なんぎ: 2013年2月アーカイブ

 先日の製作会でメイン部分以外を製作。なんじゃこらですけど。

fat boost 筐体
 エフェクター筐体
 ポッド 左:入力ゲイン 右:出力ボリューム 中央:音質

筐体内部
 筐体内部配線

 デジタルオーディオの方が行き詰まっているので気分転換にエフェクター製作。もう、なんか現実逃避としか言えませんが(笑)

 今回はFat boost(初代)を作ろうと計画。
 筐体加工を製作会の機材を使わせていただき、初日に穴開け加工を済ませて帰宅後の夜中に塗装。端から見ると怪しい人オーラ全開です。そもそも寒いですし、よく見えないのであまり良い条件ではありません。イマイチ塗りが完了していないこともあり、翌朝に寒い中さらに塗装作業に励む事に。おかげで筐体は塗装まで完了。

 今回は金蒔絵風の筐体に仕上げました。
 サーフェイサー→黒→金→透明で仕上げ塗装とかなりの回数の塗装をしました。特に仕上げの透明は艶を出したいためにかなり塗り重ねをしています。

 2日目に筐体へポッドやスイッチ、コネクタ類などを実装して内部配線。
 筐体内部配線はXHコネクタで基板を接続するタイプにして内部配線を行いましたが、まだ基板の部品レイアウトが完了せずにいるので基板無し。
 魂の抜けたエフェクターの側だけになっています。
 早々に基板を仕上げてしまいたい所ですが年度末の怒濤の仕事押しでどうなる事やら。

 けっこうあるのです、この営業形態の店舗。

生玉電業社
 生玉電業社

 いわゆる一般客向けの物販店舗ではなく、取次や卸の店舗。
 基本はパナソニック製品を取り扱っていらっしゃる生玉電業社です。

 得意商品は大型白物家電である、冷蔵庫、洗濯機、エアコンのようで、店舗店頭や中(ほとんど倉庫状態)にみっしりと段ボール箱が積まれています。日本橋のでんでんタウンなどの表通りに面していないので目立たないのですが、業務店舗が実は日本橋にはまだまだたくさんあります。
 来客が売り上げに直結しないので地の利の融通が効くのでしょう。

 かなり誤解を招きそうな予感がするのですが。

猿
 串焼き「猿」

 屋号がどうも食べ物と結びつきません。
 猿が焼いているのか、猿が焼かれているのか、だとすると相当怖いです。
 店員が猿となると、ある意味凄いです。

 いやいや普通の串焼き屋さんですのでご心配なく。

 看板にこっそりかかっている木彫りの「見ざる・言わざる・聞かざる」が意味深です。

 地名表記に2種類あるので迷います。

楠葉
 楠葉(くずは)

 この看板を見てあれ?と思った方、京阪沿線を利用している人です。はい。

樟葉駅
 京阪電車 樟葉駅(くずは・えき)

 楠(樟)に葉で「くずは」が正解なのですが「樟」が「くす」なのに対して「楠」は「くすのき」なので1つ目の表記だと「くずは」と読むのが判るのは無理ではないかと。

 古事記によると「屎褌(くそはかま)」が訛って「楠葉」になったとの記述があるそうです。
 その後、地名は「くすは」あるいは「くずは」という名称のままで「葛葉」という記述も見られますが、「楠葉郷」〜「楠葉村」となります。「樟葉」が使われるようになったのは、明治22年〜昭和16年の間に使われた自治体名で、その間に京阪電鉄が開通(明治43年)したため駅名は「樟葉」なのですが、元々の地名としては「楠葉」が使用されていたため住所地番の記載では「楠葉」のまま使われているそうです。

 ちょっと滞っている物を放置して(苦笑)気分転換で違う物を作ります。

製作会会場
 製作会会場 共立電子産業本社1F セミナー室

会場の様子
 会場の様子

 とにかく寒い。その寒い中、みなさんモクモクと製作するために来場されます。
 例によって満員御礼状態。組み立て作業で部品や部材を並べるため、3人掛けの机に2人掛けぐらいがちょうど良いのですが、この日は間を詰めてほぼ3人掛けの状態。

