なんぎ: 2007年1月アーカイブ
シンデレラの物語。残されたガラスの靴の片方が幸運を運びます。
靴「シンデレラ」
どうみてもファンタジーな店名です。
もっとも意地悪な継母の方だといやですね。
あ、そうですか。
販売の案内
そう、1月30日の午前0時から発売だったのですね。月曜日の夜遅く、すでに日が変わるような時間に帰路に着くと思い出さされました。
店員もお祭り状態
学生のコンパ帰りの騒ぎかと思ってよく聞くと「ビ・ス・タ!ビ・ス・タ!」と掛け声が聞こえました。
ははあ、そういえば明日だと思っていると、その明日がすぐそこだということに気づきました。
いやあ、並んで待っていた人、ご苦労様です。
夜中に店を開けて対応していた店員さん、キャンペーン対応のおねえさん、警備員さん、ご苦労様です。
基本はMacOSXとUNIX(BSD系)の人なので、あまり関係の無い状態なのがつらいところです。
世間に乗り遅れているというか、隔世感があるというか。
いつも「なんぎな日記」をご覧いただきありがとうございます。
なんとか移設も完了、いまご覧頂いているように無事に再稼動を開始しました。
夜中から作業スタート、先ほどまで調整等をおこなってやっと確認です。このまま起きていないと今日一日の生活が反転したままになりそうなので、仮眠もとることなく夜は健康的に早く寝てしまいたいところです。
夜中にご訪問いただき、ご覧になれなかった方には大変ご迷惑をおかけいたしました。
今後とも、お楽しみいただけますよう引き続き切磋琢磨に努めてまいりますので、よろしくご支援いただきますようお願いいたします。
#他の作業がまだ続いていて、まだ帰れません。とほほ。
脳と心、互いに不可侵な領域があるように思えます。と、思っているのは脳なのか心なのか。
脳が心を生み出すとき サイエンス・マスターズ 11
スーザン・グリーンフィールド著 新井 康允訳 草思社刊
原題「The Human Brain: A Guided Tour」Susan A. Greenfield
1999年4月8日 第1刷
ISBN 4-7942-0875-8
日本語のタイトルに惹かれて読んでみたのですが、英語の原題の示す内容の方が(当たり前ですが)適切な書籍です。
著者は専攻は薬理学だったこともあり、薬物の脳に及ぼす生理作用についての記述はかなり力が入ってはいます。全体として個々の組織や部位については豊富に事例などを挙げて書かれている反面、「脳」と「心」という哲学的・観念的な見方はごく一部にとどまっています。
全体的に脳の研究における歴史的記述・経緯の説明が多いため、「現在こんな事象を調べる事により脳の真実に迫っている」のような当時の最先端の迫力を感じる記述や、脳の高次機能に対する記述が少ない点がちょっと残念です。
発行年月よりかなり前に放映されたNHKスペシャルの特集番組「驚異の小宇宙 人体II 脳と心(1993)」を見てしまった人には、物足りなさを感じさせる内容かもしれません。
翻訳者のミスか原書のミスかは確認していませんが、PET(陽電子放射断層撮影法)の記述で陽子と陽電子が混同されている点があります。
「放射性原子は高速で陽子を射出する不安定な核を含んでいる。陽子は電子に似た素粒子だが、電子とは違って陽電荷をもっている。ブドウ糖か水の分子に取込まれた放射性の酸素原子が、静脈内に注射されると、この放射性の標識物が、血液によって脳内に運ばれる。射出された陽子は、脳内のほかの分子中の電子に衝突し、たがいに消滅する。その結果、噴出したエネルギーはガンマ線となる。」p.48より引用
PETの原理は11Cや15Oなどの放射性同位体を用い、これらの陽電子崩壊により放出された陽電子が電子と衝突して対消滅する時に互いに反対方向に放射されるガンマ線(光子)を検出するので、この部分は誤植・誤訳・原書の間違いのいずれかでしょう。
とはいえ、「脳」というシステムを広く網羅的に解説されている点は1冊目の入門書としては良いのではないでしょうか。まさに脳のガイドツアーです。
