なんぎ: 2009年7月アーカイブ

梅雨明けず

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 五月蝿いですが蝿ではありません。

クマゼミ
 クマゼミ

 朝から「シャー、シャー、シャー」と大合唱。3倍どころか限りなくうるさいのです。
 特に大阪を中心とした阪神間の都市部はなぜか、クマゼミが多く、身体もでかい上に鳴き声もでかい奴らが一斉に鳴いて、耳栓をして通りたい位の木も多数あります。
 以前、住宅の向いの植木に大量発生したクマゼミが轟音で、街灯もあるせいか夜中になっても鳴き止まず、睡眠不足だとぼやいている友人がおりました。

 本当にハンパじゃないのです。大阪のクマゼミ。うるさすぎ...。

 こんなにジャンジャン鳴いているのに、梅雨前線は北上せずにまだ日本列島に居座っています。
 ゲリラ豪雨もあり、なんだか一遍通りの表現で申し訳ないのですが気象がおかしいのでは?と思うような状態に少しずつなっている気がしてなりません。

幸運を呼ぶ

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 宝くじでも売っていそうですが違います。

ハッピーハウス&ラッキー
 「ハッピーハウス」&「ラッキー」

 幸福で幸運。どちらも「しあわせ」の文字がつく言葉です。
 幸せ全開、フルスロットルなのでしょうか。

 人生、運というとは定量であり、いつ、何で使うかということで総量から差し引かれて、残高ゼロになると「運を使い切った」という考え方があります。
 この2件の店を回るとかなり消費しそうな気がしますが、考え違いでしょうか。

 もっとも宝くじのロト6でキャリーオーバ発生中の6億円とか、ジャンボ3億円なんか当たろうものなら、後々の人生の運のほとんどを消費しきったイベントだと思います。残りの人生が逆につまらなさそうに見えるのは貧乏人のやっかみでしょうか。

 いわゆる骨董品店です。

アンティック・とらんく
 骨董・アンティーク「とらんく」松田屋

 さすがに骨董品だけあって、他の中古家電品店とは商品群が異なります。
 一時期、潜水具関連が多くあったのですが、現在では萬骨董品の店のようで、足つきテレビのほか、なんとなく怪しげな(ほめ言葉)品物が店頭に並びます。
 普通、骨董品店というと真贋がわからない焼き物類などが並んでいる場合がおおいのですが、どうやら違うようです。ある意味、日本橋五階的な実用商品が多いのが雰囲気が違う原因かもしれません。

NR(RC40)

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 いやあ、高すぎて手が出ませんでした。

NR(RC40)
NR(RC40)
 ホンダテクニカルカレッジ関西校のロビーにて

 ホンダのリリースに記載がありますが、当時の発売価格が500万円強。とてもですが道楽でも買える金額ではありません。
 その分、贅沢なつくりになっています。

NRコックピット
 コックピット周り
 タコメータの32VALVEが誇らしい

 コンロッドはチタン製、ホイールは塗装されていてわかりませんがマグネシウム合金製、フレームは目の字型の断面材でアルマイト加工でバフ仕上げ、ウインドスクリーンはチタンハードコートの蒸着、ヘッドパイプ周りおよびピポッド周りは鋳造ではなく鍛造品で、フェアリングにいたってはCFRPというほとんどレーシングマシンと同じ感覚というか、一般的な市販車両とは完全に異なった仕上げ・仕上がりです。

NRフロント周り
 NRフロント周り
 フロントは倒立サスペンションでフローティングディスク
 しかもタイヤ径は16インチである

 そらぁ、高いわ。と、口が出そうなのですが、ホンダの意地と威信をかけた市販フラッグシップマシンですので、採算度外視、注げるものをすべて注ぎ込んだといってもよいのでしょう。それでもこんな価格になってしまったのは、ある意味ワークスマシンを市販したのと同じ状態だからでしょう。

 国内版は当時の自主規制で77psでしたが海外版(米国版)はPGM-FIの仕様などが異なり、130psぐらいは出ていたそうです。
 しかし、今となってはかなり維持したり走行すること自体が厳しい車体となってしまっています。
 トヨタの2000GTと同じ感じになっているのでしょうか。
 もう一度、出してくれないでしょうかね。今なら国内でも大型免許(当時の限定解除)は教習所で取れる時代なので需要はあると思うのです。

 これはどう呼んでも「どしつ」でしょう。

土室町
 土室町(はむろちょう)

 御室(おむろ)というのが京都府にありますが、「土」の文字を「は」とはなかなか思い至りません。

 土の字の通り、土器を製作する人々の集まったところで、埴廬(はにいお)の祖。「埴」は「粘土」を、「廬」は「室」意味しており、そこから「土室」と至ったようです。
 実際にこの地名の辺りに埴輪窯の遺跡が出てきたそうですので、相当古くからある地名であることをうかがわせます。ということは、弥生時代にはすでにこの地名であったのかもしれません。

 古書でしか入手できないと思われますが、楽しく読めました。

ホンダがレースに復帰する時
 高斎正著 徳間文庫
 ホンダがレースに復帰(カムバック)するとき
 1981年1月15日 初版
 ISBN 0193-577144-5299