 製作物は様々。恒例のフルデジタルアンプキットを製作される方のほか、今回は電源を製作される方が多かったのが印象的です。通常のEIコアトランスでかなりゴツい目のトランスを使ったガッツリの方の他、トロイダルコアのトランスで共立おすすめコースで製作される方など、どういう訳か数人の方が電源を製作していらっしゃいました。
 汎用で使うための電源だったり、デジタルアンプのリニア電源だったりと、目的も様々ですが、筐体加工が一番のネックなのでかなり機械加工音が会場内で聴こえています。
 キーコ・キーコとかグワングワンとかガリガリと、ちょっと賑やかです。

 今回はデジットスタッフの方の力作が登場。

DACユニット
 CS4398 DACユニット

 ベースはWonderPureのWP-9193DAC基板。
 なぜ基板と明記したかというと、搭載しているDACであるPCM1793をひっぺがし、使っているのはDAIのDIR9001と出力のオペアンプのブロックのみ。完成品基板から入出力の全てのコネクタも取り外され、電解コンデンサもJovialに換装。ほぼ原型をとどめていません。
 ここからデジットの高精度クロックやサンプルレート変換などの独立基板群を用いて192kHzまでアップサンプリングした後、別付けのDAC基板上で24bit/192kHz対応・120dBダイナミックレンジであるCIRRUS LOGICのCS4398で平衡出力のアナログ信号にした後WP-9193DAC基板上のオペアンプに戻してオーディオ出力としています。オペアンプももちろん換装済みでMUSES 02を使うという徹底ぶり。
 電源オン時の出力切り離しや入力切り替えなどの制御にAVRを用いているのですが、制御信号はすべてフォトカプラで絶縁するというこだわり。もちろん電源もオーディオ系とマイコン系は分離。情報表示には青色のOLEDキャラクターディスプレイを使っています。さらに筐体が美しく、市販品に負けない雰囲気を醸し出しています。

 仕事から帰っての自作時間を都合付けるためかなり苦労されたそうで、完成までに半年以上を費やしています。もう、その情熱だけで頭が下がります。

 今回は参加者の方々の年齢層がかなり高めだったのが印象に残りました。
 みなさん、臆せずバリバリ製作していらっしゃいます。作る物もデジタルオーディオだったり、スピーカーだったりと思い思いの製作をされていらっしゃいました。
 配偶者の方のためにラジオの音をもっと良く聴こえる様にしたいとのことで、LM4881を使ったヘッドホンアンプを製作の方。ヘッドホンアンプを通した音にかなり感動されていました。
 中にはエフェクターを製作されている方もいらっしゃり、音源持参で参加という強者も(笑)。

 他の製作をされている方が先般デジットで販売された8cmフルレンジスピーカー(twitpic記事はこちら)を使ってスピーカユニットを作成してらっしゃいました。何の箱かはお伺いしていないのですが、桐箱センターにスピーカーユニットを装着。どんな音を出すのか気になる所です。

 今回は加工系の製作が多く、作業台の清掃など大変だったと思います。
 いつもお世話になっているデジットの方々に、この場を借りて御礼申し上げます。

 そんなこと言われても....。

なんじゃろ
 「なんじゃろ?」

 もう、完全にインパクトで引っかけ系の屋号です。
 ご丁寧に「?」まで付いているのです。
 明らかに、このお店ってなんじゃろ?と思って突撃している人が多数と思われます。

 まあ、お客に「なんじゃろ?」と訊く事は無いと思いますが、訊かれても回答できませんよね。

 どうも、どこかで見た事があるんですが。

CABIN
 喫茶「CABIN」

 どうも伝説のセーラー服を着た男のようです。
 船乗りだったり水兵だったりするのですが、どちらにせよ海の男。そのうえ女性に優しく、ほうれん草を食べると超人的なパワーを発揮してバッタバッタと敵役を倒したりピンチを脱出します。

 そう、彼の名は「Popeye(ポパイ)™」。恋人の名は「Olive Oyl(オリーブ・オイル)™」で、敵役は「Bluto(ブルート)™」。この3人を中心にドタバタアニメが展開されます。

 このアニメーション作品は初期の物はすでに著作権が切れていて、二次創作も含めて自由に無許可で利用できるものがあります。なので、この看板のキャラクターは著作権侵害の対象にはなりません。
 しかし、キャラクター名は商標登録されており、使用できないため屋号が「CABIN」となって「ポパイ」の文字はありません。まあ、明らかにポパイなんですけど。