ただ、私としては訳者の研究対象である脳の性差の研究の方が興味が出てしまいました(笑)。
テキサスからメキシコに掛けて家畜としての馬が野生化したものがムスタング(マスタング)です。
焼肉・お好み焼き「ムスタング」
馬肉の焼肉やお好みを出す店。では、なさそうです。
ムスタングというと往年のフォードの名車MACH1があります。いや、かっこよかったですねぇ。燃費は悪かったようですが(笑)。
お店の店主が馬好きか(本当に野生馬が好き?)、車好きのどちらかだと思います。
われわれの世代だとMACH1は「マッハ・ワン」とドイツ語混じりの呼び方をしますが、英語の発音だと「マーク・ワン(またはマック・ワン)」なのを知ったのはかなり後。
MacintoshのOSが、NeXT由来のOSXに変更された時に話題になったマイクロカーネルの名称が「mach」なのですが、どうもS.Jobsは「マーク」と言っているようだと思い、いまさらながら辞書で調べるとなんと英語ではその通り「マーク」でした。英語ではmachとmarkは同音異義語なのです。
で、mach1ですが、これは(一般的には)空気中を音速と同じ速度で移動する場合の速度を示し、地上では時速1225km/hです。一般車両がこんな速度で走る事は無理ですが、その速度感を表現したかったのでしょう。
ちなみに自動車の最高速度記録はTrustSSCにより樹立されており、音速を超えた速度1,227.985km/hだそうです。さながら接地しながら飛ぶ飛行機といった感じで、エンジンもターボファンと、もう車ではないような気がします。だいたい、運転席(コックピット)にマッハ計がついていますし(笑)。
番長というと学生におけるそのシマの頭ですね。
「ホルモン番長」
ホルモンを冠するには珍しく関東メインのチェーン店である
いやあ、この店の場所が学生街なので、ちょっとウケ狙いかと思ったのですが、りっぱなチェーン展開をしているホルモン焼の店舗でした。
番をはっているわけではなさそうでしたが、店舗名から受ける怪しさは120%(当社比:笑)。
堺筋どおりから裏手の通りで、静かに営業されています。
MEDIA PRO SHOP 「Little・J」
DVD-RやCD-Rなどの書き込み可能メディアにかなり自信があるようです。
「噂を超える激安店」との貼紙もあるぐらいです。
残念ながら自宅ではCD-RもDVD-R(もちろんDVD+Rやらも)使わず。なので、ちょっと御用はありませんがとにかく安そうです。
店頭価格の巡回チェックリストに加えてみてはいかがでしょうか。
しかし、最近の日本橋は値切るのが難しい(笑)。東京化しているというかおとなしい客が多いというか。
いつも「なんぎな日記」をご覧頂き有り難うございます。
このブログの稼動しているサーバーの設置環境変更でサービスが一時停止する予定です。
日時 2007年1月27日深夜未明〜28日早朝の間(3〜4時間を予定しています)
今回はサーバーマシンそのもののお引っ越しで、別のデータセンターへ移設する事になりました。
DNSの書き換えなどは準備していますが、サーバーのIPアドレスも変更になるため、サーバー起動後の少しの間、見れなくなる可能性があります。移設に伴い十分な更新が掛かるように準備をしておりますが、ネットの世界ですのでこちらの思う通りに進まない事も考えられます。
上記時間を跨いでご利用マシンを再起動など無くお使い続けていた場合などのご利用の状態によってはDNSのローカルキャッシュが更新されず、旧IPアドレスのホストを参照する事も考えられます。
このような場合概ねお使いのマシンを再起動していただくと解消する場合が多いため、お手数ですが上記の停止時間後でも見る事ができない場合は一度お試しください。
今後とも「なんぎな日記」をお楽しみいただけるよう精進してまいりますので、この度はご迷惑をおかけ致しますが、ご理解とご協力のほどお願い致します。
居酒屋ガレージさんで「バチ当たりな落書き」というのが紹介されていましたが、ごちらはバチ当たりな奴ら向けです。
しょんべんさらすな!