 何気なく予備知識もなしに読み始めて「あれ?」と思いました。
 かなりドキュメンタリー的な内容にも関わらず、心理描写や登場人物の言動があまりにもリアル過ぎなのです。監督も1960年代に参戦していた中村氏。よくよく確認すると「本格的レース小説」というフィクション小説でした。
 架空のマシンRA303。CVCC技術を確立したベースを駆使して低公害エンジンのCVCC搭載V12気筒3バルブDOHCエンジンでホンダがF1にカムバックするというシチュエーションでスタート。登場するドライバーに技研の日本人ドライバーが登場して参戦するという当時ホンダを熱烈に応援し、F1撤退から再度参戦を願っていたファンの視点からホンダがF1レースに再度参戦するという場合にどのような展開をしてほしい、もしくはするのではないだろうかというベースで描かれた小説です。

 ホンダ学園のF1エンジン始動デモで行っていたV12気筒エンジンはかなり後期のエンジンで、参戦当初のレギュレーションではなかったことから、「おかしいな?」と思いながら読み進めていたのですが、ホンダがF1という状況、登場人物に実際の人物と同じ名前が出てくる事もあり、ワクワクしながら読み進みましたがどうもしっくり来ませんでした。ホンダの社員であり、日本人ドライバーが参戦していた記憶が無い事もあり、発行年月とともに見ると、どうやら参戦前にホンダがF1に再参戦するとしたらという前提で描かれた小説だという事が判明(それでも2回読み返しましたが)。

 しかしながら当時の状況としてF1へホンダが再参戦してほしい。どうせ参戦するなら最高峰であるフォーミュラー1。しかも「レースは実験場」というコンセプトから描かれた状況で社員でドライバーでエンジン開発者という人物を中心に描かれた葛藤とドラマが大変面白いのです。
 ドラマの中では苦悩する技術開発者でありドライバーである担当者の「藤山(たぶん富士山「ふじやま」のもじり?か、往年の本田宗一郎に関連する藤山一郎と重ねた?)」苦悩が描かれており、レースというシーンへの過酷な状況なども合わせて克明に描写されます。実際にカムバックした状況とは異なるのですが、いわゆる「ホンダドリーム」を垣間見させてくれるホンダファンに向けた小説と言えます。

 小説のベースは1968年に撤退したV12エンジン搭載のRA302の延長で描かれています。
 実際にはホンダはこの書籍が発行された後すぐの1983年に参戦開始。小説の舞台に示された通りF2へのエンジン供給などを経て再参戦なのですが、エンジン供給メーカとしての復帰です。当時の供給エンジンはRA163E。80度V8の1500ccターボユニット付きのエンジンでした。
 シャシーも含めて参戦したのは再度撤退したその遥か後、RA099としてフルコンストラクターとしての参戦が1999年からです。

 時代背景と当時の状況を想像すると、いかにホンダらしいF1復帰、参戦状況、ドラマの展開というのが描かれたのかが想像できます。
 ホンダファンのためのホンダドリームを見たい状況だったのでは無いでしょうか。
 過去に振り返って技術展開などの差異や、状況などの違いはありますが、以前にご紹介した実録である「ホンダ二輪戦士たちの戦い」とは違うフィクションとして見ても十分面白い本でした。

万葉仮名

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 すべて漢字、まるで万葉仮名です。

夜露死苦
 居座歌夜歌良御家「出多等芽」

 居酒屋・カラオケ「出鱈目」が正しい表記だとは思いますが、なにせ万葉仮名のように全部漢字。
 正直なところ、本当にこの意味で漢字に翻訳して正しいのかどうか不安です。
 正解だとしても屋号が出鱈目なら、この漢字も出鱈目なので、信憑性がありませんが。

広告募集の広告

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 不景気のせいかよく見かけるようになりました。

電柱広告募集
 電柱広告の募集広告

 広告を募集する広告。
 掲示すべき広告が無い事から真っ白にするには見栄えが悪いので広告募集の広告がこの広告を取り扱う代理店などで出している例が多くなりました。
 まあ、真っ白ののっぺらぼうであれば、何のための看板か判りませんし、広告に使いたいと思う広告主が現れたとしても連絡先が判りませんので、ビジネスチャンスを逃さないためにもこのようにならざるを得ないのでしょう。
 電柱と呼ばれるこの道端の構造物、大阪では関西電力とNTT西日本(旧電信電話公社)が立てているのですが、どちらの電柱かで連絡先が異なります。けっこう縄張り争いも激しいらしく、一番迷惑を被るのが顧客だったりする訳です。

 まあ、こんな場所にファンキーなアートが掲示されるほどバブリーな時代を望む訳ではありませんが、広告募集の広告を見るとなんとなく寂しい気がします。

泣いちゃう

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 たぶん、読みは違うと思いたいのですが。

波田眼科
 「波田眼科」

 「波田」という姓は「はた」と読む場合がほとんどのはずですが、屋号の下が眼科。と、くると、どんなにバイアスが掛かっていようと「なみだがんか」と読んでしまいます。
 医院の屋号は名字をそのまま付けた〜医院という命名がほとんどなのですが、ややこしい名字や読みが二通り以上ある場合はひらかなやカタカナに読み下して表記される場合がほとんどです。
 このばあいも「はた眼科」と書いていてくれれば良かったのですが、どうも「なみだ眼科」とよんでしまいます。いや、私の思考にバイアスが掛かっているせいでしょうか。

 いやあ、紹介していてこんなにあって大丈夫かと思えてきました。

杉本商店
 「杉本商店」

 ねじや建築金物の杉本商店です。
 店頭には天井アクセスハッチ(天井にある天井裏への扉)、スベラーズ、蝶番、キャスタなどの他コーキング材やボンドなどの化成品もあります。
 しかしながら売りはねじ。木ねじなどの建築用ねじとアングルなどがメインです。
 ほかにもフックなどの建築周りの金物全般を取り扱っていらっしゃいます。

 「こんなんしたいねんけど」という相談事でもホームセンターのようにお座なりな対応はありません。こってり、みっちりです。逆にこういう応対を望まない若い世代の方が増えたのがお店としても残念なのかもしれませんね。

日食

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 職場の屋上からの観察ですが、天気が悪い!