 ちなみにオリーブの兄がいるそうで名前は「Castor Oyl(カスター・オイル)」。格好良さげな名前ですが、妹と同じく実際の油の名前のパロディで、ひまし油の事です。オリーブ油は摂取しても問題ありませんが、ひまし油は下剤として用いられ、飲むと下痢を起こし、大量に飲ませて自白を強要する拷問にも使われたとか。とんでもない兄が居たものです。もっとも優秀な潤滑性から初期の航空機の潤滑油としても使われていたそうなので、そちらの意味を含ませている方が大きいかもしれません。

 作品中でポパイがピンチになった時に食べるのがほうれん草の缶詰。実際はほうれん草の缶詰というのは存在しなかったのですが、このアニメーションのおかげで後に作られる様になったとか。味の方は不明です(笑)。

ちゃん付け

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 なんでも「ちゃん」を付けたがるのが関西人?

赤だるまちゃん
 赤だるまちゃん

 初めて見た時の認識が「赤ちゃん」だったのですが、よ〜く見るとなんか違う。なんか文字数が多いぞってなり、よく見ると「赤だるまちゃん」でしたよ。
 認識回路の誤動作が多いですね(苦笑)。

 持ち帰り弁当のお店なのですが、店舗前にも赤だるまがあるわけでもなく、看板も赤だるまが無いのですが、屋号は赤だるまちゃん。
 近隣に炉端居酒屋で「赤だるま」という店舗があるので、関連があるのか無いのか。

 まあ、食べ物系でチャン付けする例は「飴ちゃん」だけなのですが、どうも関西弁は何にでもチャン付けすると思われている節があります。実際は、サン付けの方がスタンダードで「お豆さん」とか「お稲荷さん」などの方が遥かに多く存在します。

 トランスやインバーターなどを製造・販売しています。

大阪高波
 大阪高波株式会社

 既に創業50年を迎えていらっしゃる大阪高波株式会社(おおさかこうは)です。
 日本橋の店頭一般売りでは小型トランスが並んでいますが、蛍光灯インバータやステップアップ・ダウントランスなどの大型トランスも製造販売されています。

 実際に私のTA2020-20アンプの電源部のトランスは大阪高波KM-0510(9.5V/1.4A)にお世話になっています。このOIコアのトランスはコンパクトでありながら容量が大きくなかなか便利なトランスで、一般的な立方体ブロックの外形ではなく薄い形状ですので背の低い機器に収める場合に大変便利です。

 一般的な電源用トランスはスイッチング電源の台頭でかなり需要が減ってきていることもあり、なかなか難しいようですが強電はまだまだトランスの出番が大きいので、ここはじっくりと頑張り続けてほしいものです。
 オーディオ関連が盛り上がってきているようですので、またリニア電源としての需要が復活するかもしれません。

 社名の高波ですが、パッと思いつきそうな「高周波」からではなく創業社長が高知出身でそこから高潮の波に乗ってやってきたところから付けられたそうです。

 冗談や遊びではありません。

本気・マジ
 串カツ処「本気」

 青野春秋氏の作品で「俺はまだ本気出していないだけ」という、とっても勘違いな痛いタイプのキャラクターが主人公の漫画がありますが、「本気」を出したらどうなるのか見物です。バツイチ子持ちで実家暮らしのうえ、定職無しでバイト。そのうえ高校生の娘に金をせがむという究極のダメダメ人間ですね。なんか映画化するらしいですので面白いのかも(すみません、読んでません)。

 ここの屋号が「本気」。「ほんき」かと思ったら「マジ」とタメグチの方でした(笑)。
 何がマジなのかは直接お問い合わせした訳ではないので、例によって勝手な妄想で進めますが、串カツを揚げるのに命を懸けているとも読み取れます。美味しい物を提供するのに本気なのかも。まあ、お金儲けだったりするかもしれませんけど(爆)。

 「本気」に対する正しい読み方は「ほんき」で、「マジ」と読ませるのは当て読みで、元々に無い読ませ方です。
 ちなみにこの「マジ」の当て読みを広めた一番の功労者は立原あゆみの作品「本気!(マジ!)」ではないかと思ったりします。

巨大看板(#16)