路地奥に出現した驚愕の落書きというか警告文。しかも関西人じゃないと判らない。
「する」の卑語である「さらす」に否定語の「〜するな」「〜してはいけない」を意味する「な」が後ろについたものです。
活用として「なにさらしてけつかるねん!((一体全体)なにをしてくれているのだ!)というような使い方をする、たいへん汚い言葉遣いです。
しかも左下に鳥居と「生田神社」とまで書かれています。
この落書きを前にしながら用を足すのはかなり勇気が必要ではないでしょうか。
物陰に木刀を構えて今にも飛びかかろうと構えている人が隠れていると思うと、ちょっと無理ですね。
とはいえ、この落書き(警告文)のおかげで、ここでかなり用を足している人が居るというのも判るわけです。スローガン・警告文のある所、それを守らない人が多いという実例でしょうか。
今年は暖冬のようで、始終「でる」ことは無いようです。
さぶいぼ
いや、これは饅頭怖いか・・・
この時分だと、お風呂場で着替る時などに薄着になって行く段階で出てきます。
大阪ではこの「鳥肌が立つ」という表現を「さぶいぼがでる」あるいは「さぶいぼができる」と言います。
鳥肌は「寒さや恐ろしさ、あるいは不快感などのために、皮膚の毛穴が縮まって、鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつが出る現象。総毛立つこと。体温調節反射の一つ。」とあるように毛根筋が毛を立てる事で鳥の羽をむしった肌のようになる状態です。
寒い(さぶい)時にできる疣のようなもので寒疣(さぶいぼ)。漢字表記にすると「寒疣が出る」となります。あまり良い感じがしません。
鳥(何も言わなければ鶏のこと)の事は「かしわ」と称しますが、かしわ肌とは言いません。あくまでも「さぶいぼ」なのです。まるで小学生が使うような語感がありますが、大阪ではれっきとしたいい大人が平気で使います。
曰く「コンサートで興奮して、さぶイボがでたわ。」とか、「風呂場が寒うて、湯船つかる前にさぶイボできるわ」など、子供ばかりか大人も使います。ま、全員子供みたいな大阪人、と言われても「はぁ、そうでんな」とさらりと流すしたたかさも大阪人ならではでしょう。
ちなみに英語表現では"gooseflesh"だそうでして、鴨肌だそうです。ふ〜ん。
[参考資料]
三省堂 大辞林 CD-ROM版 1992年版
【鳥肌】の項参照
牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
【さぶいぼ】(名)の項参照
以前、たばこジュースなるものを発見しましたが、さらに強烈です。
「煙草ドリンク自販機コーナー」
中黒も空白もなにもありません。「煙草ドリンク」の「自販機コーナー」です。そのものズバリです。言い逃れをする隙すらありません。
なにやら精力剤のような語感のある煙草ドリンク。昨今流行の禁煙対策グッズ・薬品でニコチン含有飲料・・・と、言うわけではなさそうです。
どうやら単純に煙草の自動販売機と清涼飲料の自動販売機が並んでいるだけですが、なんとも誤解を招く表記です。ちょっとびっくりしますよね。急性ニコチン中毒で昇天しそうです。
サラリーマン稼業の一番つらいところはお昼ご飯でしょう。
家庭料理「おひるや」
お昼専門・・というわけではありません。
どちらかというとお昼時に力が入っているのかもしれませんが、夜も開いています。
果たして旅は道連れといいますが、ここはなんかちがう。
食べ処「みちずれ」
店で同席すると道連にされてなにやら怪しい状態か関係に・・・。いや、そんなことは無いでしょう。
どうも「みちずれ」という言葉に対して悪いイメージしか湧いて来ないのは私の想像力が貧困な賜物だからでしょうか。う~ん。
とりあえず、何の道連れにされるのかはまったく不明。
「道連」のかな表記は「みちずれ」ではなく、「みちづれ」ですよ~
え?道連れではなくて道がずれているのですか??わからな~い!