日食2009
 食の最大付近(11:03)
 決して朧月夜の写真ではありません(汗)

 残念ながら職場からではご覧のように天気が悪く、はっきりとは見えませんでした。
 しかしながら、曇ってくれたおかげでフィルタ無し、メガネ無しで食の最大を肉眼で見ることができました。首は痛くなりましたが(笑)。
 皆既日食の観察・観望をされている方々、よく見れたのでしょうか。

追記:
 トカラ列島悪石島は10時ぐらいから猛烈な突風に見舞われた上、暴風雨状態で観測どころでは無かったようです。仮設のテントでは持たないぐらいの状態で屋内への避難勧告も出たとの事。
 日食中は突風が吹くとの言い伝えもまんざらうそでは無いようですね。

人間の残像

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 大阪駅構内のベンチなのですが。

人間の残像
 人間の頭の残像

 人の分泌物である皮脂が黒御影石に染込んで出来上がったようです。
 揺れる人間の残像。トマソンでしょう。

 毎日少しずつの事なのでしょうが、じわじわと石に脂が染込んで人間の形を写し取っていきます。このベンチでは酔っぱらって傾いたままの人とか、カップルで座って互いに向き合って斜めに座っている人たちとか、かなり利用率が高いのです。
 この隣が洗面所ということもあり、連れを待つ間に座っているほか、ご年配の方がお疲れでおすわりの場合など、意外と大阪駅構内で座っている事の出来る場所が少ないせいか、いつも満席の場合が多いのです。
 日々積み重ねると、このように形ができあがる。まさにトマソンの人生訓です。

 地名としては残っていませんが、交差点名はこのとおり。

富木
 富木(とのき)
 JR阪和線にも同じ名前の駅名がある

 これも、こう読むの的イレギュラーな読みを示す地名です。
 近くに等乃伎神社があり、古くは兎木、殿木、殿来とも書いたそうですが、現在の漢字表記はこれらよりも読むのは難しいですね。字だけ見ると「とみのき」が約されたことで「とのき」になったように思えますが、実際は他の文字から現在の文字に変わったため読みがそのまま当てられたと見た方が良さそうです。
 古事記にも兎木の地名が出てくるとの事でこれまた相当古くから「とのき」と呼ばれる地名はあったようです。

日の丸

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 大阪市営交通の交通機関では国民の祝祭日はかならず掲揚しています。

国旗掲揚
 地下鉄の車内

 大阪市営交通の地下鉄、バスは祝祭日は必ず国旗が掲揚されています。
 地下鉄の場合は車内にこのように、バスの場合は車体の前面に取り付けられ、日の丸をはためかせながら運行しています。
 残念ながらハッピーマンデーとやらにされてしまい、日付固定で無くなってしまった海の日(今年は明日:7月20日)ですが、このように日の丸を見る事が出来ます。

 追伸:
 頂きましたコメントで「祭日」は現在無く、「祝日」のみなのだそうです。
 従って上記記事中の「祝祭日」は「祝日」と読み替えていただきますようお願いします。

猪飼野地車

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 居酒屋ガレージさんのお招きで今年もお伺いしました。

猪飼野地車
 猪飼野地車
 好天ですでにかなり暑い

 御幸森神社の夏祭りに曳行される地車に同行しました。
 現在の地車は明治20年ごろに製作されたものだそうで、中で2丁鳴っている鉦も相当古いものです。太鼓は今年張り替えをしたそうで、地元の人ではすぐ音が変わったと判るそうです。
 鉦2丁、小太鼓と、大太鼓が中にあり、元気よく鳴り続けています。

平野運河横
 平野運河横

 各地の地車もそうですが、相当狭い道であっても上手に通ります。写真では道幅は狭いものの上が開けていますが、民家の路地の相当立て込んで屋根や電柱などが迫った道でも上手に通っています。

やりまわし
 交差点にて
 地面の茶色い線は地車のコマの擦り痕である

 地車には操舵機構なんてありませんので、交差点で曲がるにはその場でこのようにやり回しをしてぐるっと地車を回転させます。地面にはコマの擦れた痕が残り相当な重さを感じさせます。
 狭い路地の曲がり角でも地車を周囲にぶつける事無く、屋根の上に人が乗ったままで回転させて通り抜けて行きます。

夜の地車
 お尻を持ち上げる

 夜には御幸森神社へ宮入するのですが、昼間よりもかなり元気。お尻を持ち上げたまま走行したり、上げ下ろしで元気よく動いていました。
 曳く人数は、暑い昼間には参加していない人たちも参加してくるらしく、元気な人の人数が増えていますし、地車の動きも激しくなります。
 近くでみると、鉦・太鼓の音が体に響き、夏のエネルギーを感じます。

夜店
 夜店

 御幸森神社にはごらんのように露店が出て、たいへんな人手になっています。
 暑い中でも人が押し合うくらいの賑わいで、夏祭りを実感します。

 今回も居酒屋ガレージさんと常連の方々を含め、大変お世話になりました。
 この場を借りてお礼申し上げます。

 翌日の本宮の様子などが居酒屋ガレージさんでご紹介されています。
 御幸森神社・夏祭り
 御幸森神社・夏祭り#2
 

防止できるか

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 犬の名前に「タロー」というのがあるようです。「タロ」と「ジロ」は南極に行きましたが、こちらは?