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 これは威力が絶大すぎて通り越しています。

巨大握り寿司
 巨大握り寿司

 道頓堀の目抜き通りにある寿司店の立体看板。
 もう大きすぎです。というか、かえって不気味な雰囲気がにじみ出ている状態と言えます。美味しさを演出するのなら、かえって逆効果かも。

 コレだけ目立てば、目立ったもの勝ちの論理なら勝利宣言しても良いと思います。
 でも、ネタが美味しく無さそうなんですよねぇ。

阿部定

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 これは確実に阿部定形のトマソン。

阿部定鉄柱
 鉄柱の阿部定

 道路脇の標識か街灯かの鉄柱(パイプ)の切り取られた後がそのまま放置。
 中にコンクリートが埋まっているので一応補修したつもりなのかもしれませんが、切り取られた後も相当の時間が経っているにもかかわらず撤去に至らず。撤去費用が惜しいのかと思ったりもします。

 一段高くなった場所にありますので、無害なトマソンだとは思いますが、なんとかならない物なのかと考えてしまいます。これって路線があまり整備されていない悪いイメージになるだけではないでしょうか。

点対称

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 ロゴが美しい点対称です。

ONO
 「ONO」

 「オノ」さんのお店なのでしょうが、このロゴが秀逸。
 単純な線で構成され、ONOがそのままロゴになり、しかも点対称。美しいです。

 もう、クダクダと書くのもためらわれます。

 どこでもオバハンパワーは高いのですが、これもかなり高そう。

ひったくり撃退
 ひったくり防止ポスター

 以前にもオバハンパワー全開でかえって怖いポスターをご紹介しましたが、今回も同じ。
 すでにひったくり犯がビビりまくりのイラストになってしまっていて、ひったくりの注意喚起ポスターという初期の意図から外れている様に思えて仕方ありません。

 パーマをかけたヘアスタイル、濃い化粧、派手なネックレス、アニマル柄のカバンなど、絵に描いたような(いや、絵になってますけど)オバハンスタイルそのもの。
 しかし、オバハンはこんな風体だという事を示されていてもオバハン達は一向に気にしないのが不思議な所で、頭の中では「あの人やわぁ」と他人の風体にすり替えて、絶対に自分の事ではないと思い込んでいそうです。

 ひったくりよりも、オバハンの方が怖いです。いや、正直な所。

南の島の大王

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 大王様は弁当屋さんもやっていたのですね。

カメハメハ
 おべんとう「カメハメハ」

 伊藤アキラ作詞・森田公一作曲の童謡で有名なカメハメハ大王。
 もっとも曲の方はタイトルも歌詞中も「ハメハメハ」となっています。
 ハワイは文字を持つ文化ではなかった事に依るもので「カメハメハ」ではなく外国の古い文献で「ハメハメハ」と記されたものもあるようです。それを知っていたのか知らずか童謡の歌詞の設定としてハメハメハ大王はカメハメハ大王の友達だとか。

 初めてハワイ諸島を統一したカメハメハ1世は長身で聡明な人物だったそうで、この弁当屋さんのイラストのような、てぷっとしたひげを生やした風貌ではありません(笑)。

 とある動物病院の名前が意味深です。

チョコ動物病院
 チョコ動物病院

 犬の名前に「チョコ」を付ける人も結構居るようですが、チョコ、すなわちチョコレートは犬に食べさせてはダメな人間の食べ物のうちの一つです。

 チョコレートにはカカオマスが使われていますが、このカカオの実から作るカカオマスには苦味成分であるテオプロミンと呼ばれるカフェイン類似アルカロイド物質が含まれていて、緩やかですが覚醒作用があり、リラックスさせる作用を持ちます。
 ヒトでは速やかに肝臓で分解して別の物質になり排泄されるため問題にはならないのですが、犬の場合は違います。イヌはこのテオプロミンの代謝が遅く、排泄されずに体内に長く留まり、作用がより強く・長く現れてしまいます。
 具体的な中毒症状としては、下痢・嘔吐、興奮、ふるえなどに始まりひどくなると昏睡、けいれんなどを引き起こし、死に至る場合があるのです。

 チョコに含まれているテオプロミンの単位重量あたり含有量はホワイトチョコが一番少なく(カカオマスとは縁がない)、次いでミルクチョコレート、ビターチョコの順で多く含まれます。料理用に使う甘く無いチョコや一時流行った99%カカオなどは相当含まれていて、少量でも小型犬ならアウトになる可能性が高いのです。