つい、つい、剥がしたくなるのですが、痛いですよね。
ビルのかさぶた
まるで、ビルのかさぶたをめくったような状態で、外装の防水塗装か何かがはがれています。
いっそのこと、この端をつかんで、「エイヤッ!」とめくってしまいたくなります。
五階の裏手にあり、中古オーディオ&ビデオとハンドメイドオーディオを販売しています。
kyoon(輝音)「江口電器」
五階百貨店界隈の中古商品などを取り扱っている裏手にあるので中古オンリーショップかと思いきや、少数生産のハンドメイドアンプなどを販売もされているそうです。
PSEの関係で中古オーディオの販売は厳しい状況になっていますが、そのあたりはどうなのかちょっと心配です。
甲虫でこんな名前の虫がいましたっけ・・・。
カット&パーマ「髪切虫」
理容店にかけて駄洒落で「髪切虫」。別名を「毛きり虫」とも呼ぶそうです。
また、虫の絵が微妙にカットするときのはさみにかぶさっている虫になっていて、おぉ!と言うか、むむ!というか、これまた絵に違わず微妙なところです。
どうでも良いですが、幼虫は鉄砲虫とも呼ばれ、木材に穴をあけて内部を食害する樹木害虫あつかいだそうです。
大阪では一時の損は見逃して相手とは長期的に見る事で得になるような商売のやり方を「損して得取れ」と言われます。
「そんクリニック」
まぁ、そんな(シャレではありません)事ではないのでしょうが診療所でこの名前の看板を初めて見ると、ちょっとクエスチョンマークが頭の回りに一杯出てきます。
なんのことはない「孫(そん)」さんのクリニックなんですが、これまた、ひらかなで強調して書かれているとちょぉ~っと、心の底から沸々と沸き上がるものがあります。
はたして「そんクリニック」は得を取れたのでしょうか。
ちなみに中国で孫は「子ども偏に小」と書き、発音もソンではなくスン(sun1)になります。
大阪の商売としては「今回は、まけときまっさ!」と言って安くしたとしても、次回の商いで安くした分以上に利益が出れば最終的に得になることから、一時の損を無理に利益に転じさせて長期的に不利益を生むのであれば、その時は損をしのいでおき最終的に利益を出せばよいという実に奥ゆかしいというかしたたかな商法なのです。
ま、最近は公開株式の会社では「モノを言う」株主が多くなったためか短期的な利益だけで損得勘定をしてしまい、長期的な展開ができなくなってきたようで、会社の基礎体力が維持できなくなるのではないかと他人事ながら心配してしまいます。
[参考文献]
牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
ソンシテトクトレ【損して得取れ】の項を参照
以前に一度訪問したインスタントラーメン発明記念館を再訪しました。
大変残念なことですが、この訪問日の直前だった1月5日に日清食品創業者会長であり、インスタントラーメンの発明者である安藤百福氏が逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
今回は念願のチキンラーメン手づくり体験工房で、実際にチキンラーメンを作る行程を体験してきました。
開始前
ボウルに練り水、粉がセッティングされていて行程開始を待つ
写真を撮りながらと思っていたのですが、実際に作る行程を開始してしまうと衛生管理のため他のものを触れません。モチロン、デジカメも使えず。もっとも手が粉だらけで触ることもできない状態です。残念ながら主たる行程をここでご紹介できませんが、インスタントラーメン発明記念館のサイトで詳細に紹介されていますので、大変恐縮ですがそちらでご確認ください。
ウェブでは詳細に説明されていない箇所がありますのでちょっと補足させてもらいましょう。
複合製麺
生地を麺棒で押さえたあと、製麺器の圧延ローラーで何度も折りたたんで通す行程を行います。
私の訪問時は10回ローラーを通して伸ばしました。徒手では力も手間もかかる行程を機械で行うことで短時間で生地を仕上げ、小さな子供たちでもおいしい麺になるようにすることができます。
生地を寝かす