ひったくりとめたろー
 ひったくりとめたろーの啓蒙ステッカー
 犬の名前が「トメタロー」って書かれても

 大阪のひったくり件数は相変わらず、不名誉ではありますが上位を維持し続けています。
 そんな中、なんとかしたいという啓蒙にキャラクターを使ったようなのですが、「とめたろー」というのは余りにもベタすぎます。「止めたろう(止めてやろう)」に掛けているのでしょうが、駄洒落の域に達してしまっている感は否めません。

 この延長線として「ひったくりしたろー」とか「ひったくりさせたろー」とかブラックな奴が出てこないのかちょっと期待してしまいました。

 いやいや、バッグはしっかり持ち、ひったくりに遭わないように自衛心をもつことで、注意・予防行動ができますので、まずは気持ちをしっかりとする事が一番です。もちろん被害に遭わないのが最善なのですが。

夏の野菜

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 最近は季節感が無くなり一年中で回りますが。

おたんこなす
 おたんこなす「夫婦家」

 「おたんこなす」には、まぬけ、とんま、人を罵って言う言葉(大辞林第3版 CD-ROM)ということで、結構口汚い言葉なので、あまり屋号に使いたいとは思えないのですが、堂々と使われてしまっています。
 そもそも「おたんこなす」とは茄子(なす)の一種をさ指したのかというとそうでも無く、元々は遊女の嫌な客を指す隠語として「おたんちん」という言葉から来ているという説があります。
 「おたんこなす」にしても「おたんちん」にしても、どちらにせよ関西ではあまり馴染みの無い言葉ですが、あまり良い意味では使われない言葉のようです。
 関西で「なす」が付く言葉と言えば「ぼけなす」というのがあり、やはり罵り言葉であまり良い意味ではありません。
 語感で面白いと思われたのかもしれませんが、ちょっと困った意味合いですよね。

 工具全般なんでも来い、ですか。

柴商
 「柴商」

 看板は日立らしい感じがしますが、マキタやリョービなどを含めて電動工具、エアー工具、大工工具と幅広いラインアップに対応しており、ウェブでの展開もされている株式会社柴商です。
 店舗面積は限られる事から豊富な品揃えのすべてを店頭に並べている訳ではありませんので、お探しの工具が無いかは店員さんに聞いてみるのが一番です。
 他の五階界隈の店舗もそうなのですが、実物を置く売り場面積が大変限られているため実際の取扱商品全てを網羅している訳ではありません。たいがい、見つからないとか判らない場合は自分であちらこちら探すより、店員さんに聞くのが手っ取り早い方法なのです。
 しかも、自店舗取り扱いの商品についての商品知識はどの店舗でもかなり詳しく教えていただけるので、探すより聞く方が早いのです。価格交渉は各店舗でがんばってもらうのが日本橋流でしょうか。

なんかちがう

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 違う文字がかなり強調されています。

絶対温館
 話風酒家「絶対温館」

 基準となる音を聞かずに正確に聞こえた音の音程を聞き取る能力が絶対音感です。
 絶対温度と1文字違い、絶対音感と2文字違い。
 温館だけみると、なんだか一年中暖かいイメージがあります。冬場は良くても夏場にはいると、生暖か~い店内なのかと疑ってしまいます。
 和風酒家ではなく、話風酒家というのもなんだかよくわかりません。みな、がやがやしゃべっており、さぞや店内騒がしいのかと勝手に思っています。

 読みを見ると読めなくなさそうなのですが。

加美鞍作
 加美鞍作(かみくらつくり)

 「鞍」を「くら」と読めればかなり読み下し正解率が高まりそうです。
 しかし、加美を「かみ」とそのまま読めるか、鞍作を「くらつくり」と読み下せるかといわれると怪しいところですね。

 鞍作りの通り、古く朝廷の馬具を作る鞍作氏の居住地だったことからとの説があります。大化の改新で名前が出てくる蘇我入鹿は通称が鞍作とのこともあり、かなり来歴は古い地名のようです。
 で、前半の「加美」ですが、平野川の上流に位置することから「上」~「加美」ということで加美郷があり、それに由来するのですが、こちらは江戸時代にはすでに地名としては残っていなかったようです。

UNIXの道

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 日本のUNIXの開祖である石田晴久氏が3月にお亡くなりになっておられました。

UNIXマガジン最終号
 株式会社アスキー発行 季刊 UNIX magazine (最終号)
 2009年7月号(第24巻 第3号 通巻247号)
 総力特集 それぞれのアーキテクチャから見る展望 UNIXの未来

 残念な事に「UNIX magazine」として発刊は、この号で最終号となってしまいました。
 次号からは「NETWORK magazine」と統合され「ASCII.technologies」として新装刊され、引き継がれる事になったそうです。UNIX専門誌として高度な記事を掲載し続けた雑誌が1つ無くなってしまいました。

