよくわからない。
 多分、ピックアップが2つある事に由来していると思われる。

 しかし、このベース、なぜかつまみが4つもあり、写真のようにTL072を使用した回路基板があります。当然電源も必要になっており、まず、この組み込み回路の解析が最初に手をつける必要がありそうです。音量ボリュームだけは判ったのですが・・・
 おかげで音出しするために別に006P電池が必要になります。100円ショップで買ってこよう・・っと。

 日本橋で電子部品と言うと、まずだれもが間違いなくあげる店舗の一つに「共立」と言う答えが返って来ると思います。
 共立電子産業株式会社の恵比須町に一番近い店舗の「シリコンハウス」が、我々アマチュア電子工作ファンに取ってはなじみの深い店でしょう。

シリコンハウス
 共立電子産業「シリコンハウス」店舗

 シリコンハウスは以下のようなフロア別の商品売り場となっています。

 1F:電子工作キット、カメラ・セキュリティ間連等
 2F:電源、工具、テスター、電池、ケース等
 3F:半導体、LCR、開発ツール、基板類
 4F:ケーブル、コネクタ、ケーブル加工工具等

 だいたい、4Fまで上がってつらつらと見ながら買いながら下の階へ降りてゆき必要なものを買いそろえるのが通常のコースでしょうか。放出品がたまに床においてある箱にありますので、しばらく行かないと買い逃してしまう事があり悔しい思いをしますので、一度は足を運ぶようにしています。

 最近はもっぱらフィルムコンデンサーを買いそろえるのによる場合が多くなりましたが、エフェクタ目的以外の半導体もここで買う場合があります。

 昔はこのような店舗が多かったのですが、個別の電子部品を取り扱うというのは多品種、少数販売、スペースを多大に要する事もあり、徐々に少なくなってしまい残っている少ない店舗の1つです。もう会社そのものがありませんが、スズキデンキの2Fでもパーツ売り場があり、よく通っていました。その他の小さいパーツを小売りして売る店もだんだんと販売から撤退してしまい本当に少なくなってしまいました。

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