複合製面を行った後、生地を乾かないようにブラスチック製の袋に入れてしばらく寝かせます。
この寝かす行程の間にちょっと時間が空きますが、後の行程のビデオを見て予習します。
製麺器にかける
平たく延ばした生地を4回の圧延行程を経てから麺の状態にカットするのですが、最後に延ばす行程から出てきた生地をスタッフの人が厚さをダイヤルシックネスゲージで測定して目的の0.7mm~0.8mmの範囲に入っているか確認をしてくれます。
さて油で揚げる(瞬間油熱乾燥)行程から完成までの詳細はもう、こちらでは手を触れる行程でなくなることからやっと、撮影させていただきました。
型につめた麺をほぐす
型につめた麺をふっくらと仕上がるように、スタッフの方がさらにほぐして麺の隙間を作ってくれます。
器具にセット・型に入れれらた麺
油揚げ中
約160℃の油で約2分半揚げる「瞬間湯熱乾燥」行程である
揚げ上がり
ひげみたいなはみ出しがあるがこれはあとのお楽しみ
冷風冷却
型からはずしてざるに移し、冷風で冷却する
さて、これであとは自分でパッケージをデザインした袋につめてもらうのを待つだけです。
袋詰め
右の方に袋を渡して仕上がった麺を袋に詰めてもらう
左の方がヒートシールで袋を密封して完成
先ほどのひげみたいにはみ出した麺ですが、これは袋に入れずに作った人の手のひらに移してもらえます。
出来立てのチキンラーメンのかけらをここでちょいと失敬してつまみ食いできるわけです。あ、味見できるとも言いますが。
オマケ
ざるに残った出来立てチキンラーメンのカケラ麺をその場で食べることができる
作った人の役得というところか
このようにして出来上がったオリジナルのチキンラーメンのほか、工場で量産されたメーカー製チキンラーメン1袋、それに体験中に頭に巻いていたひよこチャンのバンダナを、お土産としてもらって帰ることができます。
出来上がり
ちょっとブラックかと思えるがご容赦
お持ち帰り品
この他に作業中に着用していたひよこちゃんバンダナ
エプロンは持って帰らないでくださいと言われる。残念!(笑)
開始の挨拶から終了まで90分弱。生地や揚げる前の麺を扱っているときは乾かないように手早い作業をしなければならず、かなりあわただしい状態がずっと続きます。ほっとできるのは麺を蒸していたり、揚げていたりしてスタッフに任せる行程だけで、ずっと何かしている状態であっという間に終わってしまいます。
3ヶ月前から電話で予約可能とのことですが、かなり土曜・日曜は詰まっています。夏休みや冬休みなどの土日は受付開始からすぐに埋まってしまうこともあるようですのでなかなか体験できるためのハードルが高いと思います。
しかし、体験工房は小学1年生から可能ですし、道具類やエプロンなどは全て用意されているため、だれでも楽しく体験できることは間違いありません。
平日は比較的、空きが残っていることが多いそうですので、平日に行くことができる方は融通の利く平日のほうがお勧めです。
食育という言葉が言われるようになりましたが、家庭科の実習と違い市販の製品とほぼ同じものを実際に自分の手で作る体験は貴重な経験を得ることができると思います。
半旗のかかる日清食品大阪本社
最後になりますが、体験工房当日の日清食品では創業者会長の死去を悼み社旗の半旗が掲げられていました。
合掌。
壁と塀の微妙な融合です。
壁と塀の連続変化
建物が先に立てられた後から塀を作ったのか、はたまた建物の境界線が、土地の形にあっていなかったのか。
どちらかが微妙にずれてきて、その隙間を埋めるべくだんだんとナナメになる段差。
近寄ってよく見るとさらにその異様な状態がわかります。
変化の終わり
はっきりとした段差あるいは隙間を無理やり埋めているとしか見えない
これはトマソンではないでしょうか。
会社勤め、通常業務時間である定時を過ぎてまだ業務をしなければいけないときがあります。いわゆる残業です。
居酒屋「残業や」
居残るときはここに行くのでしょうか。
「今日は、どうする?」
「今日も残業や」
「ほな行こか」
と、まあ、不思議な会話になります。
残業しに「残業や」に行く。以前紹介した本社(支社はどこだ)みたいな感じです。