 さて、最終号の特集ですが、いつものごとく相当数のページを割いています。
 ・UNIXとCとネットワーク
 ・2010年ーPowerとAIX
 ・HP-UXが目指す次世代コンピューティング
 ・OpenSolarisの未来と革新されたユーザビリティ
 ・コミュニティが作るLinuxの未来
 ・BSDが培ったもの、BSDが築くもの
 ・アップルが考えるMac OS Xの未来
と、まあ、てんこ盛りな内容です。

 で、気になるMac OS X 10.6となるSnow Leopardについての記事から拾い読みすると、まずマルチコアの対応が進んでいるとの事。従来のMac OS XはMachをベースとしていたNeXT OSから、色濃くBSDの系統のOSであると言えます。しかしながら、並列処理性がどうももう一つといった感じが否めませんでしたが、Grand Centralと呼ばれる機構でかなり並列処理性が高まるようです。
 また、GPUをCPUがやっている演算処理に振り向けて性能を上げる事ができるOpenCLの搭載が決まっているようです。

 今回のSnow Leopardでは、メモリなどの使用リソースの低減やパフォーマンスの向上と行った地道な部分でかなりの改善を施したようです。
 だいたい、Mac OS Xはバージョンが上がるごとにパフォーマンスが改善されてゆくという不思議なOSですので、今回はその部分を強力に推し進めたのではないかと思います。

 その他、冒頭にも掲げました石田晴久氏の追悼記事、OracleによるSun Microsystemsの買収による今後の予想、前号からの続き記事であるブレードサーバによる仮想化の実際(アスキー・メディアワークスのサーバ事情)など目を惹く記事が多くあります。

 今後の編集方針などがどのようになるのかは判りませんが、このような「読み応えのある濃い記事」が掲載され続ける事を期待します。
 処分されてしまい、手元にない号もありますが、創刊して3年ほどしてから購読開始をした雑誌が休刊となり新装されるのは感慨深いものがあります。気に入って読んでいた技術系雑誌としては先に休刊してしまった共立出版の「bit」に次いで楽しみにしていた雑誌なのですが。

 ASCII.technologiesが今後どのような展開を見せてくれるか見守りたいと思います。

ホンダ学園

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 学校法人ホンダ学園、ホンダ テクニカルカレッジ 関西校のオープンキャンパスにお邪魔しました。

ピット作業デモ
 8時間耐久チームのピットデモ

 学内で行われている活動の1つに鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参加・出場があります。
 先生方が指導に当たっているとはいえ、ライダー以外の実際の活動は全て学生。ピット作業、車体熟成も含めて全員が学生のチームであり、相当な覚悟と実技力を必要とされます。

8耐車両
 車体作りこみ中

 学内のものづくりエリアを使用して、車体の整備などを含めて行っていました。
 考え、手を動かして作り、失敗をして学ぶという貴重な体験を学校生活の中で体験できて身に付けることができるのはうらやましい限りです。

授業風景
 授業風景(2号館2F実習場)
 ここでは小さな4気筒エンジンを分解・組立していた

 当日は土曜日の本来ならお休みとなる日に登校・授業ということで、見学会にあわせたシフトでなんだか学生さんには申し訳なく思ってしまいます。
 各授業の先生や、校長・教頭など含めた先生全てが本田技術研究所からいらっしゃっている方ばかりなのだそうです。
 現役バリバリで活躍されていた方が引き抜かれてこちらの講師として学生に教えるという、現場実地主義そのもの。また、各分野の「神様」みたいな人がゴロゴロしており、スターのような先生から直接教えを請う事のできる学生さん方が大変うらやましく思います。
 たとえば、アイルトン・セナのエンジンメカニック担当で、その先生となっている方のバルブ摺り合わせしたエンジンでなければセナ選手は出場しないと本人が言い切るぐらいの人だったりします。

 今回の学校見学では、自動車研究開発科(3年制)の課程に進路希望のコースで案内頂きましたが、研究開発科での独自の取組に「ものづくり」があります。その授業の一環としてF-SAE(Formula Society of Automotive Engineers)への参加というものがあります。これはアメリカ自動車技術会が主催する自動車製作のコンペ競技でして、タイヤをカウルで覆わないオープンコックピットであるフォーミュラースタイルの車をレギュレーションに則って開発・製作し、競い合います。エンジンは610cc以下の4ストロークエンジンとなっています。

実車走行
 実車走行デモ

 通常のレースと異なり、参加団体を1つの企業として模しており、競技車両の設計・製作、走行性能を競うだけではなく、プレゼンテーション審査(企業への売り込み)、コスト審査(製作費用も競技対象で総額$30,000以下と定められています)、デザイン審査(カッコいい車を売り込まなければなりません)などの静的審査と、0〜75mのタイムを競うアクセラレーション審査、スキッドパッド審査、オートクロス審査、エンデュランス審査などの動的性能の他、エコノミー審査(燃費を競う)といった、現在の自動車造りに遭遇するであろう開発と全体的なマネジメント能力まで審査の対象になります。
 下の写真では車体にメーカ名などが貼られていますが、これは実際のレースと同じくスポンサード企業の名前を表記しています。加工費を学生向けに融通して頂いたり(価格交渉はもちろん学生の仕事です)、解析ソフトウェなどの供与をして頂いたりと有形無形のご協力を頂いた企業の名前なのです。