 チョコを食べさせてチョコレート中毒になったイヌをこの病院に搬入するのはかなり「なんだかなぁ」な印象がありますが、絶対にキツく怒られる事は間違いありません。

ゾウサン

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 巨大看板数あれどこれはかなりリアルタイプ。

象の玉乗
 象の曲芸

 この看板のある場所、サーカスとか曲芸とかは全く関係無さそうな店舗なのです。
 なぜにこの場所に玉乗りの曲芸をしている象のオブジェがあるのかさっぱり意味不明。普通の象にしては退色しているとも思えないぐらい白いので神聖な白い象なのかもしれません。

 いずれ、じっくり散策して突き止めてみようと思います。

厳寒ツーリング

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 何が悲しくて走っているのやら(笑)。

気温1℃
 気温1℃
 写真では判らないが雪が降っている状態である

 ちょっと気温も上がったようだし、このところ雨も降っていないから凍結や積雪は大丈夫だろうと思って能勢方面へ。
 ところがどっこい、R171から折れて府道110号に入ったとたんに白い雲が立ちこめてきてヤバいと思ったら霙まじり。そのまま福井から山手にはいったら、雪に変わってしまいました。路面に全然残らずに溶けているので「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせてそのまま妙見山へ進むのですが、いつにも増して寒い!

 それもそのはず。妙見山に登る段階で気温がご覧のように1℃になっていました。
 そのまま野間峠をビクビクしながら下りて行ったのですが、野間峠は万年日陰の場所もあり、至る所に解氷剤が撒かれまくっていまして、すでに解氷剤で滑る路面になっています。もう、ソロソロ運転です。ツーリング気分なんかありません。しかもブレーキやクラッチの操作をするたびに指の熱を奪われて感覚が無くなって行き、ワインディングを楽しむなんて状態ではありません。とにかく寒い!

 今回は篠山から福知山方面へ抜ける勇気はありませんでしたので、亀岡方面へ向かってR9で京都へ抜け、R1を使って大阪まで戻ってきました。
 妙見山から亀岡方面に下りた段階で気温は8〜9℃に上がっており、その気温ですら走っていてなんと暖かいんだろうと錯覚するほどです。
 なんとか大阪まで戻り、日が落ちて寒い中、解氷剤を落とすため止めを指すようにさっと水洗いしてから、お湯でゆっくり手を温めて部屋で体もぬくぬくになるまでコタツに入っていましたが、どうやら手の甲がしもやけになった模様。これは防寒手袋で臨まないとさすがにダメかと。

歩行者横断禁止

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 道幅が広く交通量が多い所がよく規制されています。

歩行者横断禁止
 歩行者横断禁止

 この標識がある場所、歩行者は道を横断して渡ってはならないのですが、ご覧の通り渡る人が多数。
 中央分離帯の生垣にも、人が良く通るせいで獣道のように通路が出来上がってしまっています。

 道路交通法第十三条(横断禁止の場所)第2項によると「歩行者は、道路標識等によりその横断が禁止されている道路の部分においては、道路を横断してはならない。」とありますので、この場所は法で横断を禁止されている場所なのですが...。

 中央分離帯が続き、次の横断歩道付き信号までの距離が長いので、急いでいると、つい。なのでしょうが、危ないですよね。
 さらに、この場所の標識はご丁寧にひらかなで「わたるな」と年少者にも解る様に掲示されているのですが、まあ渡っているのは大人ばかりという(苦笑)。

 この場所で車に轢かれてもあまりいい条件で交渉できませんから、みなさんご自粛を。
 道路交通法違反で歩行者が捕まると、反則金納付なんてまどろっこしい事はなく、いきなり略式命令で罰金納付〜交通前科一犯になりますのでくれぐれも違反しないよう法を遵守してください。

221系電車

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 大和路快速でたまたま乗車。

221系
 221系1次車 クハ221-1
 撮影 2013年 2月

 117系近郊電車の後継として導入されたのがこの「アメニティライナー」の愛称を与えられた223系電車で、1988年から導入されたのですが、民営化された直後の当時のJR各社に比べて大量増備をおこない、新快速や大和路快速で活躍していた車両で当時、先進的だった3扉転換クロスシートなど先進的な車両レイアウトを導入、座席1席につき1枚の窓に加え戸袋部分にも窓が設置され、高い居住性などから1990年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。