ちなみに平日の晩はサラリーマンがいっぱい残業しています。
いろいろ悩んでいても仕方がないので、ケース加工に移ってむりやり収めることにしました。
もう、エイ、ヤァッ!って感じです。
磨ぎあげ前後の状態
左は磨きあげの後、右は加工前のケース
例によってHAMMOND 1590Bのケースで作ります。
以前エフェクター作り(ケース加工編)では手を抜いてあまり磨きあげしなかったのですが、今回は無塗装でいこうと思い、しっかりと磨きあげました。
研磨の段階
右になるほど細かい番手で磨いている
こんなもの作って後の仕上げが大変だと思う(苦笑)
いろいろ流儀はあるのでしょうが、私の場合は耐水性のサンドペーパー(耐水ペーパー)で洗面器に水を(寒い時期はお湯)を張ってその中で作業します。
裏蓋を行程による違いが分りやすいように分けてみました。左から
・未加工
・荒磨き(#400)
・中磨き(#800)
・仕上げ手前(#1000)
・仕上げ磨き(#1500)
・金属磨き「ピカール」(オマケ)
の順で磨きます。
研磨中は手の油等が付いたりして表面が汚れる場合があるので、ちょっと中性洗剤を入れた水の中でするのが良いようです。石けんはアルカリ性でアルミニウムの地金に影響がありますので使用しない方が良いでしょう。研磨面を鏡面近くに仕上げても石けんで洗うと斑になる時があります。
耐水ペーパーも、砥石粒が落ちて自然と目が細かくなる状態になりますので、さらに磨くとどんどんと鏡面に近くなります。鏡面研磨しようと思うと、コンパウンドも2~3種類用意して磨き上げるのが理想ですが、そこまでの気力が無いのでピカールでお終いです。
なんだか電子工作というより、金属加工の記事になってきました。
あとはケースに穴を開けるのですが、位置も含めて取り付けスイッチ類でまた一悩みです。
撤退していたショップ99が復活しています。
「SHOP 99」恵美須町駅前店
以前の記事の店舗よりかなりこじんまりしていますが、活気は倍増。
日本橋近辺で一般食料品店が少ないのがアドバンテージなのでしょう。しかも24時間営業だそうです。ははあ(平伏)。
ずらっと並ぶ御用提灯。これは・・・。
大鍋居酒屋「御用だ!」
まるで時代劇の捕り物のようですが、居酒屋の店舗飾りです。
大鍋居酒屋、なんだかよく解りません。それなりの時間に通ると良く呼び込みが威勢良く声かけしています。
で、何が御用なのかというと、能書き看板が横にありまして、
能書き看板 御用だ!三箇条
入口横で結構大きな看板で目立つのだが・・
1つ目の「食い逃げ御用だ!」
これは確かに御用だ!と言われても納得します。が、だんだんと首を傾げる状態になりまして、
2つめの「酔っぱらい御用だ!」
これはちょっと不思議な感じです。居酒屋で酔っぱらい御用だ!は無いでしょう。もちろん、たちの悪いというのが付けば納得いきます。酔っぱらう所が居酒屋のはずなのですが、さらに・・・
3つめの「長居も御用だ?」
疑問符が付いてることから店としても強く言えない事が想像できますが、これは完全に店の都合です。客の回転を速くすることで売上が上がるのは客商売の基本ですが、それにしても露骨。じっくり呑めない店と判断せざるを得ません。
多少、冗談めいた感じで書かれてはいますが、入ろうとする客からすると、あまりいい気分になる文句ではありません。特に私のようなタイプはアウト。
関西できつねうどんの事をしゃれてこういう場合があります。名古屋では一般的な呼称です。
しのだ定食
なぜか大阪ではなく神戸で見つけた「しのだ」定食である
信太山のキツネにかけて、キツネは油揚げ(あげさん)が好物ということから、しゃれてきつねうどんのことを「しのだうどん」もしくは単に「しのだ」と称することがあります。
きつねうどんは松葉屋本舗が発祥で、初代の宇佐美要太郎氏が明治26年にうどん店として開店し、客が別皿で出していた揚げをうどんの上に乗せたことから生まれたメニューだそうです。二代目の宇佐美辰一氏が「松葉屋」として継承し「きつねうどん口伝(筑摩書房刊)」を記しました。
現在は三代目の宇佐美正弘氏が屋号を「うさみ亭マツバヤ」として「きつねうどん」を継承しています。