競技参加車両
 本年度の競技参加車両
 手前は単気筒自然吸気、奥が4気筒ターボ付き

ターボユニット
 ターボユニット
 奥に見えているかたつむりがターボユニット
 ワゴンRのものを流用したそうだ

 ここで、主体になるのは学生であり、講師陣は直接設計や仕様に対してアドバイスしてはならない規則であるため、けっこうもどかしいそうです。また、実際に失敗させてどう改善するかという手法を学ぶことも必要との事でした。
 このあたりは故本田宗一郎のレースに臨む考え方が受け継がれているのではないかと感じます。負けたときの原因はみんな必死で検討しますが、勝った時もなぜ買ったのか分析しろとの思考方法を教えられるのではないでしょうか。結果オーライではダメなのです。

 研究開発科ではF-SAEを始めとして整備科と異なり、もの作り徹底して鍛えられます。
 そのため、本年度が初めての卒業生を排出したにもかかわらず、このご時世にあっても就職率100%だそうです。恐るべしホンダ学園。

CSホール
 模擬ショールーム(1号館2F CSホール)

 実地に即した授業内容ということで、このようなショールムを模した教室もあります。セールスとして就職する学生さんの場合は、こんな教室で授業を実地のように受ける事になります。
 また、学校来場者にとっても二輪・四輪を含めたホンダのショールームともなっている所が面白い所ですね。

図書館
 学内図書館(2号館3F)
 技術書だけでなくホンダ関連の書籍の蔵書は日本一とのこと

食堂
 食堂
 学生向けなのでご飯大盛りも同じ値段だそうだ
 ただし、我々は確実に成人病になりそう...
 ちなみにH-TEC(W)カレー【トンカツ】が1037kcal、大盛りだと...脂汗

 実習場以外にもいろいろな施設が充実しています。
 ホンダ関連の書籍であれば日本一の蔵書を誇る図書館。ココ以外では絶対に置いていない書誌もあるそうです。また、食堂は学生の人数が収まりきらないためシフト制のようでした。選択コースなどで食事の時間帯が決められているのでしょう。時間を守って外で待機している学生の列が印象的でした。
 学生向けメニューとあって、とにかくボリューム大。ご飯は大盛りにしてもらっても同じ値段。
 カレーなどは軒並み大盛りの学生ばかりで、横から見るとご飯の小山ができたカレーがあちらこちらに。まるでCoCo壱番屋でごはん1000gを注文した感じです。
 我々「ええ年」をした連中が同じ量を食べると確実に成人病やメタボまっしぐらであることは間違いありません(笑)。
 他にもウェブ上には掲載がありませんが、バスケットコートなどもあり自動車系以外の運動部系同好会のほか、文科系の同好会もあり課外の活動も盛んだそうです。

 今回の学校見学会の目玉イベントの1つがF1エンジンの始動デモ。

F1エンジン始動中
 教室の片隅に置かれているF1マシン
 デモを屋外ですると近隣から文句が出そうなくらい大音量

 過去にホンダがF1に参戦していた頃のエンジンを動態保存されていて、実際にエンジンを始動して感じてもらうイベントです。
 アイドリングで暖気したのち、9,000rpmと上げると独特のエキゾーストノートが聞こえ始めます。テレビ中継で聞こえるアレです。さらに16,000rpmまで回転を上げてデモ。実際のF1サウンドを間近で体験できます。実戦ではピットクルーなどが防音のプロテクターを付けていますが、無い状態ではとてもではありませんが難聴確実な大音量です。
 しかしながら9,000rpmのエンジン音、さらに高出力時のエンジン音を体験すると言葉では表現しきれないものがあり、パワーを身体で感じるというのが正直な感想。圧倒的な迫力を体験できます。
 エンジン自体は1983〜1992年まで参戦していた時のかなり古い時のエンジンだそうで、実際に次回始動できるかどうかはかなり怪しいとか。V12気筒のようですのでRA121Eではないでしょうか。

 今回見せて頂いたホンダ学園、研究開発科のオープンキャンパスでお世話になった校長・教頭先生を初めとして講師の方々のホンダイズム。さらに徹底したコンセプトに創学者である本田宗一郎の「人に愛され、信頼される技術者の育成を通じ、社会に貢献する」という熱いメッセージがまだまだ生きており、受け継がれている事を感じました。
 また、礼儀正しい行動を取るという部分でも大変成果をあげておられており、見学で回った教室や施設、通路などですれ違う学生がみな「いらっしゃいませ」とか「こんにちは」といった挨拶を元気よくかけてきてくれました。

 学校見学会という入学者取得のイベントにお邪魔したにもかかわらず、丁寧なご対応頂きました校長・教頭先生をはじめ、講師の方々や関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

追記:
 デモで始動しているエンジンですが、V12気筒の後期型エンジンではありますが、プロトタイプとの事で型式を振られた実走行マシン向けエンジンではないそうです。
 となると、車体もプロトタイプ?と、気になるところです。

かなりど真ん中

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 もう、べたべたです。

なんでも酒や
 なんでも酒や「カクヤス」

 ストレート、ど真ん中~!な感じです。
 「なんでも酒屋、格安」を引っ掛けたのではないかと思われますが、ここまでなら駄洒落のみ。
 ここでトドメが「ごっつう旨いビールおまっせ」のテントの文字。これは惹きつけられるものがあります。いや、名コピーですよ。