クハ221-1
 221系 クハ221-1
 撮影 2013年3月

 大量増備で広く使われたのが幸いしてか、災いか、221系の後続である223系のさらに後続である225系を投入してもなお、旧車両である221系を通常運用し続けています。
 現在では新快速での運用はほとんど無い物の、東海道本線(東は大垣まで)、山陽本線(上郡まで)、赤穂線、播但線、福知山線などの阪神方面のほか、湖西線、奈良線、和歌山線、桜井線など広いエリアで、現役活躍中です。

 さらに長持ちさせるつもりか、徐々に改造されており、全474両を体質改善などのリニューアル改装を行うとか。
 シート地を最新車両の225系の仕様に取り替えられ、吊り手や扉付近の内装なども同様に225系と同じ様式に目立つ物、握りやすい物へ。
 トイレを車いす対応の洋式トイレとし、車いすスペースを設置。
 出入り口付近の座席を補助席付きの座席に変更。
 出入り口上部に電光式の「次駅案内表示器(車内スクロール)」を設置
 などなど、最新の225系に劣らない内装・装備へと更新中です。

 103系といい、201系といい、205系といいJR西日本は本当に物持ちが良いですね...。

よく見ると顔

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 普通にあるたこ焼き店の看板かと思いきや。

たこ八
 「たこ八」

 タコの絵が書いてあって、その上から屋号の「たこ八」と文字が書かれているだけだと思っていたのですが、よ〜く見ると「たこ」の文字の後ろの絵にタコの目が描かれています。
 まるで隠し絵的な看板。
 しかも看板の下からタコの足がはみ出して伸びています。

 さらっと見過ごしてしまったのですが、かなり凝った意匠。
 ただ、よくあるたこ焼きの看板の様に口がついていないのでちょっと不安にさせられます。口がある方が可愛いですよね。

 食べられる側の気持ちってどうなのでしょうか。

たこのきもち
 「たこのきもち」

 たこ焼き店の店名である事はすぐ判りますが、なんとなくすっきりしません。
 なにせ「たこのきもち」です。タコに感情があるかどうかは別にして、あったとすれば今から食べられる訳なのでよい気持ちになれるとは思えません。

 悲しいタコの物語が綴られているに違いありません。
 いや、美味しければ関係ないか(笑)。

果物魔人

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 よーく見るとちょっと怖い。

果物魔人
 果物魔人

 果物店のテントに描かれたイラスト。
 トマトみたいと思いきや、パーツが全て果物。
 頭:ミカン
 眉:バナナ
 目:リンゴ
 鼻:サクランボ
 口:スイカ
 と、すべて果物で構成されています。さすがにスイカは切ったイメージですけど。

 でも、良ーく見つめているとなんか果物のお化けというか魔人のような気がしてきて、すーっと血の気が引いてきます。
 夜中に夢に出てきて襲われそうな予感...。

 なんとなく真っ直ぐが進めない。

指定方向外進行禁止
 指定方向外進行禁止

 確かにこの交差点はちょっとややこしいのです。
 でも何となくまっすぐな方向で、しかも左方向がアウト。道なりになんとな〜く進むと通せんぼされてしまうというトラップ的な交差点。

 でもパッと見て理解できるか?と、言われるとやっぱり無理な気がします。

 これは漢字が難読なパターンです。

菰江
 菰江(こもえ)

 「なすえ」ではありません。1文字目は「茄」ではなく「菰」です。
 熊本に同表記の地名があり、そちらは「こものえ」だそうですが、大阪は「こもえ」が正解。「菰」の文字が通常使う文字ではありませんので、漢字が難読な地名のパターンです。

 「菰」は「薦」とも書き、マコモ(真菰)の古い名称でもあり、マコモやわらで織った筵(むしろ)を指します。熊本や佐賀、淡路島にも同名表記の地名があります。
 古くは「蔣」の文字が使われていました。地名の由来はこの場所で先のむしろである菰が多く作られた事に由来するようで、「蒲江」とも書かれていたようです。