「ウサミ亭マツバヤ」
寒い季節は元祖のきつねうどんの他に、おじやうどんも良く出るそうである
すっかり大阪の文化として「きつね」が定着しているのではないでしょうか。
高田のババ・トライアングル類似物件です。
地下鉄堺筋本町
そう、地下道にある不思議な三角地帯。
これはかなりスケールが小さいのですが、魔のトライアングルを形成しています。
この階段の真ん中にある柱にぶつかる人が多かったのか、苦情が出たのか、はたまた親心で付けてくれたのかは不明。
とにかく、この柱にぶつからないようにという目的に達するためにこの無用とも見える三角形の手すりを設置したのでしょう。通常手すりの下は無用空間と化してしまいますが、この手すりは目的が逆。無用空間を作るための手すりなのです。
やっぱりトマソンでしょうか。
堺筋ホンマチ・トライアングル?
通常、休みに実家などへ帰省することを「田舎に帰る」と言います。
ビーフハウス「田舎」
さて、この田舎は牛の田舎なのかどうなのか。
それよりも「田舎に帰る」では無く「田舎に行く」と言ったほうがよい感じの屋号です。
牛の田舎に行って、牛を食べる。共食い?
しかし、いったい何の田舎なのか、考え始めますと、とたんに行き詰まります。いや、考えすぎか。
演じていらっしゃった中谷一郎さんが他界されたため演じ役がなくなりました。
「らーめん弥七」
テレビ時代劇「水戸黄門」の一行の中に風車の弥七という役があります。これは実在の松之草村小八兵衛をモデルにしたものだそうでして、うっかり八兵衛と同じくずぅっと一人の役者さんで演じられてきておりました。
その風車の弥七にあやかったのか、ちゃんと風車の絵までついているテントと看板の「らーめん弥七(ドメインがすごいですが)」。
久々にエフェクターを製作しています。
Dr.Quackの基盤まわり
例によってユニバーサル基板で製作
GGGのDr.Quackを製作中です。基板はとりあえず製作完了しています。
オペアンプはTL072から4558(DD)で、FETは2N5457から2SK30Aに、トランジスタは2N3904から2SC1815に代替しています。マイラコンデンサー類は東信工業のポリエステルフィルム、電解コンデンサーは松下の85℃品などの一般的に入手できる部品で製作しています。ワイヤー類も協和電線ですし、特殊な部品は採用せず、入手性の良い部品で製作をしたつもりですので、2台目を作る場合でも部品に困ることはないかな...と。まあ、そんな依頼は来ないとは思いますが(笑)。
ここまでで、基本的な動作確認ができた段階です。
ただ、どうしてもボリューム(ポッド)の設置位置の収まりが悪くて、まっすぐ立ち上げるとケース内に巧く収める事ができる位置ではありません。
基板レイアウトはこちら。
いつものように0.8φのスズメッキ線(単線)でポッドを支持するようにしたいのですが、なかなか位置決めが難しいのが現状です。どうしようかしら。基板の配線レイアウトを作り直すのが手っ取り早いかと思ったりもしています。
今回は手を抜いて元の基板レイアウトを最大限活用させてもらいましたので、どうも筐体の配線との相性が悪いのです。ちょっと取り付け加工を克服して組み付ける必要があり、時間がかかりそうです。
ベンチャー企業、新進気鋭が逆手に取られた例でしょうか。
「LSI CARD CORP.」
かつて日本LSIカード株式会社の社屋だった
2005年7月、小切手不渡りを出し事実上の倒産
架空の増資話により株価を上げて新規発行株を売り抜ける。そんな手口で会社を好きなままにされてしまい、最終的に小切手不渡りに至り倒産してしまいました。株式会社を舞台にした特別背任事件です。
株式会社は大株主が好きにできるという悪い面の例を見せつけた事件でした。
せっかくの無接点・非接触ICカードの技術を持ちながら・・・。
会社の命運はその経営を左右する人が決めてしまう。この例は脱法行為だっだのですが、適法行為であっても命運を左右することができるのは株主であり、代表取締役なのです。良くも悪くも資本主義の一面です。
うわ、なんだこれは?!