 またもや縦読みか横読みか混乱させられます。

アナグラム
 お好み焼き・鉄板焼き「てこてこ」

 縦に読めば「ここてて」。右回りに読んでも「ここてて」。
 横に右から読むと「こてこて」。左から読んでやっと「てこてこ」。

 でも、「てこ」か「こて」かの論争は以前にもご紹介したとおり、未だに続いています。

 ひしめき合う工具店。なぜか共存して共栄しています。

尾崎電機
 尾崎電機

 以前ご紹介した尾崎電業の姉妹店、いや兄弟店です。こちらはお兄さんがやっていらっしゃるそうです。
 昔は冷蔵庫を取り扱っていたそうですが、当時は季節商品のようなもの。冬場は売れなかったそうで、その間に工具を売っていたのが現在では工具専門店に。
 電動工具、エアーツール、ハンドツールとなんでもござれです。

七夕

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 技術試験衛星VII型、と、言われてもロマンはありませんね。

きく7号
 技術試験衛星VII型(「きく7号」ETS-VII)の模型

 以前にご紹介した沖縄宇宙通信所の展示室に模型が置いてあります技術試験衛星VIIです。

 衛星単体で分離・合体(ランデブー・ドッキング実験)を行うことのできる、世界でも最高水準の技術を搭載した衛星です。打上は11月でしたが、宇宙空間で一度離れた衛星がまた、自動でドッキングするということからその愛称が「おりひめ・ひこぼし」と名づけられました。
 チェイサ衛星(左側)が「ひこぼし」、ターゲット衛星(右側・一部)が「おりひめ」です。

 しかしいつも七夕という行事がある日の天気、新暦ではあまり天気の良くない日のようです。旧暦であれば8月ごろになり晴れ渡った夜空に浮かぶ天の川で光る琴座のベガとわし座のアルタイルで、行事も引き立てられたのではないでしょうか。

 「ゆみけずり」ではありませんよ。

弓削
 弓削(ゆうげ)

 岡山ほかにも同じ地名があるようですが、「弓」を「ゆ」あたりまではなんとかですが、延ばした上に「削」を「げ」の1音だけになるのが難しいと思えます。

 由来は字の通り、弓を制作する部があったことからだそうです。

普通救命講習

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 本日は居酒屋ガレージ店主さんのお招きで普通救命講習を受けました。
 (居酒屋ガレージさんでのようすはこちら

講習の様子
 講習の様子
 消防署の方によるお手本
 右端の方は訓練用AEDの状態をリモコンで操作している

 普通救命講習は主として成人(8歳以上)を対象とした応急手当、止血法や心肺蘇生法および自動体外式除細動器(AED)をの使用法などの習得を目的として行われます。
 AEDの登場でフィールドでの蘇生・生還率がかなり向上したのは間違いありません。
 救命講習は、実際に人命が危うい状態に至るような事故などが発生せず、役立つ状態が来ないのが一番よいのですが、万一遭遇した場合に適切な処置を行うことで助かる命がある場合が多いということから、一度は講習を受けてその技術を身につけておいても損は無いと思います。
 実際に修了後、2・3年毎に講習を受けてその技能の保持と向上に努めることを奨励されています。
 私も初回の講習を含めてからは毎年受けており、今年で4回目の講習となりました。

 実際に講習を受けるたびに救命処置の手順が微妙に変化します。救急救命学会などのプロトコールが統計的な結果から変更される事もあって、随時その技術向上のための変更が加わるようですので、修了後も受けておいたほうが間違いありません。
 AEDについても、リリース当時は連続最大3回の電気ショックを与えて除細動を行う手順を行っていましたが、現在は1回のみで心拍が正常に戻らなければすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行い2分後にまた除細動が必要か必要かどうかを確認、電気ショックを再度与えるか胸骨圧迫を再開するかの指示を繰り返します。
 3回の電気ショックを行う間の解析時間や充電時間の待ちで循環が滞ることで蘇生率が低下するとの統計的数値がでたためだそうです。
 現在では人工呼吸による感染の危険性が指摘されることから、人工呼吸を省いてでもとにかく循環を維持させることが優先とする救命法が採用されています。

 一度、循環が停止することで組織にダメージが与えられるのですが、その状態から再度循環が再開(再灌流)することでさらに別のダメージが発生することもあります。とにかく、胸骨圧迫を行い、循環の維持が一番だそうです。

子供でも受講可能
 子供でも受講可能
 命に関わる実技なので真剣そのもの

 講習そのものはだれでも受講可能です。
 たとえ小学生であっても、同じように受講でき、ご覧のように実技も大人と同じように行います。
 実際にこれらの実技が役立つ場面に遭遇するようなことが無いのが一番ですが、救命講習は低年齢のときから受講することで命の大切さを学ぶ、大変良い機会ではないかと思います。

消防関連車両
 消防ポンプ車と救急車
 うしろの玉出との対比がなんともである

 当日は消防署からかなりの人数で講習の指導のためにお越し頂きましたが、出動要請が掛かればそのまま移動できるように、消防ポンプ車と救急車の各1台で来場されていました。
 幸いにして講習中に出動が掛かり中断するすることなく無事終了。