 今回は開催前に満員御礼の告知が出てしまい、相当申し込みが多かった模様です。

製作会会場
 製作会会場
 共立電子産業 本社1Fセミナー室

会場の様子
 会場の様子

 今回は開催日前日にすでに満員御礼の告知が出ており、覚悟していました。
 実際に満員御礼状態で、前回のような定員オーバーの立見席状態では無いものの盛況です。

 また、今回は女性の参加者が多かった事が印象的でした。ちゃんとハンダづけも自分で作業、開発環境の構築まで進めてテストプログラムの書込みを行ってボードの動作確認までされていらっしゃいます。

 参加者の方々が全体的にモーター制御を目標にされている方が目立って多くなってきました。
 Lチカではさすがに満足感が足りないのでしょう。やはり実際に物が動くモーター制御というのは魅力的な目標だと思います。ただし12V系の電源が別途必要だったり、モータードライバーが外付けで必要、もちろんモーターも必要ですのでちょっと費用がかさむのが玉に瑕です。
 ステッピングモーターはパルス制御が必要ですし、加速〜減速処理や脱調しないように制御するのも注意が必要ですのでハードルとしては全くの初心者からスタートだとするとやや高い目に位置するのではないでしょうか。単純に動かすだけならパルスを送るだけなので簡単ですが、位置決めや原点補正などの処理を加えるとなかなか規模が大きくなってきます。

 その他、マイコンがSHシリーズだったり、非マイコンの電子工作だったり、参加者のバラエティも広くなっています。まずはものづくりを体験してもらい、自分の手を動かしてものづくりを感じ取ってもらうのが目的ですので、目標を自分で決めて作るのには制限はありません。ただし、あくまでもAVRを利用したマイコンの応用製作がメインですが、そこは寛容な主催者のデジットさんに感謝でしょうか。

 私もそうなのですが、ノートPCがMacintoshという方がなぜか毎回いらっしゃいます。しかも毎回違う人だったりして、MacOSでWindows環境を構築してマイコンの開発環境を作り込むというのは結構みなさんやっていらっしゃるようです。
 私はVirtualBoxで構築しているのですが、それぞれVMWareだったりBootcampだったり実現方法は様々です。
 環境のPCの選定要因はMacBookProの電池稼働時間が長いのと元々がMac使いというのが要素として大きかったのですが、他の方はどうだったのでしょうか。気になる所ではあります。

ヨットのナビシステム
 ヨットのナビシステム

 前回に完成されたGPSで自分の船の位置を表示させるなどのナビシステムの小改造でお持ちされていたのがコレ。パネルの出来が凄い。これが実際にヨットに取り付けられているそうで、ちゃんと板金でパネルを組まれていてしっかりとした造りになっています。

 今回も会場を提供していただいている共立電子産業とサポートしていただきましたデジットのスタッフの方々にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

府立水大!

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 都立水商!という漫画がありましたが、それのパロディなんでしょうか。

お水の大学
 「お水の大学」
 オープンキャンパス開催中であるがきっと通年(笑)

 スナックの屋号でその看板だと思うのですが、笑わせていただきました。

 都立水商!という室積光氏による架空の風俗関連を学ぶための学科で構成された「東京都立水商業高等学校」が舞台となった漫画がありましたが、それの大学版(ウソ)。

 こちらは大学で、スナック学科のみのようで、しかもオープンキャンパス(笑)。
 ということは、会員制のスナックでは無くお気軽に入る事ができるようです。

 以前にも書いたかもしれませんが、職業として接客されるとどうも醒めてしまって、通い詰めになるなどという状況に至る心情がどうも判らないので、私にとっては呼び込みにもなっていない次第。
 しかし、一般的にはこのウィットの効いた看板はなかなかアイデア物だと思うのですがいかがでしょうか。

気にしない

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 どんまい、どんまい、気にしない。

どんまい
 「どんまい」

 「どんまい」は「Don't mind」が日本語化したものです。
 使い方は元の意味と同じで、「気にするな」とか「心配するな」という意味で使われていますが、これは原語とほぼ同じ意味です。
 これは言われた方が気にしないからという使い方で、相手に対して気にしないでという意味で言う場合は「Never mind」というフレーズが使われますので、日本語化なら「ねばまい」でしょうか(笑)。

 しかし、「料理がちょっと...」とかいう状況になっても「どんまい、どんまい」とお店の人に言われてしまうと「Never mind」の方じゃないの?と思ってしまいます。
 いや、言われた事は無いんですけどね。
 看板書きに何も書かれていないので、どんなお店か不明ですが、おでん屋さんだそうです。

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