スパゲティダクト
どうも排気のためか何かのダクト類なのですが、この角で立ち上げて上へ通す際にファンを使って強制送気しているようで、そのファンを取り付けるためのパイプの取り回しがこんな状態。
別の角度から見ると送気ファンが見えますが、やはりすごい。
スパゲティの中の秩序
各ダクトに1つのファンが付けられている
整然とした無秩序状態。
これはトマソンkだろうかと。
明けましておめでとうございます。
番組の収録の抽選に当たったので、我ながらと思いつつ行ってしまいました。やはり大阪人はお笑い好き!
なんばグランド花月前
ちなみに撮影したのは03:40ごろなのだが、まるで平日の通常興業のようである
お笑い命ではありませんが、元旦の明け方からの生放送番組の収録の抽選に当たっため、終夜運転している列車があることをこれ幸いに行ってしまいました。
場所は吉本興業の本拠地であるなんばグランド花月。テレビ東京・テレビ大阪の「今年も生だよ 芸人集合!9時間笑いっぱなし伝説」にあるコーナーの「日本一早い漫才生中継伝説」の大阪側の収録です。
集合が03:45、番組の開始が04:30ごろから。
開演前のNGKホール
縁起物の門松が舞台の袖に立てられていた
残念ながら前説(スマイル:瀬戸洋祐・ウーイェイよしたか)から収録中を含めて芸人が出ているときは撮影できないので様子をお伝えできませんが、番組をご覧になった方がいらっしゃったとしたら私が観客席のどこかに映っていたかもしれません。生放送なので自分で見れないのが難点。録画もしていませんでした。
司会:藤井隆、ココリコ田中
出演(出演順)
矢野兵頭
ざ・ぼんち(ぼんちおさむ・里見まさと)
今いくよ・くるよ
のりお・よしお(西川のりお・上方よしお)
月亭八方
コメディNo.1(前田五郎・坂田利夫)
中田カウス・ボタン
かなりの豪華メンバーです。通常公演でもこれだけのメンバーがそって同じ公演中に見ることは無いぐらいです。番組収録とお正月という条件がそろったのが良かったのでしょう。
さて、さすがに朝の4時過ぎからというのは、お笑いを演じるほうもも見るほうもはじめての経験。出演者も眠さでハイテンションだったのと生放送であるため芸人の悪ふざけも多くあり、新年早々から笑わさせていただきました。CMの合間の余計な話でも笑わさせていただきました。
もっとも観客も眠さでナチュラルハイ状態のせいもありますか。
しかも収録の招待なのでタダなこともあり、なんばグランド花月のホールはほぼ満員。大阪人のしたたかさと笑いに対する貪欲さを感じますねぇ。
とりあえず、今年の年始はお笑いで始まってしまいました。
本年もよろしく。