救急車の中
 救急車の中
 大きい車体にもかかわらず中は「みっちり」

 不幸にして乗車されたことのある方であれば見たことがあるかもしれませんが、あまり乗せられる側にはなりたくない救急車です。今回は野次馬的外野でしたので、車内をじっくり拝見させていただきました。
 心電図の出るタイプのAED、酸素吸入器、聴診器や心電図プローブ、お産のセット、ディスポーザブルの衣類など機材類でいっぱいであり、かなり大きい車体にもかかわらずキャビンはそれほど広くありません。さらに運転席と助手席の間は無線機材や端末画面などがあり、座席周りもかなり窮屈な状態で、お世辞にも快適な走行をできるとはいえない状態です。

 不幸にしてこのような救命法が必要な状態にならないのが一番ですが、実際に遭遇したときに躊躇せず蘇生・救命ができるなら人の命にかかわることですので出来るほうが良いに決まっています。救急隊の方も強調されていましたが、投薬などを行って治療を開始するまでの時間にいかに短くするか、また救急隊が到着するまでにどれだけ素早く適切な救命処置を開始するかで生還率・蘇生率だけでなく、命が助かった後のQOLの向上に大変重要なファクターを占める行為です。特に用は無いと思われていても、受けておかれることをお勧めいたします。

 大阪人たるもの、修行せずとも自宅で美味しく作り上げなければなりません。

お好み道場
 お好み道場

 たこ焼器は一家に一台。
 それに加えてホットプレートです。焼肉をするわけではありません。お好み焼きを焼くためのホットプレートです。
 フライパンで焼いても良いのですが、一度に2枚、3枚と焼くには盤面の大きなホットプレートがやはり便利です。

 粉もお好み焼き粉ミックスみたいなお手軽から、山芋やだしを入れてお手製のものまで各家庭で工夫と精進をしていますので、自宅で食べても不味いお好み焼きになることは、まれな事故としか言いようがありません。

 お好み焼き店の出食形態ですが、お店の人が焼き上がりまで世話をしてくれるタイプと(この場合、勝手に触ると怒られる場合あり)、焼はじめまではセッティングしてくれてひっくり返すタイミングや焼加減などを行うのは客の場合と2通りあります。
 道場となると、具材と混ぜて広げるところから自分でしなければならないのでしょうか。
 大半の大阪人は、外で食べるのに自分で焼く管理をしないとならないのは、なんかお金を払ってまでしなければならないことなのかと自問自答してしまうのではないでしょうか。

人面ギョ

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 元祖は泳げたいやきくんかと思われます。

さかなやさんの居酒屋さん

 人面魚、一時ワイドショーなどでもてはやされたネタとして見かけましたが、あちこちで見つかったなどの普遍化が進んでネタとして取り上げられることもなくなりました。
 しかし、怪しいゲームの「シーマン~禁断のペット~」というタイトルで出たのが人面魚再ヒット。
 まあ、こちらはゲーム制作者の斎藤由多加氏の顔がついた人面魚?を飼うというペット育成シュミレーションと言うかなんというか異質なゲームでした。
 で、その後は人面魚なんて特に取り上げられることも無くなり化石化(笑)。

 掘り起こしたのかどうかは判りませんが、看板に人面魚というか擬人化した魚(の、ようなもの)が描かれています。はたしてこれを見て面白いと思うか気持ち悪いと思うか、はたまたしょうもないと思うのか、それはお客さん次第です。

 放置自転車で危ないのではなく、放置自転車が危ない!

警告看板
 警告看板
 「今日もおくのかあんたの自転車」だけでも充分

 この意味深な爆弾マーク。
 放置自転車は撃破されるのでしょうか。はたまた、パンクされまくりになっても知りませんよとか、サドルが無くなる、前輪や後輪が無くなる、自転車が無くなるなんてことを彷彿させるイメージが強烈です。
 私は駅まで自転車のほうが明らかに楽な距離ですが歩いて通勤をしていますので、放置自転車が拉致される心配も無く、逆に駅周辺の自転車にはあきらかに辟易するものがあります。
 朝の時間帯だけ撤去してもらうより朝夕、特に夕方の自転車のほうが撤去すべき数は半端ではないのですが、なぜにか朝しか撤去してくれません。

 この看板言っていることは充分ご立腹度合いからして判りますが、到らしめる手段を教えてもらいたいところです。
 やっぱりチュドーン!と爆破されるのでしょうか。

 2011年のアナログ地上波停止後が心配です。

伊藤電機
 伊藤電機(伊藤テレビ)

 中古テレビ専門です。
 しかもブラウン管がガンガン並んでいます。
 NTSCしか見れません。
 地上波が停波したら、そのときにはデジタル系のテレビが置かれているのでしょうか。

 だいたい、中古テレビなどを取り扱う店舗は、簡単な故障は修理したり、整備してから店頭に出すなど技術力を持った店舗が多かったのですが、デジタル化が進むと回路がブラックボックスと化してしまっており、手出しができないものがほとんどとなってしまいました。
 そのため、このような中古テレビ店の先行きが非常に心配です。

 なにせ、デジタル。1か0ですので、動くか動かないかというはっきりした境界線があります。アナログならちょっと色が悪いとか同期が甘いとかでごまかしてしまいそうというか割り切ってデメリットを値段に反映してメリットとしてしまう手段が取れるのですが、デジタル家電はそうはいきません。部品もゲートアレイなど交換もできませんし、専用チップのオンパレード。
 なんとか映るようにするなどの手段は皆無に近く、壊れたものを直せるのはメーカーだけという状態になってしまっています。
 壊れるイコール廃棄かメーカ修理しかありません。
 なんとなくつまらないですね。

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